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線をひく...。4

 これからどんどん巨大な建築を創り続けていくのだろうと、自他ともに思っていたところに、北海道のお仲間の話で、彼の地ではもう気密・断熱した高性能住宅の設計が始まっているという。私は本来、京都では社寺の純木造の仕事をしていたので木造が大好きだったのですが、逆にそれ故に私は、帰福して以降はあえてその木造を避けて通っていました。頼りなげな軸在来の木造住宅に当時は魅力を感じなかったのです。住まいというものは、建築の分野の中でも極めてデリケートなものでもあるし、果たしてそれで良いのだろうかという疑問...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.25 Sat 07:10

線をひく...。3

 当てがあるわけでもなくただ、独りよがりに独立しましたから、すぐに仕事があるわけでもありませんでした。机の固定電話の前にじっと座り、来る日も来る日もぼっとしている日々が続きました。やはり前述の元ボスに、ずいぶん仕事を振っていただき助かりました。そのほかには、私の職歴が京都の社寺会社始まりだったこともあり、割烹料理屋の座敷とか、和のしつらえの内装関係の仕事などもいただき、少しずつ忙しくなりました。下請け最後のほうは、やはり元ボスの特命仕事だけで十分成り立つようになって、開業3、4年が過ぎていまし...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.24 Fri 07:17

線をひく...。2

 私が独立開業したのは、実に今から34年前26歳の時でした。その時の自身の人生設計では実は一年遅れでした。前の年にバブルの名残のような巨大プロジェクトのコンペに参加していて、武者修行のアルバイトのような加わり方から始まって、いつしかボスの片腕のようなことをしていて抜けられなくなったからです。ボスから、一年遅らせてくれと申し入れがあって、次年に事務所登録したらすぐに仕事できるようにサポートするからとおっしゃっていただいての遅延でした。そのボスは当時スーパーゼネコンの主任でしたが、後年独立されてから...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.23 Thu 06:56

線をひく...。1

 今でこそ、設計という私たちの仕事のツールはほとんどパソコンの中であり、マウスを使ったCAD(キャド)図を描くことが当たり前ですが、私がこの仕事を始めた40年前は、まだ全て手描きで、大きな製図台に固定された紙に定規と鉛筆で一本の線を描くことから何事も始められたという時代でした。もしかすると手描きの製図を徹底して実務でやった最後の世代なのかもしれません。今から考えると私たちより上の世代は鼻からCAD習得を諦めた方も多かったですし、私たちより下の世代では既に手描きができない世代も多い。そういう意味ではハイ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.22 Wed 07:04

これから次第ダァ...省エネ法改正 5

 冒頭でも書きましたように、私は2020年の基準義務化に向けて、当時、随分皆さんにものを言い、結局肩透かしをくらい、今度の改正に関しては本当にほとんど何もこれまでずっと語らずにきました。いまだ全貌が明らかにされているわけではないので、正直どうなっていくかは読めませんが、今度こそ、この国の底なしの住まいづくりの性能分野の「底」作りに、少しでも寄与する内容になってくれればと思います。大手企業の都合や、諸官庁のパワーバランスや、経済効果というまやかしや、そんなものは一切関係なく、ただただ住まい手のため...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.21 Tue 07:15

これから次第ダァ...省エネ法改正 4

 それでも根強く業界自体の中にも反対意見があったと言うことは伺っていますが、こう言うことに消極的な意見があること自体、こう言う法律を作らなければならない理由で、業界全体が高みを目指して、住まい手の暮らし、環境エネルギー問題を解決するべく志を持っていれば、そもそもこんな法律などいらないと言うのが本当のところなです。ところがこの時代にいまだに性能度がえしの建物が新規にどんどん建てられていることに問題があるのです。今回の改正はそう言うことを是正するものですから、高瀬能、省エネ、快適な住環境に関して...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.20 Mon 07:12

これから次第ダァ...省エネ法改正 3

 よく私は引用しますが、建築基準法の冒頭は「この法律は国民の生命を守る最低限の…」という書き出しに始まります。最低限のと本当にそう書いてあるのです。だから、とは言ってもなんですが、建築基準法に書かれている基準を遵守したところで、守られるのは「最低限」それが悪いと言うわけでなくて、基準とはそう言うものだと思うのです。例えば住宅で使われる階段の一段の高さは、実に23センチ以下で、踏面と言って一段の幅は、15センチ以上となっています。誤記で反対に書いているのではと思った方もおられるかもしれません...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.19 Sun 07:13

これから次第ダァ...省エネ法改正 2

 細かな運用などに関しては、2025年までに練られていくし、私たちのように実務者には説明会や講習が矢継ぎ早に続いていくことでしょぅが、いわゆる「底」作りですから、悪く考えればこれまでも性能向上を訴えながらより良いものをと、そんな底レベルよりも高みを望み突き進んできた者としては、煩瑣な手続きが増えるだけで良いことはひとつもありません。形骸化した変な縛りで仕事の邪魔もされたくないし、個人的に考えれば行政的な縛りは全く受けたくないと言うところが本音なのです。ただ、そうしなければ付いて来られない住まいづ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.18 Sat 07:32

これから次第ダァ...省エネ法改正 1

 この13日に、悲願だった改正建物省エネ法が国会で成立されました。2020年には適合義務が始まると散々お話ししてきた私は、完全に肩透かしをくらい、そのあと脱力感でこのお話はあまりしていないのですが、お顔見知りのさまざまなお仲間の努力もあって、ようやくこの度の成立となったようです。業界の中は蜂の巣をつついたような状態になっていますが、今までなかったのが本当に奇異な話で、温暖化対策とか省エネルギーを語る上で、まず取り組まなければならなかったことが成立したことは喜ばしいと思います。あれだけ頑なに進まなか...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.17 Fri 07:32

ほんものの審美眼 5

 高性能住宅はわずかここ数年前に発明されたものでも、特段、新たな技術というわけでもありません。確かに、さまざまな部分で検証が進み、進化はしていますが、もう何十年も根本的な原理はあまり変わらないように思います。メディアは革新的な新基軸のように取り上げますが、この国の時代の流れの方が、何十年もかけて高性能住宅というものを理解し、急速に受け入れ始めたということだと思います。ただ、その理解には、まだまださまざまなものがあり、レベルも解釈もほとんどバラバラと言わざるを得ない部分も多々あります。  情...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.06.16 Thu 06:11

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