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詩『不在のとき:October』

みあげればそらだ ああ、こんなときもあるのだ くももながれていくばかりだ 停滞というものがここで霧散する 限界ばかりになやまされてきた もうこれまでだ ここでおわりにしようと それがぼくを内向させる 閉塞感とは自棄の別名なのだろう ふとそうおもわせられる よどんだ気配もここできえうせるかもしれない ああ、かぜをかんじる それをきっと 希望とよぶのだろう だがぼくはひとり おそれてもいるし おののいてもいる

with a kiss, passing the key | 2021.10.17 Sun 00:01

『文体の舵をとれ』練習問題3 長短どちらも

問一:一段落(二〇〇〜三〇〇文字)の語りを、十五字前後の文を並べて執筆すること。不完全な断片文は使用不可。各文には主語(主部)と述語(述部)が必須。  深夜の歩道橋に人影が二つある。人影は少女の形をしていた。背格好は同じくらいだ。二人が階段を行きつ戻りつする。二人が橋の上でゆらゆら踊る。一人が何か言い、もう一人が笑う。一人がペットボトルを落とす。ボトルは音を立てて階段を転がる。くすくすと笑い声が響く。これは夢だろうか。私は死ぬのかなと直感する。わけがわからない。不意に、二人が私に気づいた。...

水平線上の雨 | 2021.10.16 Sat 21:09

#負社員 第34話 (上層部の)言ってることと(現場の)やってることが違。(全83話)

JUGEMテーマ:小説/詩   「危険を察知する能力」結城が叫び、 「自ら遠ざけた」時中が呟き、 「まあ、素敵」本原が溜息混じりに囁き、他の二人が振り向いたがまったく目を合わせなかった。 「はい」天津は目を閉じ俯いた。「神の救済を信じる――その想いを他の人間たちと共有し、コミュニティという安住の地を拵え、人間は個々の力を合わせることで、苦境を潜り抜けるという生き延び方を見つけました。目に見えない不確かな第六感は、用をなさなくなっていったんです」 「ははあ」結城が口をぽっかりと開けて頷く。...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.10.15 Fri 11:14

#負社員 第34話 (上層部の)言ってることと(現場の)やってることが違。(全83話)

JUGEMテーマ:小説/詩   「危険を察知する能力」結城が叫び、 「自ら遠ざけた」時中が呟き、 「まあ、素敵」本原が溜息混じりに囁き、他の二人が振り向いたがまったく目を合わせなかった。 「はい」天津は目を閉じ俯いた。「神の救済を信じる――その想いを他の人間たちと共有し、コミュニティという安住の地を拵え、人間は個々の力を合わせることで、苦境を潜り抜けるという生き延び方を見つけました。目に見えない不確かな第六感は、用をなさなくなっていったんです」 「ははあ」結城が口をぽっかりと開けて頷く。...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.10.15 Fri 11:11

ごっこ

「おはよう」  窓が声をかけると、壁が「おはようございます」と棒読みした。  朝のミーティングで進捗確認。 「昨日までに色塗れって言っただろ? なんでまだできてないの?」  返事はない。 「すぐやって」  壁は「わかりました」と棒読み。 「今日は折り紙で鶴と飛行機を折るから。全体的に遅れてるからペース上げて」 「わかりました」  壁は黙々と作業し続ける。窓は嫌な予感がして、「今何やってる?」と声をかけた。 「鶴の折り方を調べていました」 「は? 色塗りは?」 「終わりました」 「報告しろよ...

水平線上の雨 | 2021.10.14 Thu 19:04

『文体の舵をとれ』練習問題2 ジョゼ・サラマーゴのつもりで

一段落〜一ページ(三〇〇〜七〇〇文字)で、句読点のない語りを執筆すること(段落などほかの区切りも使用禁止)。 衝突音とともに骨の折れる音トマトが潰れる音が混ざり弾け石畳の上に撒き散らされ広がりそれまでの穏やかな春の午後の陽気が吹き飛ばされ空は陰りあたりは薄暗くなり始めてそれに気づいた散歩中の女性が悲鳴を上げてへたりこみそばに駆け寄った学生は口元を押さえるも堪えきれず嘔吐し郵便配達員はポストの横で立ち尽くし犬が吠え露店のアイスクリーム屋の店主は手にしていたコーンとディッシャーを放ってワゴンか...

水平線上の雨 | 2021.10.11 Mon 18:40

詩『くちふうじ:To Tie His Tongue』

Nに

with a kiss, passing the key | 2021.10.10 Sun 00:00

#負社員 第33話 何、その磁気圏から目線(全83話)

JUGEMテーマ:小説/詩   「腹の具合?」結城が叫び、 「腹の」時中が呟き、 「お腹ですか」本原が溜息混じりに囁いた。 「うん、そう」鯰(なまず)が頷くのが目に見えるようだったが、無論姿はなく声のみだ。「岩っちからの質問」 「何故そんな質問を?」天津が、彼にしては険しい部類の表情で訊く。「地球から、どうして」 「話せば奥深い話になるけどね」鯰は飄々と答える。「生物が食う為に働く、その為に体の具合を悪くする、っていうサイクルはどうなのかってこと」 「――」天津はぱちぱちと瞬きを繰り返し...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.10.08 Fri 14:32

詩『あらしのあと:Return To The Level Land』

これでおわったとはおもえない だからといってここからはじめられようか 憔悴と消耗、いまあるのはこれだけだ 散乱と消失、そうとしかおもえない うん、息はしている 脈もある こうしてひとつひとつを確認する きっとそこからなのだろう あの家族は舟出した たった3人 あの家族は無一物だ 4人が生還 こうしてひとつひとつ石をつむ なぜなら、みているだけなのだから そしていまはそれでもよいのだろう 陽はまたのぼる なんて無慈悲なことばだろう あしたになれば なんと無謀なことばだろう

with a kiss, passing the key | 2021.10.03 Sun 00:00

#負社員 第32話 ああ、月曜日だけ病気になる病気になればいいのに病(全83話)

JUGEMテーマ:小説/詩   「さあて、今日はどんな“対話”をするのかな」結城が例によって、食事しながらも陽気に話し続ける。  他の二人は例によって、特に返答も反応もしなかった。 「ていうかさあ」結城は今日の弁当――コンビニの生姜焼き弁当の豚肉を頬張りつつ天井に目を向け考えを述べた。「地球の前に、まず俺ら同士が、まだそんなに対話ってしてないよね」  他の二人は箸を休めるでもなく食事を続行する。 「よし」結城は右手に箸を握り込み、たった今思いついたばかりの決意を述べた。「じゃあ...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2021.10.01 Fri 18:33

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