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JUGEMテーマ:美術鑑賞 NICHE GALLERY(中央区銀座3-3)では、 奥西千早 個展。 会場風景。 日本画(絵画)には違いないのですが、 いつもの絵画展とは様子が異なります。 この画廊は、正面に大きな窓のある、 奥に深い四角いトンネル状の空間です。 会場を巡り歩けば、 絵画を鑑賞しているというより、 この空間を体感しているという風に、 感覚のポイントが、脳内で切り替わります。 モチーフは主に風景なのですが、 焦点は、マクロからミクロに目まぐるしく切り替わり、 画法も様...
画廊めぐりノート | 2022.07.26 Tue 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、カワイ ユミエ展。 会場風景。 淡い色合いの、写真を素材にしたリトグラフによる作品。 日常の暮らしの中で、 何かにふと目に留まったこと。 それは無意識の中での出来事ですが、 ふと目に留まった何かは、 実体として存在します。 その存在を見つめ直し、 目に留まった不思議を探すための美的作業。 iPhoneで撮影し、 リトグラフに転写するという風に、 現実から二重のレイヤーを隔ることで、 iPhoneで撮影したくなった気分が、 ろ...
画廊めぐりノート | 2022.07.25 Mon 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、山本直彰展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーここーfar and nearー。 強くキレのある抽象表現。 なぜ強さとキレを感じるのかというと、 内面のイメージだけではなく、 確たる実体が支えているという 予感のあるからだと思われます。 具体的な何かを描くことが出発点ではなく、 具体的な何かは、 終着点に、現実(絵画)として現れます。 イメージは直観で捉えるが、 この絵画は実感に訴えてくる。 すると、この絵画はオ...
画廊めぐりノート | 2022.07.24 Sun 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ゆう画廊 6F(中央区銀座3-8)では、河口 聖展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー 野に生きるー。 作品名は共通で「月の光」。 長い年月、風雪にさらされていた土壁のような、 多くのことが染み入っているような、 味わい深いテクスチャー。 しっとりとした時間が流れます。 直線や円が線刻のように刻まれ、 色が配されます。 あるいは、金色の葉が置かれます。 画面構成は至ってシンプルですが、 その分、記号や文字のような、 象徴性が漂います。 ...
画廊めぐりノート | 2022.07.23 Sat 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ゆう画廊 5F(中央区銀座3-8)では、樋口慶子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー野に生きるー。 純度の高い抽象表現ですが、 自己主張が吐き出された乱雑さではなく、 絵画としての納まりのよさが心地いいです。 特に具体的な形に至らず、 線や面は、線や面のままで、 画面を覆います。 線や面に至らず、 筆が動かされた衝動のままで、 画面を覆っているという見方の方がしっくりきます。 具体的に意味の分かる画像の わかりやすさではなく、 キャンバス上の油...
画廊めぐりノート | 2022.07.22 Fri 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、神山一美展。 会場風景。 画面いっぱいに葉のようなものが描かれています。 それらはじっとしていないで、 風に揺らいでいます。 簡単に風に揺らぐほどのしなやかさです。 モチーフは草花のようだなと、 予想がつきますが、 オリジナルの姿形からは遠く離れ、 草花が芽吹き、育ち、生きていることを、 それが間近で当たり前のように、 日常的に繰り返されていることを、 見て感じた喜びが、 とにかく描かずにはいられないといった調子...
画廊めぐりノート | 2022.07.21 Thu 04:30
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7)では、 竹村 京・鬼頭健吾展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー色と感情ー。 キャンバス上に絵具で描くと、 絵具が何らかの画像を残します。 今回の二人の作家は、 絵具による画像ではなく、 様々なものの関係による状況を提示します。 刺繍作品は竹村 京作で、 中央の骨格標本のインスタレーションは鬼頭健吾作ですが、 多くの平面状作品は二人の共同制作です。 作品は複数のレイヤーで構成され、 観る側は、 ...
画廊めぐりノート | 2022.07.20 Wed 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ひのつみ画廊(中央区銀座1-9)では、中山智介展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー線の語りー。 いかにも厚くて時代を経たような白い面、 何度も何世代も漆喰を塗り重ねたような白い面に、 じっくりと刻まれたような、 黒い線が引かれていて、 それがピアノや街並みになっています。 心に沁みるような絵画です。 キャンバスに油絵具で描かれているという 前提があっても、 目の前の画面はそのような経緯の彼方にある、 ひとの大切な記憶の一場面のようです。 観る側...
画廊めぐりノート | 2022.07.19 Tue 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房1・階段下(中央区銀座1-9)では、 光主あゆみ(Ayumi Mitsunushi)展。 巷房1会場風景。 葉っぱの形の針金による無数のフレーム群。 フレームには、 黒からベージュに至る染色された糸が巻き付けられ、 各々が連結され、 大きな透ける面を成しています。 面は会場いっぱいに、 天井から床を覆います。 床面は黒く、壁に立ち上がればベージュへ、 グラデーションが展開します。 もちろん初めて出会う非日常的な小景ですが、 強い刺激やインパクトは感じられ...
画廊めぐりノート | 2022.07.18 Mon 04:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 今年は例年よりも早く蝉時雨が鳴り響いておりますが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。 さて、みぞえ画廊では渡辺浩二展―風の神殿―を開催いたしております。渡辺さんにしか表現できない他に類のないブロンズ作品約25点展示いたしております。 新館の様子 今回の作品展「風の神殿」では、イタリアで培われた洗練されたデザインが際立つ、しなやかな立体作品を新館、本館の両館にてご覧いただけます。ギリシア神話のイメージを背景...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2022.07.17 Sun 16:28
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