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ニュートラルになれる場所 5

 私のイメージの中では、「我が家」と呼べる私的な住まい空間の必要性が、いよいよあるような気がして仕方ありません。情報のカオスとどことなく閉塞感しかない現代社会の中にあって、心の底から安らげる空間というものが、皆さんおひとりおひとりに必要だと思わないではいられないからです。温度・湿度・空気鮮度という室内環境を整える基礎性能に関しては、当然のこととしてクリアしなければなりませんが、昨今の高性能ブームは、いわゆるインフラにかかるランニングコスト高に備えることが消費者のニーズのようになってしまってい...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.16 Fri 07:27

ニュートラルになれる場所 4

 もう、なんとなくお体裁でお隣さんと同じような設えの漠然としたイメージの住まいでは、皆さんを日々の喧騒から二ユートラルには導ききれないのではないかと最近は思います。それくらい、私たちの生活環境は悪化してきている。社会情勢はこの先楽観視できるものではないし、遠い国であっても未だリアルに戦争が続いている現代です。  カオスに溢れる情報は手元のスマホまで攻め入ってきていて、仕事も、学校もさまざまなコミュニティーも何のフィルターもかからずに手元にまで押し迫ってきている。ノイズから解放されてなん...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.15 Thu 07:15

ニュートラルになれる場所 3

 規模の大小に関わらず、住まい手がしっくりくる空間であること、1日の起居動作がスムーズで無駄なくまたストレスのない間取りであることはいうまでもありませんが、そこに満たされる空気の温度、湿度、鮮度に関してもしっかりた担保していかなければなりません。近年の気候変動や環境悪化は、明らかに住まいに求めていく住宅の機能性能というものを、以前よりも格段に高度なものでなければならない状況になってしまっています。  かつては冬の寒さをある程度凌げればよかった断熱性能も、猛暑の夏を乗り切るためには完全に内外を...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.14 Wed 07:26

ニュートラルになれる場所 2

 かつては誰もがスタイルブックに見るような、アメリカンタイプのLDKスタイルに憧れて、漠然とお隣さんもそうだからと、テレビドラマに出てくるような住まいをなんとなくイメージしていたのかもしれません。戸建ての住宅にそういう間取りが出てきたのも、どちらかといえばマンション先行で、私たちのライフスタイルに根差した発展を遂げてきたというよりは、マーケティング側のイメージ戦略にまんまと乗って量産住宅のパターンができてしまったような気もしてきます。  本当に住まい手個人がニュートラルになれる場所という意味に...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.13 Tue 07:27

ニュートラルになれる場所 1

 このところの世相を考えると、コロナ以降、私的な場所から一歩出ると少しずつ安心できる場所というものがすごく減っているような気がします。日々目の当たりにするニュースも治安が悪くなる方向性を示していますし、なんだかあまり良い印象を受けません。色々な面でストレスが重圧となってかかってくる現代社会の中で、少なくとも我が家と呼べる住まい空間くらいは、そういうものから解放される場所にしたいものです。  ストレスは、体内時計も五感も少しずつズレを生じさせるもので、ボディーブローのように徐々に私たちの心身...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.12 Mon 07:25

夏に向けての断熱 5

 例えば、冬は真冬日の外気0℃に対して室温21℃をキープする、夏は猛暑日の外気40℃に対して室温27℃をキープするという過程をしたら、温度差だけを比較すると夏の方が制御が楽そうですが、申し上げましたように室内に年間を通して発熱要素がありますから、現実的には夏の方がハンディーがあって厳しいということがあるのです。最近は、ピークの外気温がどんどん上昇し、条件が厳しくなっていますし、「断熱」ということを考えると、照準は夏に対してフォーカスするべきかなと思えるのです。かつて高断熱が夏に蒸れると言われていたのも、...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.11 Sun 07:33

夏に向けての断熱 4

 かつての高気密高断熱で夏場に蒸れるという話があったのはいくつか理由があります。かつては冬仕様のほっかいどうのものが日本列島を南下して普及し始めた時代ですから、夏に一番ネックとなる屋根輻射に関しての対策が少し手薄であったこと、外の冷気を内部に伝えない断熱としては、暖房で補えばなんとか快適を保てる仕様だったということなんです。暖房はなんとなく積極的に採用するのですが、冷房に関しては年代が上の人ほど贅沢品という感覚が根強くて、使用頻度にも差がありますから、ここも整えにくい要因の一つです。いわゆる...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.10 Sat 07:39

夏に向けての断熱 3

 酷暑と言われるように、気温が体温を超えてしまうような暑さでは、その中に身を置くことは大変危険です。昔のように、夏は開けっぱなしにして、風を通して空気を変えたら凌ぎやすいという範疇をとうに超えていると言わざるを得ません。すでに空気の温度が体温越えをしていれば、いくら空気帆かき混ぜても熱風ですから、アウトなんです。そこで、エアコンで少しでも室内空気を下げて外部とは隔離された、人間が過ごせる空間を作り出すという話になるのですが、これが冬の断熱・気密と同じ、もっといえば、それをさらに強化しなけ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.09 Fri 07:32

夏に向けての断熱 2

 かつて私たちが断熱の勉強を北海道にいき学び始めた頃は、断熱材をしこたま入れると冬温かいという認識が圧倒的に勝っていました。断熱材の普及は、オイルショックによる化石燃料の高騰が家計を圧迫していて、この国の第一次省エネブームと言っても良い時期だったのかもしれません。私が北海道のそういう動きに興味を持ったのも、福岡が日本海型の気候で、九州というひとくくりには不似合いな、案外冬は寒いエリアであり、世間一般の当時の常識とはかけ離れて寒いという理由からでした。寒い福岡でもきっと応用が効くと学びに行っ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.08 Thu 06:48

夏に向けての断熱 1

 梅雨に入り、ジメジメと湿気の多い季節となりました。この季節が過ぎると、今度は猛暑の季節がやってきます。近年のこの国の気候は、明らかに変動してしまっていて、私たちの身体機能では補えないほどの猛暑も良く迎えるようになってきました。私たちは「四季があり湿潤で穏やかな気候」と学習したのですが、今は夏と冬の気候が非常に激しく出る時が多くて、大寒波だったりの冬や、巨大台風や猛暑だったりの夏が目立ちます。  夏の時期に、独居老人が酷暑の中、これまでの感覚でエアコンを使い控えて宅内で熱中症で命を落とす...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.07 Wed 07:26

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