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スサノオはどこからきたのか? 〜その1

JUGEMテーマ:歴史   永井豪のマンガ『凄ノ王』(1979年連載開始)というタイトルを比較的長い間“スゴノオウ”と読んでおり、スサノオと読むのだと気づいたのはけっこう大人になってからです。 なぜこんな誤解をしていたかというと、私はこのマンガ自体を読んだことがないからです。 手塚マンガで育ったからでしょうか、どうも永井豪の過激でバイオレンスな雰囲気が性に合わず、食わず嫌いを続けていたからでした。 正確な中身は知りませんが、日本神話とは無関係なようです。 今回は日本神話のスサノオを扱...

アルカイック・ハウス | 2023.10.15 Sun 00:06

人肉食が継承される中国という国

JUGEMテーマ:歴史     文化大革命の時代、中国では人肉食した人たちが存在する。気にいらない人を殺害しその肉を食べる宴会まであったそうだ。革命というのは、それまでタブーだったものをタブーとして扱わないことを意味するのかもしれない。   広西チワン族自治区「文革大虐殺」の実相 https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/218009/101800068/   文革50年、語られぬ「人肉宴席」 中国 https://www.afpbb.com/articles/-/3086883     時代は遡り、唐から...

にきみたまの道 日本史探訪 | 2023.10.14 Sat 15:18

『世界の武器地図』で火縄銃の戦術を考える

JUGEMテーマ:歴史   文春新書に『武器の世界地図(21世紀研究会 著/文春新書)』という本があったので読んでみました。「武器の世界地図」というより、兵器別の武器の歴史という感じでした。21世紀研究会という匿名の団体があって、だれが書いているのかはわかりませんが、文春新書が「世界地図」シリーズとして、まあいえば辞典みたいに編集したものでしょうか。世界の武器についてその歴史も踏まえて新書一冊にまとめるのは簡単ではありませんが、本書は武器がどのように進化して行ったのかがわかりやすく書かれ...

上高地 仁の真・百斤の黄金 | 2023.10.12 Thu 19:31

「裏切られた自由」の日本版翻訳がなかなか発刊されなかった理由について

JUGEMテーマ:歴史   「裏切られた自由」(ハーバート・フーバー著、ジョージ・H・ナッシュ編、渡辺惣樹訳)上巻を読んでいくうちに、なぜ名著と噂されてきたこの本の日本語翻訳が発刊されなかった理由を、以下の箇所に見出した。   //////////////////////////////////   第12章 日本   一九三八年の旅では日本を訪問していないが、この国も重要である。日本の一九三八年半ばの状況を簡単に記しておきたい。 日本は天皇を元首にした立憲君主制の国である。天皇は宗教的にも頂点...

にきみたまの道 日本史探訪 | 2023.10.09 Mon 16:15

「英雄たちの選択」サビエルと劉邦と武蔵かな

JUGEMテーマ:歴史   だいだい1時間のシリーズ物の番組は3つ合わせてBlu-rayに焼いています。夏の間、Blu-rayドライブの調子が悪くて、ディスクをイニシャライズできなかったり、イニシャライズできても書き込みが安定せずに終わったりすることがよくありました。その場合は、ディスクは使えず再フォーマットは無理でした。Macintoshにマウントはできるようですが、焼き込みできるかどうかはまだしていません。クリーナーを回すとうまく行くことがありますが、おそらくディスクが回転してドライブ内の温度が下がるからだ...

上高地 仁の真・百斤の黄金 | 2023.10.05 Thu 19:19

『明智光秀 牢人医師はなぜ謀反人となったのか』を読む

JUGEMテーマ:歴史   またまた光秀本を読みました。今回はNHKから発行されている本で『明智光秀 牢人医師はなぜ謀反人となったのか(早島大祐 著/NHK出版新書)』で、2019年に発行されているので、『麒麟がくる』タイアップ企画だったのでしょう。『麒麟がくる』は一切見ていないので、本書の内容と関係があるのかはよくわかりません。タイトルにあるように、明智光秀は信長に引き立てられるまではうだつが上がらず、牢人をしていたというのは賛成です。   明智光秀: 牢人医師はなぜ謀反人となったか (NH...

上高地 仁の真・百斤の黄金 | 2023.10.04 Wed 21:11

東方外史  序章

JUGEMテーマ:歴史  歴史は繰り返すともいわれる。しかしながら、広島および長崎への原爆投下がおこなわれてあと、核兵器の使用は幸いにもまだない。だからといって、戦争が根絶したわけでもなく、いまだに多くの民衆が戦争の犠牲となっている。    さて、われわれの歴史の中で、十八世紀という激動の時代は本格的な東西の衝突のはじまりであった。  それまでの東方は、清国を中華とする華夷秩序のもとに朝貢と冊封による地域体制が確立されていた。中華という呼称は、漢民族が自国を文化的に最も優れていると...

日新文庫 | 2023.10.04 Wed 18:39

東方外史  目次

JUGEMテーマ:歴史 序章 82…5p無料   第一章 西覇 316 321…16p160円  第一節 アヘン戦争  二 パクスブリタニカ  三 太平天国  四 ペリー来航  五 アロー戦争  六 シパーヒー軍乱  七 交趾支那戦争  八 日米修好通商条約  九 辛酉政変   十 衛正斥邪  十一 王政復古  十二 閔妃政変 第二章 日宼 277 598…14p140円  十三 台湾出兵  十四 江華島海戦  十五 琉球併合  十六 イリ条約  十七 ...

日新文庫 | 2023.10.04 Wed 18:36

戦国時代の鉄砲はどうなっていたのか

JUGEMテーマ:歴史   日本に火縄銃が伝わったのは1543年(天文8年)の種子島が嚆矢とされています。実際にはそれ以前にも日本に持ち込まれた火縄銃もあったかもしれませんが、広く伝播することはなく、種子島に持ち込まれた火縄銃から複製が作られて、それが畿内に伝わり複数の拠点で製造が行われるようになりました。織豊政権末期には大陸に輸出されるまでになっていきます。 この時代の鉄砲について書かれた本が手元に3冊あります。いずれも新書ですから手に入りやすいでしょう。それは 鉄砲隊と騎馬軍団(...

上高地 仁の真・百斤の黄金 | 2023.10.03 Tue 07:26

歴楽講座「音楽、映像などにみる戦争と平和」は10月22日に開催

JUGEMテーマ:歴史   <ビキニ環礁での水爆実験で被ばくする前の第五福竜丸>   敗戦から78年、戦争を直接体験した人が減り、アジア・太平洋戦争の記憶が薄らいでいます。 第五福竜丸の水爆被ばくを契機に生まれた「原爆を許すまじ」の歌などがある一方、様々な媒体を通じて戦争を賛美する動きすらあります。  その時々の状況によって、音楽、映像などで様々に表現されてきた戦争を振り返り、平和の意義を考えていこうと思います。   <高射砲第二連隊の営門跡(移設後)> &nbs...

手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会のブログ | 2023.10.02 Mon 13:38

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