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JUGEMテーマ:美術鑑賞 児玉画廊 天王洲(品川区東品川1-33-10)では、 貴志真生也(Maoya Kishi )展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー虚実ー。 大きな立体作品が散在しています。 一般的な彫刻美術における、 石材、木材、金属などの素材の加工ではなく、 モノ(既製品)の組み合わせです。 その素材のモノたちは、 建築の仕上げ用ではなく、 本来、表には現れない、 養生材、設備資材などです。 モノへの作家の関わり方も限定的で、 DIYショップや建材屋で 選んで、買って...
画廊めぐりノート | 2022.09.26 Mon 04:33
JUGEMテーマ:美術鑑賞 KOTARO NUKAGA(品川区東品川1-33-10)では、 KOTARO NUKAGA Ensemble #1展。 会場風景。 ジョセフ・コスースのネオン管の文字が、 白く光っています。 作品名は「Subject and Object」で、 アルファベットがそのように配置されていますが、 SubjectとObjectが繰り返されつつ、 二つの文字が意味不明に付加されています。 文字はネオン管となり、灯ることで、 記号から造形となり、 綴りが操作されることで、 知的情報から身体的感覚へとすり抜けます。 トニー・マテリの作...
画廊めぐりノート | 2022.09.25 Sun 05:03
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、井上よう子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーThe way in blueー。 画面に大きく碧い海と青い空が描かれます。 では、碧い海と青い空がモチーフの風景画なのかというと どうも、そうではなく、 碧い海と青い空は舞台、場面であって、 そこでの無人劇がテーマのようです。 一方で、海に抱かれた場という特別な場で、 ここだけの時間が流れていて、 ここだけの出来事が、 静かに進行していて、 そのニュアンスを画家は得難いものと...
画廊めぐりノート | 2022.09.24 Sat 05:11
JUGEMテーマ:美術鑑賞 NICHE GALLERY(中央区銀座3-3)では、 八木なぎさ 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーAnimal trail けもの道ー。 リトグラフによる抽象表現。 ほぼ、同じ長さ太さ、強さの縦線が、 無数回、画面上で繰り返されています。 線は横一列に並びますので、 全体として、細い帯状になります。 帯状は縦に反復され、画面全体を覆ってゆきます。 ※学生時代からキャリアの前半まで、 鉛筆による手描きで、建築図面を製図してきた筆者は、 反射的に、芝生の表現を思...
画廊めぐりノート | 2022.09.23 Fri 04:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、小鶴幸一展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーパリ時代 1974-1991ー。 明確に区画された色面に、 線が心地良いノイズのように並走しています。 絵画として表現したいことは、 フリーハンドの筆で情感たっぷりに描くことで 近付けることもあれば、 幾何学的正確さの直線の構成で、 実感できることもあるのでしょう。 一方で、 このようにかっちとフラットに描かれた画面の前で、 観る側は何をどう感じるのでしょう。 筆者の感覚では...
画廊めぐりノート | 2022.09.22 Thu 04:39
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、作田美智子展。 展覧会タイトルは、ー斜影ー。 ガラスによる立体作品。 ガラスという素材は、硬質ながら透明です。 造形性の自由度は高く、 さらに表面に加工することにより、 模様をまとったり、不透明にすることもできます。 仕込まれた様々な要因は、 塊の中で溶解、関係し合い、 照明の当て方でその見え方は微妙に、劇的に変化します。 作品は、シンプルな有機的形態で、 表面は、 文様が舞うサンドブラス面や、透明な面が混在し...
画廊めぐりノート | 2022.09.21 Wed 04:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、大島麻琴展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーOpen landー。 絵画は、キャンバス上の絵具だなあ。 そのような当たり前の事が実感できます。 この状態へと導いた、 絵具と画家との一体感が漂います。 画家は画家にとってあるべき絵画を、 予定調和的に追うのではなく、 自身と仕上がる状態を引き離し、 その距離感を楽しんでいるようです。 姿形ではなく、 姿形を成す根源に潜む何かを捕えようとするならば、 姿形を描くこ...
画廊めぐりノート | 2022.09.20 Tue 05:39
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、米田称侑展。 会場風景。 紙にペンと鉛筆で描かれた心象風景。 紙とペンは先端が細く鋭く、 恐らく、最も精緻な表現が可能な画法です。 作家はその特性を存分に生かして、 緻密に描き込んでゆきます。 まずは「顔」が目に入り、 引き付けられます。 無表情の上に、わずかな穏やかなほほえみがあります。 全体像があって、 全体像はパーツによって構成され、 そのパーツの表面には文様、図像が描かれ、 その文様、図像に...
画廊めぐりノート | 2022.09.19 Mon 05:13
JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、馬場まり子展。 会場風景。 相変わらず不思議な絵です。 相変わらず人物がモチーフです。 高い画力に物言わせて、 緻密にリアルに描き込まれたのではなく、 あっさり、さらりと描いています。 ※そのように見えます。 ぐいぐい迫り来るのではなく、 モチーフも画家も一歩引いた感じです。 その余白に合わせ、 観る側も少し距離をとって、 深刻にならずに、はて、何してるんだろうと、 ぼんやり見ています。 電車でたまたま向かいに座っ...
画廊めぐりノート | 2022.09.18 Sun 05:11
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7)では、 野口哲哉展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーthis is not a samuraiー。 甲冑を着込んだ侍は、 当然、臨戦態勢にあるはずで、 これから血潮飛び散る修羅場に 生身で飛び込んでゆく、 アドレナリンが大量に分泌されるような状況下のはずです。 が、しかし、 これらの甲冑侍たちの仕草、態度は、 その対極にあるような、 脱力、無気力、注意が他に逸れた状態です。 ギャップの造形化は、 それを大真面目に...
画廊めぐりノート | 2022.09.17 Sat 04:44
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