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「魔法って、だいたい戦う時に発動される物だから、剣技を磨けば自ずとコントロールもついてくる筈だよ。あ、だったら俺と一緒に訓練する? 夜寝る前に、一時間位?」 ヒューイの問いに、セオは目を見開いた。 寝る前に一時間? ヒューイは毎日こんなに遅くまで訓練をしているのに? 「だ、ダメだよ、ヒューイ。ヒューイは朝だって俺達より早く起きて艦長のところで働いてるのに、ヒューイの寝る時間がなくなっちゃうよ!」 セオは自分の心臓がひどく高鳴っていることに気づいていた。どうしてこんなにドキドキする...
真昼の月 | 2025.11.23 Sun 01:52
え? 本当に? 本当に魔法なのか? 雷魔法? 雷? すごく珍しい属性? え? すごい? すごいの? 「え……。ほ、ホントに……?」 恐る恐る聞き返すと、ヒューイはそんなセオの動揺をまるっと無視してぐぐっとセオに顔を近づけた。 「それ、今も出る?」 「いや、出そうと思って出るわけじゃないんだ。あの時は、火事場のクソ力っていうか……」 「それを、いつでもコントロールできるようにならないと! 魔力の発現は個人差があるけど、14、5歳くらいから25歳くら...
真昼の月 | 2025.11.15 Sat 23:53
◇◇◇ ◇◇◇ イグニスとの稽古を終え、ヒューイはそっと部屋に戻ってきた。ヒューイのベッドは六人部屋の入り口入ってすぐのベッドだ。普通は人の出入りがあってうるさく感じる者も多い場所だが、夜中にこっそり帰ってくるヒューイにはありがたい配置だった。 ドアを開けると、中からのどかないびきが聞こえてくる。みんな疲れて眠っているようだ。ヒューイも顔を洗ってさっさと寝よう……とベッドの下から洗面道具を取ろうとすると、囁くような声で「おかえり」と声をかけられた。ヒューイと同じくドア...
真昼の月 | 2025.11.09 Sun 03:08
「さぁ、座学はこの位で良いだろう。この後はお楽しみの剣術だぞ」 「はい!」 剣術と聞いて、ヒューイの顔が目に見えて明るく、楽しげな物に変わった。なんだかんだ言っても、やはり座学は苦手なのだろう。その正直さが微笑ましい。 夕飯を食べて、勉強の続きをして。本当ならこの後は部屋でゆっくりと体を休めたり、陸にいる今なら町で少しくらい羽目を外す事もできるのに。これから剣術と聞いて嬉しそうにするヒューイはさすがに剣術バカと言われても仕方がないような気がする。 だが、上に行く者は大抵何かしらの...
真昼の月 | 2025.11.01 Sat 22:04
ヒューイの大きな目に見つめられて、思わずイグニスは赤くなった。 あ、やばい。ここで赤くなったらやばい。ヒューイにしてみたら、こんなおっさんが赤くなりながらガン見してたら怖いだろう。セクハラって思われちゃうかもしれない。違うんだ。何か。何か言わなくちゃ。 「いや、す、すまん……。ヒューイは、いつも頑張っているな、と思ってな」 「え?」 イグニスの顔は真っ赤だった。あんまり恥ずかしそうにヒューイから視線を反らせたりするから、思わずヒューイの方も、かぁっと赤くなってしまった...
真昼の月 | 2025.10.26 Sun 04:06
ヒューイの大きな目に見つめられて、思わずイグニスは赤くなった。 あ、やばい。ここで赤くなったらやばい。ヒューイにしてみたら、こんなおっさんが赤くなりながらガン見してたら怖いだろう。セクハラって思われちゃうかもしれない。違うんだ。何か。何か言わなくちゃ。 「いや、す、すまん……。ヒューイは、いつも頑張っているな、と思ってな」 「え?」 イグニスの顔は真っ赤だった。あんまり恥ずかしそうにヒューイから視線を反らせたりするから、思わずヒューイの方も、かぁっと赤くなってしまった。 ...
真昼の月 | 2025.10.26 Sun 04:03
そろそろBのLが動き出すかも……。 なかなか動かないお話ですいません💦💦 ==================================== ◇◇◇ ◇◇◇ ヒューイがイグニスの従卒になって、約1ヶ月が過ぎた。この1ヶ月は、ひたすら勉強と訓練の日々だ。 水兵として働いていたときは朝5時に起きれば良かったが、イグニスは4時にはもう起きるているから、その時間までにイグニスの部屋に行かなければならない。そうしてイグニスが...
真昼の月 | 2025.10.18 Sat 22:26
すみません! 先週の更新がうまくいかずに、更新が反映されたのが日曜の夕方ぐらいだったとご指摘をいただきました💦 先週更新しておりますので、もしご覧いただいていない方がいらしたら、こちらからご覧くださいませ💦💦 >>>少年と剣聖と海の魔獣:25 いつも更新が遅くなってしまい申し訳ありません💦💦💦 イヌ吉拝 ============================= ...
真昼の月 | 2025.10.12 Sun 03:26
「ユグノーもお前のお守りなど飽き飽きだろうよ」 「ちょっと兄上、それ以上言うとアスターが泣きますから!」 どんどん激昂する兄をユアンシェンが諫めれば、その矛先はユアンシェンにも向かった。 「大体お前も何を甘やかしているんだ! こいつが現実も見ないで我が儘ばっかり言ってるから、我が国の国防の要である剣聖がいなくなったのだぞ! こいつに責任を取らせるべき所を剣聖が一人で泥を被って……!」 「いや、それはみんなが同罪でしょう!!」 そう。みんなが同罪だ。国王である父も、王妃で...
真昼の月 | 2025.10.05 Sun 07:44
「……その時には、我が国の全力を持って、ユグノーを殺さねばならぬ」 「そうですね。剣聖を国外に出す事は阻止しなければなりません。そのときには王立騎士団総長と飛行団長、二人の剣聖を彼に当たらせるしかないでしょう」 二人の顔は真剣で、アスターをからかっているわけではなさそうだった。なんということだ。二人とて、ユグノーとは幼い頃から共に育った仲だというのに! 「何てことを言うのですか……! 兄上、あなた達はユグノーを何だと思っているのですか!?」 「お前がユグノーが他...
真昼の月 | 2025.09.27 Sat 22:56
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