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JUGEMテーマ:美術鑑賞 TSCA(品川区東品川1-33-10)では、4人展。 会場風景。 岡?乾二郎、坂本紬野子、 ハーム・ファン・デン・ドーベル・村山悟郎の4人展。 抽象表現は、手段が美術となると、 物質(絵具や粘土)から意味を無縁にして、 具体的な造形として成立させます。 素材に対しては鋭敏に、 観念や洗練、デザイン的効果からは解放されて。 4人の作品の印象をまとめるのは無意味ですが、 それぞれ、絵画や立体という状態にはとどまらず、 空間に変貌している。 そんな印象でした。 ...
画廊めぐりノート | 2022.08.01 Mon 04:37
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、三木サチコ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーOvercomingー。 FRPに彩色と、木彫(楠)を組み合わせた立体作品。 幼い子供の頭部だけを大きく作っています。 光沢のある柔らかそうな肌合い、 立体的なまつ毛と髪形だけで、 豊かな表情と個性が漂い、 造形の不思議さを実感します。 頭部には思いが凝縮されているというより、 観る側の思いをいくらでも受け取ってくれるような、 無限の空洞といった趣で、 それは、人生が今から本...
画廊めぐりノート | 2022.07.31 Sun 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 矢柳剛(ややなぎ ごう)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーホップ ステップ ジャンプー。 作家の70年にわたる画業の過去、現在を俯瞰し、 未来へ更なる跳躍を予感させる展覧会。 60年代から現代に至るまでの、 一人の抽象系作家の作品が一堂に会すると、 戦後の日本美術史が現物で語られているようで、 大変興味深い体験となります。 これが具象系の画家の回顧展ならば、 作風の変化を楽しむ程度で、 ここ...
画廊めぐりノート | 2022.07.30 Sat 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 中村馨章(よしあき)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーIn Between-Resonanceー。 嵐の前の暗雲。 暗闇に燃え上がる炎。 赤く焼けた鉄。 画面は、そのようなことが連想される、 強いエネルギーが放出された場面の様です。 それぞれの画面には、 主にアルファベットの文字が、 書き込まれています。 グラフィックデザインのように、 特定のメッセージを伝える意図はなく、 文字であるという情報以上...
画廊めぐりノート | 2022.07.29 Fri 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵Flat(中央区銀座3-3)では、石井貞子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーエンピツによるモノクロームの世界ー。 これらの作品が、鉛筆画であるという現実に、 まずは、驚きます。 「驚き」はアートがもたらす効果の一つです。 驚きは、瞬間的で純粋な感情なので、 しばし「驚き」に心地よく身を委ねます。 9H〜9B、20段階の鉛筆の濃さの差だけで、 モチーフは、リアルを維持したまま、 紙(二次元)に置き換えられます。 超絶的な技術と根気があれば、 ...
画廊めぐりノート | 2022.07.28 Thu 04:30
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、坂本匡之個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー記憶の底へー。 遠目で見ると、 濃い靄が掛かった空気の中、 何かがぼんやりと見えている感じです。 輪郭線が空間に溶け込み、 漂う色の塊で、 それが何かが分かります。 見たのは何かではなく、 どう見えたかという、 どう見えるかという、 実体(実体の記憶)と今の自分との関係が描かれたようです。 画面に近付くと、 画面は無数の細い線で覆われていて、 奥に曖昧な形の色面...
画廊めぐりノート | 2022.07.27 Wed 04:48
JUGEMテーマ:美術鑑賞 NICHE GALLERY(中央区銀座3-3)では、 奥西千早 個展。 会場風景。 日本画(絵画)には違いないのですが、 いつもの絵画展とは様子が異なります。 この画廊は、正面に大きな窓のある、 奥に深い四角いトンネル状の空間です。 会場を巡り歩けば、 絵画を鑑賞しているというより、 この空間を体感しているという風に、 感覚のポイントが、脳内で切り替わります。 モチーフは主に風景なのですが、 焦点は、マクロからミクロに目まぐるしく切り替わり、 画法も様...
画廊めぐりノート | 2022.07.26 Tue 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、カワイ ユミエ展。 会場風景。 淡い色合いの、写真を素材にしたリトグラフによる作品。 日常の暮らしの中で、 何かにふと目に留まったこと。 それは無意識の中での出来事ですが、 ふと目に留まった何かは、 実体として存在します。 その存在を見つめ直し、 目に留まった不思議を探すための美的作業。 iPhoneで撮影し、 リトグラフに転写するという風に、 現実から二重のレイヤーを隔ることで、 iPhoneで撮影したくなった気分が、 ろ...
画廊めぐりノート | 2022.07.25 Mon 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、山本直彰展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーここーfar and nearー。 強くキレのある抽象表現。 なぜ強さとキレを感じるのかというと、 内面のイメージだけではなく、 確たる実体が支えているという 予感のあるからだと思われます。 具体的な何かを描くことが出発点ではなく、 具体的な何かは、 終着点に、現実(絵画)として現れます。 イメージは直観で捉えるが、 この絵画は実感に訴えてくる。 すると、この絵画はオ...
画廊めぐりノート | 2022.07.24 Sun 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ゆう画廊 6F(中央区銀座3-8)では、河口 聖展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー 野に生きるー。 作品名は共通で「月の光」。 長い年月、風雪にさらされていた土壁のような、 多くのことが染み入っているような、 味わい深いテクスチャー。 しっとりとした時間が流れます。 直線や円が線刻のように刻まれ、 色が配されます。 あるいは、金色の葉が置かれます。 画面構成は至ってシンプルですが、 その分、記号や文字のような、 象徴性が漂います。 ...
画廊めぐりノート | 2022.07.23 Sat 05:07
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