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それでも、住処の構築  3

 これまでもそうでしたが、これからの住まいづくりは、お住まい手自身が一般論ではなくて、ご自分のライフスタイルに合ったカスタマイズができるところまで、深く掘り下げて考えられる必要があります。何を優先して、場合によっては何を潔く諦めるか、取捨選択の精度を高めていかなければ、厳しい状況下で住まいづくりを進めていくことはなかなか難しいことです。もちろんそのために私たちのような職域の人間も住まい手ともっと密に連絡を取り合いながら、想いを共有し、より深く密度の濃い住まいづくりを実践していきたいと思いま...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.04 Sun 14:51

それでも、住処の構築  2

 難しい時代だからこそ本物という感覚は、歴史に範を求めればいくらでも見出せます。厳しい時代にこそ名作が生まれるような気さえもします。逆に、高度成長期のピークの時代に、粗悪な建物のが量産されてきた歴史も自明のことなのです。戦後の高度成長期から、おそらく20年くらい前までは実質ともに右肩上がりで、資本もありましたからあまり何も考えずに、消費の限りを尽くしていても罪悪感すらなく、大量にものが溢れることが当たり前になり身についてしまった時代と言えるかもしれません。それが忘れられず、実は坂道を転げるよ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.03 Sat 06:59

それでも、住処の構築  1

 このところ、目まぐるしく変化していく社会状況などで厳しくなっていく住まいづくりのお話をしていますが、何も脅してネガティブを拡散しているわけではありません。笑。むしろその逆で、状況を冷静に把握して、今だからこそ、どんな知恵で住まいづくりをしていこうかというポジティブを共有したいという想いが強いのです。二極化しようが、経済が低迷しようが、世界情勢が緊迫化しようが、私たちの日々の暮らしは連綿と続いているわけであって、住まいづくりはそういう暮らしの中での当然の流れであり、住まい手の人生の一大事業...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.02 Fri 14:16

さて、どこで暮らそうか…。5

 コロナ以降の急速なライフスタイルの多様化で、必ずしも都市部に住まなければならない人の制約は、ずいぶん緩やかになったような気がします。ネット環境さえあれば、どんな辺境の場所でも仕事が成立し、生活にも支障がないという人も増えました。都市部に人口集中し、軍部が過疎になっていくという単一方向のみの人口流動がここへきて初めて逆方法も模索できる要素が出てきたのです。そういう方達から、馬鹿げた都市集中を回避して、郡部に移り住むのも手かもしれません。二拠点生活という言葉も最近よく耳にしますが、都市部の生活...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.01 Thu 07:07

さて、どこで暮らそうか…。4

 ただ、逆に言い方を変えれば、厳しい条件下の住まいほどに、個性的で豊かな表情の住まいになっていく傾向は否めません。大手ビルダーが企画プランをむゆとりのある土地にポンと置くような感覚のスケジュールでは到底敵いませんが、タイムスケジュールを緩めて、じっくりやっていけば良いものになっていく可能性は十分に秘めていると思います。そもそも私たちのような建築YAは、どちらかというとそういう個性的な土地であったり、条件の中で仕事をすることの方が多いですから、得意な範疇であるということもできるかもしれません。た...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.31 Wed 06:47

さて、どこで暮らそうか…。3

 そういう意味において、冒頭で述べましたように住まいづくりに大きな壁が立ちはだかって、なかなか厳しい状況下にありますから、述べた要素の柱を全て要望通りに満たすということが難しい状況だということは言えると思います。であれば、住まい手それぞれの優先順位を定めて、ひとつひとつ吟味しながら個別のバランスを見出していかなければならないのではないかと思います。  都市部の利便を求めるのであれば、狭小地や変形地を根気よく探して、なるべく土地コストを抑えながら、ミニマルな空間で個性的で快適な暮らしを模索す...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.30 Tue 07:14

さて、どこで暮らそうか…。2

 都市部での地価の高騰と建設コストの急騰は、これまで当たり前に成立していた資金計画を圧迫するほどの状況となっています。これは以前から、よくそういうお話をするのですが、住まいづくりはいくつかの大きな柱となる要素のバランスの上で成り立っていて、そのひとつひとつを住まい手に合わせてバランスよく選択していくことで実現可能な企画になっていくということです。地価のことで言えば、それは「立地」という一つの要素です。それから現在急騰している「コスト」もひとつの要素。そして住まいの大小である「規模」そして最後...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.29 Mon 06:40

さて、どこで暮らそうか…。1

 厳しい景気動向と重税感の中で、利便の良い都市部の地下だけは下がらないという状況が続いています。景気が悪くなれば地価も下がるのですが、地下だけは明暗をはっきり分けて、街中は上がる一方、過疎化していく郡部の方は叩き売りというような感じです。街中は、いつか需要を当て込んで大資本が抱え込んでいるのかもしれませんが、この格差は、マイホームを持とうとする方達には大きな壁になっているような気がします。  この5年程、その傾向は強く福岡市内で土地から購入して住まいを建てようなどということが夢のまた夢と...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.28 Sun 07:34

改めて、Les is more  5

 もう、使い古された言葉かもしれません。検索すると、住宅メーカーさんですら、広告に使っているミース・ファン・デルローエの言葉ですが、今、社会は本当の意味で、この起点に戻る必要があるのかもしれません。社会情勢が激化する中、大きな構築物である住まいを増産して、わずか数十年で茎スクラップアンドビルドしていく時代はもうとうの昔に終わっていると思います。そう言っても私が自ら手を下し新しい住まいの構築をためらっても、他の人の手でまだ亡霊のように希薄な賞味期限の短い住宅が量産し続けられている切なさはありま...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.27 Sat 07:35

改めて、Les is more  4

 怒涛の如く押し寄せてくる社会状況の変化を前に、どんな住まいを提供したら良いのか、この厳しい現状の前で何をしたら良いのかと立ち尽くしてしまいそうになる自分がありますが、基本的にはシンプルに、本当に必要なものは何かということを厳しく反芻し、エッセンスのように最後まで残ったものを自由に発送していくことこそが今必要なものを見出すのかなと想ったりします。戦後の日本の住まいは、どことなく欧米のライフスタイルを模倣したり、本来作り手である大手ビルダーやマンションという居住形態が先導したスタイルがなんとな...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.26 Fri 06:31

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