JUGEMテーマ:日本史 6年前に諏訪を旅行した際に撮った一枚の写真が、HDDの奥底から出てきた。 「忠臣蔵」で赤穂浪士の一団によって殺された吉良上野介(吉良義央)の”孫にして養子”の吉良義周の墓への案内印。 諏訪・法華寺の境内奥にひっそりと、自然石の小さな墓を、我輩はあえて撮影しなかった。 あまりにも理不尽な生涯を、生まれた時から運命づけられ、ファンタジーにおける嫌われ者の跡取りとしてあらゆる舞台から叩き出され、実父や養母の後を追うように、僅か...
ブログ「ぼんのう」 | 2020.07.28 Tue 21:17
静嘉堂文庫美術館で開催されている「名物裂と古渡更紗」展を見てきました。茶道具・煎茶道具の附属品に光を当てた展覧会です。国宝の曜変天目や利休物相茶入などは、原品とその附属品がすべて展示されており、その重い扱いがよくわかります。展示の最後に梶川作の「桐鳳凰蒔絵箪笥」が展示されています。扉内が壽字尽、正面引出が名物裂尽となっており、18世紀後半の当時の名物裂ブームの時代背景が顕れたすばらしい傑作です。是非お出かけください。12月15日まで開催されています。 JUGEMテーマ:日本史 &n...
蒔絵・研究日誌 | 2019.12.04 Wed 13:00
JUGEMテーマ:エッセイ JUGEMテーマ:歴史 JUGEMテーマ:日本史 どうも皆さんペディグリー、邪外です。ハンターだのゲームだのトリポーだの呼ばれる男、トリプルHの必殺技です。リック・フレアーの弟子を公言するだけあって、技らしい技をろくすっぽ使わず、最後にちゃっかり勝つというのは中々高度な技術だと思います。そんな彼も今やWWE創業者一族に加わってNXTを取り仕切っています。 さて、今回はちょいちょいやってる選抜シリーズです。せっかくなので、今回からドラフト10...
空飛ぶクラッチホールド | 2019.12.03 Tue 17:52
JUGEMテーマ:日本史 赤穂浪士、赤穂義士、赤穂事件とも言うが、立場によって使われる用語が違ってくる、そんな典型例。 漫画家の黒鉄ヒロシ翁は、討ち入りを「日本史三大雪景色」と評している、残りは桜田門外の変、そして二二六事件。 確かに記憶している限り、これらが最も血の臭いが強烈な事件であると共に、翁の言うところの「不思議なカタルシス」を日本人が感じせる何かがある。 が、今回はこれについてではない。 一応、この駄文では、「赤穂事件」として呼ぶとしよう。 史書である...
ぼんのう | 2019.09.03 Tue 16:27
蒔絵博物館に古満安匡作「朝顔柄長蒔絵印籠」を展示しました。東京富士美術館の「サムライダンディズム」ですでに公開したものですが、蒔絵博物館では初めて展示します。百花鳥印籠と呼ばれる100点揃いの印籠群の1つで、78番です。「サムライダンディズム」では、別の個人蔵の61番と共に並んで展示されました。国内ではほとんど確認できません。 謎はまだ残りますが、一部だけでもその歴史の一部が明らかになったのは前進です。是非ご覧ください。
蒔絵・研究日誌 | 2019.08.03 Sat 21:55
サントリー美術館で開催される「遊びの流儀 遊楽図の系譜」を見てきました。印籠の発生を研究する者としては細部をじっくりと見なければならない展覧会です。なかなか一堂に見ることができない貴重な遊楽図屏風が多数集められています。8月18日まで開催されています。 ポスター JUGEMテーマ:日本史 図録
蒔絵・研究日誌 | 2019.06.26 Wed 01:30
高知城歴史博物館の特別講座で「大名と漆芸品」というテーマでお話をして参りました。 松皮菱の調度について、臼杵藩主稲葉家の売立に出ているものが14代豊熈の息女?姫の婚礼調度であり、その一つがヤマコ臼杵美術博物館に所蔵されること(なんと昨年閉館していました)、高知県立高知城歴史博物館所蔵の松皮菱の調度は、その母の14代豊熈夫人で島津家から嫁いだ候姫の調度である可能性が高いことを初めてお話ししました。 また2代忠義夫人阿姫所用と伝えられる葵紋の雛道具の謎についても解明を試み...
蒔絵・研究日誌 | 2019.03.12 Tue 16:28
国立能楽堂資料展示室で、開場35周年記念企画展「囃子方と楽器」を開催しています。初公開の名品が多数展示されています。是非ご覧ください。 JUGEMテーマ:日本史
蒔絵・研究日誌 | 2019.01.08 Tue 12:52
蒔絵博物館に幸阿弥忠光作「獅子蒔絵平文螺鈿印籠」を展示しました。技法的にもとても珍しい印籠です。是非ご覧ください。 JUGEMテーマ:日本史 JUGEMテーマ:アート・デザイン
蒔絵・研究日誌 | 2018.07.21 Sat 08:10
サントリー美術館で開催される「琉球 美の宝庫」を見てきました。絵画・染織・歴史資料も多いのですが、漆工品の数が圧倒的に多い展覧会です。国宝の尚王家のものだけでなく、近年見つかったものも多くあります。印籠も螺鈿・堆錦等5点がありました。9月2日まで開催されています。 ポスター 図録 JUGEMテーマ:日本史
蒔絵・研究日誌 | 2018.07.18 Wed 08:56
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