JUGEMテーマ:美術鑑賞 Tokyo International Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 水戸部七絵・根本祐杜展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーL字の金髪と発掘された人ー。 絵画の水戸部七絵(Nanae Mitobe)と、 陶による立体の根本祐杜(Nemoto Yuto)の二人展。 「L字の金髪」とは、「TIME」誌の表紙を飾るトランプで、 「発掘された人」とは、 土を掘った跡を型取りして粘土によって成形、 そのまま垂直に立たせた 高さ3メートルにもなる巨大な人体像のことと思われます。 それぞれのモチ...
画廊めぐりノート | 2022.08.07 Sun 05:13
JUGEMテーマ:美術鑑賞 YUKIKOMIZUTANI(品川区東品川1-32-8)では、 前田紗希展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーAccumulating as we pass byー。 純然たる抽象絵画の鑑賞体験で、 すっと心地よくなることはあまり記憶にありません。 それは抽象絵画の目的の多くは、 癒しのための室内装飾ではないからです。 しかし、たまには今回のような、 派生的とはいえ、清浄効果のある展覧会に巡り合うと、 嬉しいものです。 会場は外の世界より、少しひんやりして、とても静かです。 寒色系の...
画廊めぐりノート | 2022.08.06 Sat 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、Presence展。 会場風景。 9人の作家によるグループ展。 絵画作品3点をピックアップしてみます。 Lawrence Carrolの作品では、 一部に四角い穴が穿たれ、 そこには四角く折りたたまれた布らしきものが 納まっていて、 透明アクリ板の蓋がされています。 絵画は平面上のイリュージョンであるという前提が、 簡単に崩され、 ある出来事が起こった場面というリアルが、 露出されます。 EUGENE STUDIO/EUGENE KANGAWAの作品は、 ...
画廊めぐりノート | 2022.08.05 Fri 04:58
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ANOMALY(品川区東品川1-33-10)では、 開発好明(かいはつよしあき)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー開発再考Vol.2,3ー。 何を(モチーフ、テーマ、メッセージ)を どのように(素材、手段)表現するか。 結果が、実体として見えるもの(視覚情報)になれば、 美術にカテゴライズされます。 同一サイズのスチールフレームの額縁が並んでいます。 作品の無いフレームだけなので、 少し戸惑いますが、 ガラスの厚みが少しずつ増していて、 右端のガラスの透明度の高...
画廊めぐりノート | 2022.08.04 Thu 04:35
JUGEMテーマ:美術鑑賞 小山登美夫ギャラリー天王洲(品川区東品川1-33-10)では、 工藤麻紀子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー影の色なに色ー。 画面いっぱいに同じ調子、同じ強度で、 主に草花が描かれ、 それらと同化するように人物も描かれます。 人物と背景というより、 この世界の一部としての人物といった趣です。 フラットで明確な表現によってイラスト風に見えますが、 描き切っていない=説明していない という感じは、アートの領域です。 このような絵画から受けるイメ...
画廊めぐりノート | 2022.08.03 Wed 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 う 友人の猫ちゃんの写真が出てるというので、ねこにすと浅草台東館へ。 浅草台東館というのは、浅草寺にも近くにぎやかな場所にある多目的ホール。 大きな会議室などがあります。 こちらは、にゃんふぇす、にゃんだらけという大きな猫イベントの会場になる場所で有名。 私も出品を含めて何度か訪れています。 黒猫カーボン君は、おしゃれねこ篇にいました。 遠くて来れない飼い主さんに代わって、シールを貼ったりお名前を書いたりしてきました。 平日だ...
くまきち@kyonyamamoto | 2022.08.02 Tue 22:42
JUGEMテーマ:美術鑑賞 児玉画廊 天王洲(品川区東品川1-33-10)では、 笠井美香・山下源輝展。 展覧会タイトルは、 ーぴったり現実と重なっているわけでもない (色と形と行為の法則)ー 表現したいものは色というか、 表現したいことは、 色の振る舞いに置き換えるとかなり近付ける、 といった趣。 山下源輝は絵画の正攻法である、 キャンバス上の油絵具。 笠井美香の場合は、 アクリル絵具で着彩した紙を素材として、 テキスタイルのように編んだりぶら下げています。 (恐らく)共通の発想なが...
画廊めぐりノート | 2022.08.02 Tue 05:11
JUGEMテーマ:美術鑑賞 TSCA(品川区東品川1-33-10)では、4人展。 会場風景。 岡?乾二郎、坂本紬野子、 ハーム・ファン・デン・ドーベル・村山悟郎の4人展。 抽象表現は、手段が美術となると、 物質(絵具や粘土)から意味を無縁にして、 具体的な造形として成立させます。 素材に対しては鋭敏に、 観念や洗練、デザイン的効果からは解放されて。 4人の作品の印象をまとめるのは無意味ですが、 それぞれ、絵画や立体という状態にはとどまらず、 空間に変貌している。 そんな印象でした。 ...
画廊めぐりノート | 2022.08.01 Mon 04:37
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、三木サチコ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーOvercomingー。 FRPに彩色と、木彫(楠)を組み合わせた立体作品。 幼い子供の頭部だけを大きく作っています。 光沢のある柔らかそうな肌合い、 立体的なまつ毛と髪形だけで、 豊かな表情と個性が漂い、 造形の不思議さを実感します。 頭部には思いが凝縮されているというより、 観る側の思いをいくらでも受け取ってくれるような、 無限の空洞といった趣で、 それは、人生が今から本...
画廊めぐりノート | 2022.07.31 Sun 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 矢柳剛(ややなぎ ごう)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーホップ ステップ ジャンプー。 作家の70年にわたる画業の過去、現在を俯瞰し、 未来へ更なる跳躍を予感させる展覧会。 60年代から現代に至るまでの、 一人の抽象系作家の作品が一堂に会すると、 戦後の日本美術史が現物で語られているようで、 大変興味深い体験となります。 これが具象系の画家の回顧展ならば、 作風の変化を楽しむ程度で、 ここ...
画廊めぐりノート | 2022.07.30 Sat 04:45
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