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JUNE/BL/ML

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JUNE/BL/MLなど言われる、男×男などの同性愛要素を含む創作小説テーマです。
※ R-18作品には必ず分かるように明記しましょう。
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ロミオとジュリエット 17

                      登場人物プロフィールはこちら                       主人公東郷の邸宅 「はい。おはようございます。」結が、iphoneを取った。 「道ノ瀬さん、楠本です。今ご自宅ですか?私は玄関の前にいます。開けていただけますか? 大変なんです、週刊Bezのネット版に、道ノ瀬さんのスキャンダルが出ています!」 「えっ!?」 結が、ベッドにあった水色のガウンを慌てて着る。襟を深く合わせ、壁にかかった大きな鏡で、急いで髪を手櫛で整えると、玄関の方へ出て...

大人のためのBL物語 | 2018.11.18 Sun 20:59

光のさす方へ 109

「ごめんごめん。お前、ホストなんてやってた割に、てんでウブいのな。面白ぇわ」 「いや、あの……」 「そんな焦んなくって良いって。お前らのこと気づいてる奴、あんまいねぇから」 「は…はぁ、そ……なんすか……。えっと……あの、でもこれは違って……」    ヒロの焦る様子にふっと笑うと、佐世保は笑いながら、それでも目に力を込めて言い足した。 「いーから。俺は別にそーゆーの偏見もねぇし。お前が体使ってのし上がったとも思ってね...

真昼の月 | 2018.11.18 Sun 08:02

光のさす方へ 108

 廊下に出て2人きりになると、佐世保はヒロの肩を肩で小突いてニヤリと笑った。 「おい、ヒロ。奢ってやるから、今夜飲みに行こうぜ」 「え……」  佐世保の目が、意味ありげな色を含んでいる。 「あ、はい。分かりました。お願いします」 「おう。じゃ、夜のお勤めが終わったら、店で落ち合おうな。場所は後でメールするから」 「はい」  ヒロが頷くと、佐世保は満足したようにトイレに消えていった。  ◇◇◇ ◇◇◇  佐世保に指定されたのは、蒲田の小さな呑み屋だった。お世辞にも綺麗な店...

真昼の月 | 2018.11.17 Sat 08:02

ロミオとジュリエット 17

                      登場人物プロフィールはこちら                       主人公東郷の邸宅 「はい。おはようございます。」結が、iphoneを取った。 「道ノ瀬さん、楠本です。今ご自宅ですか?私は玄関の前にいます。開けていただけますか? 大変なんです、週刊Bezのネット版に、道ノ瀬さんのスキャンダルが出ています!」 「えっ!?」 結が、ベッドにあった水色のガウンを慌てて着る。襟を深く合わせ、壁にかかった大きな鏡で、急いで髪を手櫛で整えると、玄関の方へ出て...

大人のためのBL物語 | 2018.11.16 Fri 13:35

光のさす方へ 107

「兄貴…」  そうだ。何を勘違いしているのだ。  昨日のあれは、互いを求め合ったわけじゃない。  桐生は怒っていた。怒って、……だから、あれはただの暴力だったんだ……。  シーツの上に、ぽつりと水滴が滴った。  くそ。なんで涙なんか……。ヤクザになって、組まで持たせて貰ったのに、どんだけ自分は女々しいんだ。  そう思って自分を叱咤するのに、涙は止むことがなかった。  初めてヒロって呼んで貰ったのに。あんなに強く抱きしめてくれたのに。  でも、...

真昼の月 | 2018.11.16 Fri 08:02

光のさす方へ 106(R18)

(R18)です! 当blogは18歳未満の方はお読みいただけませんが、苦手な方が目にしないように、一応閉じます! 大丈夫オッケーどんと来い!という方だけ「続きを読む」を押すか、下スクロールでお読み下さいませ。       -----------------------------

真昼の月 | 2018.11.15 Thu 08:01

光のさす方へ 105

「兄貴…」  唐突に、胸の中から突き上げるようにして「この人が好きだ」という気持ちがあふれ出てきた。  今迄見なかったようにしてきたこと。駈の名前の陰に隠し続けてきたこと。  でももう目を逸らすことはできない。自分はこの人が好きなのだ……! 「兄貴!」  そう呼ぶと、桐生の動きが一瞬ビクリと止まった。強い目で睨みつけられる。その視線の強さにゾクゾクした。  今迄の桐生は、ヒロを大切に、優しく扱ってくれてきた。だって、それは駈の代わりに与えてくれる物だったから。 ...

真昼の月 | 2018.11.14 Wed 08:02

光のさす方へ 104

「……何言ってるんだ、お前……」  桐生の声がいつもより低く掠れている事に、ヒロは気づかなかった。 「いや、とりあえずの緊急措置ですから。別に俺、誰かと結婚するつもりは一生無いんで、ちょうど戸籍空いてますから」 「そういうもんじゃねぇだろうがよ!!」  ガンと机を叩かれて、ヒロは初めて桐生が怒っていることに気づいた。  だが、ヒロは何故桐生が怒っているのか分からなかった。自分が言っていることはそんなにおかしな事だろうか。確かに一般的な方法では無いかも知れないが...

真昼の月 | 2018.11.13 Tue 08:04

光のさす方へ 103

「兄貴、忙しいのかな……」  桐生の部屋は、いつもきちんと片付いていたから、ほんの少しの乱雑さが目についてしまうのだろうか。でも、何となく、どこかが少し違うような気がする。  とりあえず窓を開けて、いつもより丁寧に掃除をすることにした。掃除機をかけ、フローリングを固く絞った雑巾で拭いて、網戸にもブラシをかけてから雑巾をかける。実家で家事代行業者がやっていた通りに、網戸の裏面に新聞を貼り付け、表から重曹水を吹き付けてから雑巾でぬぐうのだ。実家にいた頃は全て人任せだったが、やって...

真昼の月 | 2018.11.12 Mon 08:01

光のさす方へ 102

 その考えは、無かった。  奥園の家は、そこまでするだろうか。いや、するのかもしれない。だって、自分はヤクザだ。娘がヤクザを追ってキャバ嬢にまでなったと……そう考えれば、なんとしても娘を取り戻し、更生させなければと、親ならば考えるのではないか。そこに社長や周りの奴らに入れ知恵されれば、そのくらいのことはするのかもしれない。 「……分かりました。その可能性を、風子に話してみます」  ヒロがそう言うと、佐世保は「早くしろよ」と鼻を鳴らした。 「お前だって、こんな事で...

真昼の月 | 2018.11.11 Sun 08:01

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