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「小説」はなんとなく堅苦しい。
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ゲームマスターと虎の色彩

JUGEMテーマ:ものがたり    例えば世界を騙すとして、その世界を司っている何者かは存在するのだろうか。あるいはそれは何者かと言えるような存在ではなく、システムかもしれないし、そのシステムは何者かによって構築されたものだとしても、その何者かはすでにこの世界には存在しない可能性だってあるだろう。すると大樹が騙そうとしている世界の本性は、実は空虚な洞かもしれない。するとその行為は儀式などではなく、遊戯なのだろう。つまり世界には儀式が存在する余地などもうないのかもしれない。全ての儀式は、...

pale asymmetry | 2025.12.25 Thu 18:26

双子の聖女は運命を入れ替える(プロトタイプ版)144

Copyright(C) 2025 Mutsuki Tsugomori All Right Reserved JUGEMテーマ:ものがたり     ・「双子の聖女は運命を入れ替える」の第144回です。 PC不調のため、相変わらずスマホ投稿です。レイアウトの不具合などはPC復活後に修正予定です。   <本文へ移動>   他のページはコチラ→双子の聖女は運命を入れ替える1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/32/33/34/35/36/37/38/39/40/41/42...

言ノ葉スクラップ・ブッキング〜シーン&シチュ妄想してみた。〜 | 2025.12.22 Mon 19:52

黄昏に唇を固く閉じる

JUGEMテーマ:ものがたり    それが鬼だったのかどうかは、今もって解らない。薄暗い黄昏時、いやもう宵の裾を踏んでいたかもしれない。袋小路だったような気がする。そこに私は迷い込んでいた。あるいは追い込まれていた。 「山野は険しいぞ」  そいつは私を見下ろしてそう言った。薄暗くて姿形はよく解らなかった。声は着物を引き裂くような響きだった。低かったようにも思えるし、逆に高音であったようにも思える。どちらにしてもいやらしい濁りを有していたはずだ。 「山野は険しいから、駆け出してもす...

pale asymmetry | 2025.12.16 Tue 18:18

儀式のあとの儀式

JUGEMテーマ:ものがたり    最初には花があった。それは咲き開いた花だった。色はよく解らない。というのも、それを感じていたのは花自身だったからだ。つまり自分は世界に存在していて、今咲いているという状態なのだと花自身だけが認知していたということ。花自身には自分の姿が見えないから、花弁の形や色も解らなかった。では周囲の風景はどうだったのかと言えば、それははっきりと見えていたのだった。だからもし花の傍らに鏡があれば、花は自分の姿を見ることが出来たのだった。もちろんそれはおかしな話だ。花...

pale asymmetry | 2025.12.12 Fri 18:18

オコト様のゆうげ

JUGEMテーマ:ものがたり   「さあさ、燭を灯しましょうね」  祖母がことさら明るい声でそう言い、テーブルに並んだ蝋燭に次々と火を灯した。細長い長方形のテーブルにはハ十八本もの蝋燭が並んでいて、つまりそれはそのテーブルがとても長く大きいことを表している。座敷三間を区切っていた襖を全て取り払い、長方形のテーブルを繋げて並べたのだった。その一番上座に私は座らされた。正座が苦手な私のために、座椅子が用意されていたから、私は両足を投げ出して腰掛けていた。 「宵は短く夜は長いものです。そ...

pale asymmetry | 2025.12.08 Mon 18:41

天使が八角形であることの無意味な意味

JUGEMテーマ:ものがたり    目の奥に渦が発生していて、そのせいで涙が出る感じ。私が天使を感じるときはいつもそういう感じだ。私の天使は人型をしていない。それは光り輝いていて、ハレーションが結晶化したような感じ。その結晶は八角柱状で、じっくりと見つめようとするとその眩い光のせいで涙がでてしまう。そして視界が滲んで見ることが出来ない。だから本当のところは、私はその八角柱を見ていないのかもしれない。それどころか八角柱状ですらない可能性もある。そこに天使がいることは確かなことかもしれない...

pale asymmetry | 2025.12.04 Thu 18:39

ウォータードラゴンの時雨

JUGEMテーマ:ものがたり    ベランダに出したプールの水は、このところの寒さで冷たくなっているはずだ。ビニールの丸いそれは小さなプールで、並々と水を張っても私の膝下くらいの水深にしかならない。裸足になってズボンをまくり、ゆっくりと足を浸す。予想通り、とても冷たかった。世界の某かの真理が溶け込んでいるような気がするくらい冷たかった。 「無理をするのは良くないよ」  先にプールに身を浸していたドラゴンが言う。 「無理はしてないよ」  そう答えて、空を見上げる。どんよりと曇った...

pale asymmetry | 2025.11.29 Sat 17:57

彩色したければ、まず紋様を描かなければいけない

JUGEMテーマ:ものがたり    彩色したければ、まず紋様を描かなければいけない。できるだけ単純で、それ故に際限なく複雑に彩色できる幾何学紋様を。その色の向こう側にも、紋様が秘されていることを感じさせるような紋様を。    瑠璃色の都市では八つの色彩を纏った勾玉が飛翔している。それは舞であり、祈りであり、誘いであるはずだろう。ただ、それは邪な誘いかもしれないことを亡霊が匂わせることになるだろう。その勾玉の飛翔こそが瑠璃都市の光景そのものであり、つまりそれは、勾玉は都市に殉じて...

pale asymmetry | 2025.11.23 Sun 18:22

扉の先、都市の嵐に似たイメージ

JUGEMテーマ:ものがたり    演算機械のようだ。では飛び交っているのは歯車なのだろうか。あるいはそれぞれが使命を帯びた素子なのか。それなら構築されているのは、もっと高次元の思考機械なのかもしれない。それは勾玉だった。八色の勾玉だった。金と銀と朱と橙と翠と碧と紫と藍の八色で、その八色を纏った無数の勾玉たちが都市の内側の曲面にそって、そこに並ぶ無数の建物とそれを繋ぐ回廊にそって飛翔していた。整然と隊列を組んで飛翔していたわけではない。それぞれが独自の軌道を描き、どれ一つとして同じ軌道...

pale asymmetry | 2025.11.17 Mon 21:02

イシキリ

JUGEMテーマ:ものがたり    昨日の宵から今日の未明にかけて、激しい雨が降った。その雨が弱まるとともに風が強まり、北からの風が庭全体を揺すっている。庭は北側に面してはいないけれど、四方から流れ込んできて庭でとぐろを巻いているのだ。こういう朝は、庭に異形の者が現れる。そう教えてくれたのは祖母だっただろうか。それとも大叔父だっただろうか。雨に湿った縁側で、並んで腰掛けて背中を撫でられた記憶がある。でもその手が祖母の手だったか、大叔父のそれだったかは思い出せない。あるいは祖母や大叔父だ...

pale asymmetry | 2025.11.14 Fri 20:22

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