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JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、 松岡 学 展。 会場風景。 白い地に鋭利な黒い形が置かれています。 あるいは、白い区画と黒い区画が 鋭くせめぎ合っています。 それらとは無関係のように、 青い線が画面の隅にスッと走っています。 厳しく締まった画面です。 作品名によると、 海、運河など、水に関わる大きな風景が、 モチーフになっているようです。 見えたことを見た通りに描く具象表現に対して、 見たことから感じたことを抽出する 抽象表現に...
画廊めぐりノート | 2022.10.10 Mon 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、小浦 昇 展。 会場風景。 単なる風景ではなく、 あるストーリーが進行中の映画のワンシーンのような場面。 舞台がレトロモダンな都市で、 具象表現において、 エドワード・ホッパーが思い浮かびます。 長尺の映画の一場面ならエドワード・ホッパーで、 寸劇のオチの部分なら小浦 昇といった感じです。 絵画は空間芸術で、 一回分かって、ああそうなのね、で終わってしまう一過性ではなく、 鑑賞の度にじわじわ来る、 味わい深さも...
画廊めぐりノート | 2022.10.09 Sun 04:48
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、?橋舞子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーField Researchー。 緻密に再現性高く描かれた風景画ですが、 いわゆる、特定の風景を描いた風景画とは、 何かが違うようで、 その違いは、丁寧な読み込みではなく、 画面との出会いと相対によって、 直感的に感じ取れます。 この感覚は、小説を読んでいる時に、 自身の内面で、 勝手に展開している場面にふと気付く感じに近く、 理想と郷愁と、逃げられない何かが、 混在しているようで...
画廊めぐりノート | 2022.10.08 Sat 05:06
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、 たまびやき展。 会場風景。 今回が第14回目になる、 多摩美術大学工芸学科、陶専攻の選抜作品展。 陶を表現の手段とする立体作品。 7人のグループ展ですが、 「選抜展」だけあって、 大味で退屈な作品は無く、 皆、密度高く情念を醸し出します。 陶による表現には、 粘土による造形の自由度の高さと、 焼成による窯変などの自然現象に近い、 恣意的な現象により、 独特な味わいがあります。 作家たちは、陶の可能性と特徴を...
画廊めぐりノート | 2022.10.07 Fri 04:46
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー川船(中央区京橋3-3)では、 山崎豊三(YAMAZAKI Toyomi)展。 会場風景。 紙粘土の造形を蜜蝋で仕上げています。 大きさは同じくらいなので、 これが作家にとってはいい感じのボリュームなのでしょう。 どう、いい感じかといえば、 両手の掌で同時にしっかり掴めるというか、 全体に、 目が行き届き、気が配れる安心感、確信。 石や木が相手だと、 素手では無理で、鑿で彫り進みますが、 粘土は素手が手段ですので、 作家の思いが生のままで造形化されます...
画廊めぐりノート | 2022.10.06 Thu 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 T&Y Projects(品川区東品川1-32-8)では、 ロッカクアヤコ展。 会場風景。 根が好きなものですから、 ジャン・プルーヴェのヴィンテージ家具が気になります。 折角なので、ディテールなどじっくりと味わいます。 ロッカクアヤコとジャン・プルーヴェ。 意表を突く組み合わせです。 ジャン・プルーヴェの家具の置かれた部屋に、 ロッカクアヤコが掛かっている。 ここの住人の美的感覚は? ロッカクアヤコの幸福は、 休みない手の動きが、 それが一見奔...
画廊めぐりノート | 2022.10.05 Wed 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 タカ・イシイギャラリー(品川区東品川1-32-8)では、 五木田智央(Tomoo Gokita)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーDiaryー。 同一サイズの紙に、アクリル絵具のドローイング160点。 帯状に会場の壁面をぐるりと回っています。 個々の作品云々の前に、 この状況そのものに唖然としつつ、 しばし、帯の状態で眺め回します。 この総体は、日々の積み重ねの視覚化です。 筆者のような週休二日制のサラリーマンにとって、 日々は決まったルーチンの...
画廊めぐりノート | 2022.10.04 Tue 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SOKYO ATSUMI(品川区東品川1-32-8)では、小島修展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーWorks 2008-2022ー。 陶を立体作品の素材とすれば、 造形の先に、焼成に伴う窯変という自然現象が合成され、 作品は造ったものと起こった事の 出会う場となります。 会場に入れば、 無数の鉄平石を圧着して、 積み上げたような大作がそびえています。 平らなパーツは、 台湾の民家に使われていた屋根⽡だそうです。 いずれ風景から消えてゆく過去の遺物は、 集められ、 ...
画廊めぐりノート | 2022.10.03 Mon 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 gallery UG Tennoz(品川区東品川1-32-8)では、野原邦彦展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーひとときー。 正面に巨大な彩色木彫作品が立っています。 能装束を身に着けています。 能の演目である「西行桜」の 西行の夢に出てくる、 老体の姿で現れた桜の精です。 その立ち姿を見事、精緻に再現しています。 顔の下半分と、烏帽子の部分に 觔斗雲(きんとうん)のような雲がかかっていて、 そのあり得ない事態で、 この美術作品を支える基盤がすとんと抜け...
画廊めぐりノート | 2022.10.02 Sun 05:11
JUGEMテーマ:美術鑑賞 YUKIKOMIZUTANI(品川区東品川1-32-8)では、 CHRIS 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーFIST OF BASEBALLー。 ベースボールカードをフォーマットとする、 ポップでグラフィカルな平面作品。 各球団のマスコットキャラクターもズラリと並びます。 プロ野球カードの表は、 選手のプレー中の写真(野手なら打撃、投手なら投球場面)ですが、 CHRISの作品では、 選手がアイドルのように可愛く小粋にポーズを取っています。 このようなテイストのベースボールカ...
画廊めぐりノート | 2022.10.01 Sat 04:42
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