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JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、塩入由美展。 会場風景。 観る気分としては、 静物画ではなく、人物画でもなく、 日常風景画というおもむき。 まだ明るいので、昼寝だと思いますが、 子供が寝たり、まどろんでいます。 特に悩み事もなさそうで、 気持ちよさげに怠惰の時間が流れます。 その行為をより一層深めるのが布団で、 絵画としては珍しいモチーフですが、 昼寝の風景と重なって、 展示会場は、穏やかでゆっくりした時間が流れています。 恐らく画家は、 この...
画廊めぐりノート | 2022.06.21 Tue 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、永原トミヒロ展。 会場風景。 作品を眺めていると、 風景を見ているというより、 風景について書かれた詩(叙景詩)の、 読後感を味わっているような気持になります。 永原トミヒロの風景を見ていると、 絵画は詩にできないことの代替えではなく、 表現したいことが先にあって、 詩や絵画(具象、抽象)はその手段に過ぎないようで、 アートをめぐる思索は、 どう表現するのかなのだと、 改めて認識されます。 絵画を、再現で...
画廊めぐりノート | 2022.06.20 Mon 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 MADARA MANJI展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーEXPLOSIONー。 ※爆発 フォルムは正六面体という 厳然としたシンプルさですが、 角を地に突き刺した感じで、 置かれたというより、毅然と立っています。 表面の肌合いが凄いことになっていて、 漆芸の、何重にも漆を塗り重ね、 その漆を研ぐことで模様を生み出す 「研ぎ出し変わり塗り」を思わせる、 複雑で深みある表情になっています。 硬質な金属の鉄の...
画廊めぐりノート | 2022.06.19 Sun 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 StepsGallery(中央区銀座4-4)では、T−ゲントク展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーand BLACKー。 抽象度の高い水墨画のようですが、 何か具体的な事象を描いた様にも見えてきます。 「Winter Solstice」という作品では、 上に雲、間に下に落ちる雨、 地面では盛んに水しぶきが上がっている。 そのような「成り立ち」が意識されます。 その意識のまま他の作品に目を転ずれば、 それぞれの何事かが見えるようです。 「何事か」には、 各種の絵具と紙という物質...
画廊めぐりノート | 2022.06.18 Sat 04:54
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SOKYO ATSUMI(品川区東品川1-32-8)では、 クリスティン・モルギン展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーK・モルギン:21世紀作品 2001-2019ー。 何年かぶりに実家に帰ったら、 老いた母から 押し入れの奥からこの古いダンボール箱が出てきたと言われ、 開けてみたら、 自分が子供のころ、何度も読んだ絵本や、おもちゃ、 自作の工作物がびっしり入っていて、 戸惑いつつ、座卓に並べてみた感じ。 もちろん、今回の作品群は、骨とう品ではなく、 未焼成の粘⼟で造形後...
画廊めぐりノート | 2022.06.17 Fri 05:09
JUGEMテーマ:美術鑑賞 THE ANZAI GALLERY(品川区東品川1-32-8)では、 コムロタカヒロ個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーWILDERNESSー。 「ソフビ人形」という造形スタイルは、 それだけで強い属性を前提にしてしまいます。 その属性とは、 「ソフビ人形」のモチーフとその世界観、 観る側、それぞれの「ソフビ人形」体験です。 そのような予定調和な世界と、 各々の甘辛い記憶に、 これらの「新作」ソフビたちは、 極めて真っ当に、まともに参入してきます。 恐らく誰も望んでい...
画廊めぐりノート | 2022.06.16 Thu 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MU GALLERY(品川区東品川1-32-8)では、 にいみひろき個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーBarcodesー。 コミックキャラクター風画像に バーコードが唐突、無関係に重ねられています。 バーコードの扱い方は、コラージュ的アクセントではなく、 画像と等価です。 バーコードは見た目の視覚情報では、 太さの異なる縦縞模様に過ぎませんが、 バーコードスキャナから得られるのは、 膨大なデジタル情報です。 そしてこのように、 視覚情報として絵画に取り込まれると、...
画廊めぐりノート | 2022.06.15 Wed 04:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Tokyo International Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 二人展《11》。 会場風景。 ミシェル・セハとエリオット・ジュン・ライトによる二人展。 彼らは2011年8月頃にオンライン上で知り合い、 パートナーとなって以来11年、 個々人での創作活動を続ける傍ら、 時々共同制作も行ってきました。 エリオット・ジュン・ライトの立体作品は、 一つの素材から、 具体的なフォルムを造り出すのではなく、 様々な素材、 様々な発想、出目によるパーツの、 組み合わせによって...
画廊めぐりノート | 2022.06.14 Tue 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 YUKIKOMIZUTANI(品川区東品川1-32-8)では、 キャラクターズ展。 会場風景。 松本セイジ、尾花賢一、添田奈那の3人展。 3人の画像からのイメージの文字化は容易です。 松本セイジはグラフィックデザイン。 添田奈那はイラスト。 尾花賢一は劇画。 それぞれに、「アートに至る上質なグラフィックデザイン」など、 「アートに至る上質な」を重ねればしっくりきます。 グラフィックデザインや、イラスト、劇画は、 伝えるべき内容があり、 それを正確に伝える手段です...
画廊めぐりノート | 2022.06.13 Mon 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ANOMALY(品川区東品川1-33-10)では、 Chim↑Pom from Smappa!Group 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーChim↑Pom from Smappa!Groupー。 アーティスト集団Chim↑Pom from Smappa!Groupは、 東京六本木の森美術館で 大規模個展「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」、 同時に無人島プロダクション、 そして、ここANOMALYでも個展が開催されています。 4月27日には改名することを発表し、 今後は「Chim↑Pom」改め 「Chim↑Pom from Smappa!Grou...
画廊めぐりノート | 2022.06.12 Sun 04:58
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