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世界史から見た日清・日露大戦争 侵略の世界史を変えた日清・日露大戦争の真実 吉本 貞昭 著 2015.04.27 発行 ISBN 978-4-89295-997-4 C0021 四六上製 424ページ 欧米列強の植民地支配はなぜ始まったのか? 帝国主義はなぜ生まれてきたのか? 日本はなぜ東アジア最強の清国に勝てたのか? 日本はなぜ世界屈指の軍事大国ロシアに勝てたのか? 世界は日清・日露戦争をどのように見ているのか? ──こうした疑問に、すべて答えます!
ハート出版近刊案内 | 2015.12.01 Tue 14:43
この1か月あまり、精根使い果たして作った一橋徳川邸の復元模型がようやくできました。かなりの資料を集めて考証を重ね、正確に復元したものです。12月12日まで国立能楽堂資料展示室で開催中の特別展「一橋徳川家の能」でご覧頂けます。 独立行政法人日本芸術文化振興会HP 一橋邸表門付近 一橋門から一橋邸を望む 一橋邸能舞台 幻の大奥御三階 JUGEMテーマ:日本史
蒔絵・研究日誌 | 2015.11.29 Sun 21:22
蒔絵博物館、京都の蒔絵師 佐野長寛には、これまでモノクロの肖像画を載せていました。これは大正14年(1925)に刊行された作品集『漆匠 長寛』に掲載されていたものです。その後、90年間一度も世に出たことがありませんでした。 私は、この絵は、とっくにこの世に存在しないと思っていました。その幻の肖像画が突然出現しましたので、HPを更新して公開します。 この肖像画は、長寛の次男で、長寛の親友で陶工の永楽(西村)保全(1795〜1854)の養子となった西村宗三郎(1834〜1876)が、長寛没後半年の後、安政3年(1856)初秋...
蒔絵・研究日誌 | 2015.05.31 Sun 15:20
先日、『愛知県西尾市 板倉家菩提寺 万灯山長圓寺文化財総合調査報告書』が届きました。解説編、目録編上・下の3冊からなる大部です。この報告書での漆工分野での最大の新発見は、悉皆調査によって初代山田常嘉とその父の合作ともいうべき、達磨蒔絵硯箱が発見されたことです。カラーの図版入りで小池富雄先生が解説されています。私も昨年、実際に調査させて頂きました。この硯箱は常嘉の父が寛永年間に板倉重矩のために製作し、重矩が30年余り愛用したのち、常嘉に父の形見として下賜されたものです。その後常嘉が十余年所蔵して...
蒔絵・研究日誌 | 2015.05.29 Fri 22:01
雇用者数5580万人、うち非正規が2千万近く。年金生活者が4千万人。正規雇用の給料消費少し上げて消費回復は土台無理。少子高齢化は分かっているのだから政策に無理がある。 カギ握る年金生活者、日銀に「ジレンマ」も ロイターhttp://t.co/gBatgUeoov — いづな薫 (@kaoru_izuna) 2015, 5月 23 テレビや新聞は、企業の最高益、ベースアップ、新入社員は売り手市場、リーマンショック前を回復の 見出しが躍る。 政府の号令で、労働者の賃金を少し上げ、物価も上げて、それで消費回復は土台無理である。 ...
戦国カフェ | 2015.05.24 Sun 16:57
大阪府外の友人が、地元の美術展に出かけて、絵葉書を送ってくれました。 「昭和の広重」と呼ばれ、あのスティーブ・ジョブズ氏がコレクターだったと言う、版画家、川瀬巴水の作品展です。 彼の作品の一つ、「大阪天王寺」の一部分です。 昭和3年の作品だそうです。大空襲で焼け落ちる前の四天王寺ですね。 冬の風景にも関わらず、温かみのある作品。 五重塔の手前の大きな建物は、金堂ですね。 彼が版画に描いた四天王寺の、「今」を見に行きました。 今は、五重塔、金堂のすぐ隣に、あべのハルカスがそびえてい...
時々、バラライカのある生活 | 2015.04.15 Wed 19:01
東京も桜が咲き始めました。「長命寺の桜餅」を頂きました。有名な山本屋のものです。桜の葉をふんだんに3枚使って包んだもので、すこぶる美味なるものです。 さてこの山本屋の幕末の頃の看板娘おとよは美人で3代豊国の浮世絵にも描かれています。のちに日本を開国に導いた老中阿部正弘に見染められて愛妾になっていました。安政の大地震の後、無事かどうか心配で、見舞いに下屋敷に駆け付けたという話を読んだことがあります。これだけ聞くと、良い話ですが、去年梶川家の論文を書いている時に発見した史料は、御蒔絵師梶川...
蒔絵・研究日誌 | 2015.03.24 Tue 10:15
菱田論文のまとめに入っているところですが、長らく探していた幕府御用蒔絵師の拝領屋敷に関する原文書を、とうとう発見しました。ずっと、どこかにそんな史料があるのではないかと20年以上探していました。昨日の夜中にあるヒントを見出し、そこから調べ始めて、ついにまさに今、発見しました。これにより正確な位置、坪数等全て判明しました。成果は秋に公表予定です。 JUGEMテーマ:日本史
蒔絵・研究日誌 | 2015.03.14 Sat 17:03
論文のための調べ物をしていて面白い資料を見つけました。慶応元年(1865)に14代将軍徳川家茂が第二次長州征伐のために東海道を上る際、宿所とした岡崎城で、3代将軍家光が上洛した際に岡崎城に残して行った道具を使ったというのです。岡崎城にあったのは、 一 大小掛 一 御湯桶 一 御盥 一 御燭台大小四本 一 御手燭三本 一 御網台子 一 御衣桁 で、吉例だからお使いになるよう進言されて、実際にそれらの道具を使ったというのです。刀掛や燭台はともかく、湯桶や盥も使ったということです。家光...
蒔絵・研究日誌 | 2015.02.20 Fri 18:12
38回漆工史学会の総会発表では、 1 宮越哲雄 X線CT調査を用いた琉球漆器の木地構造解析 2 福島修 「存星」定義とその変遷 の発表がありました。 1では、CTスキャンより、むしろストロンチウム同位体比分析によって、漆の木が生育した場所が日本か中国かが分るようになったことの方が、新たな大きな進歩だと思います。CTスキャンでは角度によって木目を見誤ることがあるという、良い例だと思いました。科学分析の結果は常に正しいのですが、その結果をどう読むかによって、大局を見誤った美術史研究はこれまでにも多く有り...
蒔絵・研究日誌 | 2014.11.06 Thu 18:17
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