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JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、鍵井保秀展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー日向葵と潮風の時ー。 筆者は10年ほど前に初めて鑑賞してから、 このように、たまに鍵井保秀展に出会います。 制作手法は全く変わらず、 作家自身による原画を元に、 複数の透明アクリル板上に描画し、 それらを前後にずらして鑑賞するというスタイルです。 制作テーマも、 季節感を盛り込んだ、人と人のふれあいや情緒に 首尾一貫しています。 結果、数年おきに鑑賞する個展では、 固定さ...
画廊めぐりノート | 2022.08.14 Sun 05:20
JUGEMテーマ:美術鑑賞 T&Yプロジェクト(品川区東品川1-32-8)では、 クリストファー・ハートマン展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 ーState of life, may I live, may I loveー ー人生の状態、生きていい、愛しているかもしれないー。 画家が過ごす日常の中で、 様々な物事に出会い、 画家の美的感性を刺激する何かを感じ取り、 その刺激を絵画というスタイルに置き換えます。 クリストファー・ハートマンは、 しわくちゃになったシーツと、 しわくちゃにした寝ている人が、 (恐らく...
画廊めぐりノート | 2022.08.13 Sat 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 StepsGallery(中央区銀座4-4)では、吉岡まさみ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーechoー。 会場には、同一サイズ、形状の作品が、 目線の高さの範囲で、 僅かに上下したり、向きを変えながら、 ほぼ均等に並んでいて、 空間には不思議なリズムが流れています。 作品は二つの板がずれた形態で、 それぞれの板は3色で塗り分けられていて、 その配色、配分は作品ごとに異なります。 着色は、プロダクトのような、 パキっとした、フラットな均一さはなく、 手描きな...
画廊めぐりノート | 2022.08.12 Fri 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SOKYO ATSUMI(品川区東品川1-32-8)では、 國久真有(Mayu KUNIHISA)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーTHE BUTTERFLY DREAMー。 ⼀辺が約3mの巨⼤な正方形のキャンバス。 周囲は円弧の線の集積で埋め尽くされ、 中央に四角い余白が残されています。 当然ながら、 「描きたかった」のはまさにこの図像なのでしょうが、 「描くことの出来た」のはこの図像であると、 見方を変えれば、 見え方も感じ方も変わってきます。 3m角のキャンバスを、 床からテーブ...
画廊めぐりノート | 2022.08.11 Thu 04:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Contemporary tokyo(品川区東品川1-32-8)では、 中居ベル個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーThrough Her Eyesー。 確かに美術作品は画家の目を通した世界の視覚化です。 ピンク色の丸眼鏡をかけた少女の正面像が ズラリと並び、 ピンク色の道が敷かれ、 あひるのおもちゃや浮き輪が点在しています。 その揺るぎない徹底力による、 場の力がひしひしと感じられ、 さすがの筆者も、テンションが少し上がります。 画家にはこう見えたというより、 この場...
画廊めぐりノート | 2022.08.10 Wed 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 gallery UG Tennoz(品川区東品川1-32-8)では、 岡田菜美展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーreflectionー。 モチーフは風景。 特定の場所というより、 画家の記憶に残っている風景、 記憶にはないはずが、何故か内面に現れる風景 といった趣です。 いずれにせよ、描きたいのは風景で、 手段は絵画なので、 風景の画像が描かれるはずですが、 意表を突かれることに、 画面には、絵具が絵具という物質性を露わにしながら、 残っています。 少し離れて、画面全体を...
画廊めぐりノート | 2022.08.09 Tue 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MU GALLERY(品川区東品川1-32-8)では、 佐野凜由輔(SANO RYUSUKE)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー構図、余白へのZOOMー。 大きな画面には、 原色に近い色合いによる、 小さなパーツ群がひしめき合っています。 切れのある画面の調子は、 観ていて心地良いものです。 全体が均一なオールオーヴァーではなく、 個々の形の明らかな分節により、 観る側には「パーツ群」という前提が生まれます。 同時に「パーツ群」の関係性ではなく、 無関係性が予感さ...
画廊めぐりノート | 2022.08.08 Mon 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Tokyo International Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 水戸部七絵・根本祐杜展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーL字の金髪と発掘された人ー。 絵画の水戸部七絵(Nanae Mitobe)と、 陶による立体の根本祐杜(Nemoto Yuto)の二人展。 「L字の金髪」とは、「TIME」誌の表紙を飾るトランプで、 「発掘された人」とは、 土を掘った跡を型取りして粘土によって成形、 そのまま垂直に立たせた 高さ3メートルにもなる巨大な人体像のことと思われます。 それぞれのモチ...
画廊めぐりノート | 2022.08.07 Sun 05:13
JUGEMテーマ:美術鑑賞 YUKIKOMIZUTANI(品川区東品川1-32-8)では、 前田紗希展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーAccumulating as we pass byー。 純然たる抽象絵画の鑑賞体験で、 すっと心地よくなることはあまり記憶にありません。 それは抽象絵画の目的の多くは、 癒しのための室内装飾ではないからです。 しかし、たまには今回のような、 派生的とはいえ、清浄効果のある展覧会に巡り合うと、 嬉しいものです。 会場は外の世界より、少しひんやりして、とても静かです。 寒色系の...
画廊めぐりノート | 2022.08.06 Sat 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、Presence展。 会場風景。 9人の作家によるグループ展。 絵画作品3点をピックアップしてみます。 Lawrence Carrolの作品では、 一部に四角い穴が穿たれ、 そこには四角く折りたたまれた布らしきものが 納まっていて、 透明アクリ板の蓋がされています。 絵画は平面上のイリュージョンであるという前提が、 簡単に崩され、 ある出来事が起こった場面というリアルが、 露出されます。 EUGENE STUDIO/EUGENE KANGAWAの作品は、 ...
画廊めぐりノート | 2022.08.05 Fri 04:58
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