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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ANOMALY(品川区東品川1-33-10)では、 開発好明(かいはつよしあき)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー開発再考Vol.2,3ー。 何を(モチーフ、テーマ、メッセージ)を どのように(素材、手段)表現するか。 結果が、実体として見えるもの(視覚情報)になれば、 美術にカテゴライズされます。 同一サイズのスチールフレームの額縁が並んでいます。 作品の無いフレームだけなので、 少し戸惑いますが、 ガラスの厚みが少しずつ増していて、 右端のガラスの透明度の高...
画廊めぐりノート | 2022.08.04 Thu 04:35
JUGEMテーマ:美術鑑賞 小山登美夫ギャラリー天王洲(品川区東品川1-33-10)では、 工藤麻紀子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー影の色なに色ー。 画面いっぱいに同じ調子、同じ強度で、 主に草花が描かれ、 それらと同化するように人物も描かれます。 人物と背景というより、 この世界の一部としての人物といった趣です。 フラットで明確な表現によってイラスト風に見えますが、 描き切っていない=説明していない という感じは、アートの領域です。 このような絵画から受けるイメ...
画廊めぐりノート | 2022.08.03 Wed 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 う 友人の猫ちゃんの写真が出てるというので、ねこにすと浅草台東館へ。 浅草台東館というのは、浅草寺にも近くにぎやかな場所にある多目的ホール。 大きな会議室などがあります。 こちらは、にゃんふぇす、にゃんだらけという大きな猫イベントの会場になる場所で有名。 私も出品を含めて何度か訪れています。 黒猫カーボン君は、おしゃれねこ篇にいました。 遠くて来れない飼い主さんに代わって、シールを貼ったりお名前を書いたりしてきました。 平日だ...
くまきち@kyonyamamoto | 2022.08.02 Tue 22:42
JUGEMテーマ:美術鑑賞 児玉画廊 天王洲(品川区東品川1-33-10)では、 笠井美香・山下源輝展。 展覧会タイトルは、 ーぴったり現実と重なっているわけでもない (色と形と行為の法則)ー 表現したいものは色というか、 表現したいことは、 色の振る舞いに置き換えるとかなり近付ける、 といった趣。 山下源輝は絵画の正攻法である、 キャンバス上の油絵具。 笠井美香の場合は、 アクリル絵具で着彩した紙を素材として、 テキスタイルのように編んだりぶら下げています。 (恐らく)共通の発想なが...
画廊めぐりノート | 2022.08.02 Tue 05:11
JUGEMテーマ:美術鑑賞 TSCA(品川区東品川1-33-10)では、4人展。 会場風景。 岡?乾二郎、坂本紬野子、 ハーム・ファン・デン・ドーベル・村山悟郎の4人展。 抽象表現は、手段が美術となると、 物質(絵具や粘土)から意味を無縁にして、 具体的な造形として成立させます。 素材に対しては鋭敏に、 観念や洗練、デザイン的効果からは解放されて。 4人の作品の印象をまとめるのは無意味ですが、 それぞれ、絵画や立体という状態にはとどまらず、 空間に変貌している。 そんな印象でした。 ...
画廊めぐりノート | 2022.08.01 Mon 04:37
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、三木サチコ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーOvercomingー。 FRPに彩色と、木彫(楠)を組み合わせた立体作品。 幼い子供の頭部だけを大きく作っています。 光沢のある柔らかそうな肌合い、 立体的なまつ毛と髪形だけで、 豊かな表情と個性が漂い、 造形の不思議さを実感します。 頭部には思いが凝縮されているというより、 観る側の思いをいくらでも受け取ってくれるような、 無限の空洞といった趣で、 それは、人生が今から本...
画廊めぐりノート | 2022.07.31 Sun 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 矢柳剛(ややなぎ ごう)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーホップ ステップ ジャンプー。 作家の70年にわたる画業の過去、現在を俯瞰し、 未来へ更なる跳躍を予感させる展覧会。 60年代から現代に至るまでの、 一人の抽象系作家の作品が一堂に会すると、 戦後の日本美術史が現物で語られているようで、 大変興味深い体験となります。 これが具象系の画家の回顧展ならば、 作風の変化を楽しむ程度で、 ここ...
画廊めぐりノート | 2022.07.30 Sat 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 中村馨章(よしあき)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーIn Between-Resonanceー。 嵐の前の暗雲。 暗闇に燃え上がる炎。 赤く焼けた鉄。 画面は、そのようなことが連想される、 強いエネルギーが放出された場面の様です。 それぞれの画面には、 主にアルファベットの文字が、 書き込まれています。 グラフィックデザインのように、 特定のメッセージを伝える意図はなく、 文字であるという情報以上...
画廊めぐりノート | 2022.07.29 Fri 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵Flat(中央区銀座3-3)では、石井貞子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーエンピツによるモノクロームの世界ー。 これらの作品が、鉛筆画であるという現実に、 まずは、驚きます。 「驚き」はアートがもたらす効果の一つです。 驚きは、瞬間的で純粋な感情なので、 しばし「驚き」に心地よく身を委ねます。 9H〜9B、20段階の鉛筆の濃さの差だけで、 モチーフは、リアルを維持したまま、 紙(二次元)に置き換えられます。 超絶的な技術と根気があれば、 ...
画廊めぐりノート | 2022.07.28 Thu 04:30
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、坂本匡之個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー記憶の底へー。 遠目で見ると、 濃い靄が掛かった空気の中、 何かがぼんやりと見えている感じです。 輪郭線が空間に溶け込み、 漂う色の塊で、 それが何かが分かります。 見たのは何かではなく、 どう見えたかという、 どう見えるかという、 実体(実体の記憶)と今の自分との関係が描かれたようです。 画面に近付くと、 画面は無数の細い線で覆われていて、 奥に曖昧な形の色面...
画廊めぐりノート | 2022.07.27 Wed 04:48
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