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JUGEMテーマ:美術鑑賞 小山登美夫ギャラリー天王洲(品川区東品川1-33-10)では、 大宮エリー展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーしあわせな家具は海にでたー。 絵画では、 簡単に言葉に置き換えられないような 自身の気持ち、思い、思索、信念を、 別の具体的な事物に託して表現してきました。 今回、大宮エリーが託したのは、 モダニズム巨匠による永久不滅の定番チェアー。 シンプルなのに個性的。 だから、時代や流行に左右されず、 いつも、誰からも愛される椅子たち。 筆者も椅...
画廊めぐりノート | 2022.06.11 Sat 04:51
JUGEMテーマ:美術鑑賞 児玉画廊 天王洲(品川区東品川1-33-10)では、笠井美香展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー風景の風景のうえの風景ー。 作品の形状は平面で、 基材は段ボール板。 段ボール板といっても、折り目が残っていて、 かつての箱を広げたもののようです。 その単色で着彩した段ボール板に、 着彩して切り出した複数の紙を貼り重ねています。 紙箱を解体して広げて、着彩した複数のパーツを 切り貼りした作品もあります。 それらが、絵画のように、 壁の同じ高さに展示されて...
画廊めぐりノート | 2022.06.10 Fri 05:06
JUGEMテーマ:美術鑑賞 KOTARO NUKAGA(品川区東品川1-33-10)では、 In search of others展。 会場風景。 平子雄一、伊佐治雄悟、王冠蓁、熊野海 高橋直宏、陳雲、寺本明志という7名のアーティストによるクループ展。 テーマは「他者」として存在するヒト。 作品を造るという事は作家とは他者の実体を生み出すこと。 作品が作家のある部分の分身であっても、 作品と作家は、観る側と同じく完全に他者です。 逆に、他者である作品を通して、 作家も観る側も、 これまで意識の外にあっ...
画廊めぐりノート | 2022.06.09 Thu 04:33
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ユカ・ツルノ・ギャラリー(品川区東品川1-33-10)では、 大?のぶゆき展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーTravel Journalー。 キャンバス上に油絵具で描けば、 絵具の物理的特性で、絵画として不変の状態となります。 それは厳然としたリアルです。 一方で作家のテーマが、 リアリティの不確かさや曖昧さの表現ならば、 リアリティが前提の絵画という仕組みで 何ができ、鑑賞者は何が共有できるのか。 会場正面の映像作品では、 絵画の上を、描きかけの筆跡が、 幾重...
画廊めぐりノート | 2022.06.08 Wed 04:42
JUGEMテーマ:美術鑑賞 TSCA(品川区東品川1-33-10)では、 伊勢周平、大山エンリコイサム、細倉真弓、ラファエル・ローゼンダール の4人展。 会場風景。 今まで気付かなかった何かが、ふと意識され、 それを二次元の画像という手段で 表現を試みた4つのスタイル。 細倉真弓の作品は、 写真の断片のコラージュですが、 観る側にはそれらが何かが特定できませんが、 生きているもののある部分のある捉え方のようで、 交じり合った図像は、 ある生々しさだけが抽出されたようです。 ラファエ...
画廊めぐりノート | 2022.06.07 Tue 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Hikarie8/ CUBE 1,2,3(渋谷区渋谷2-21渋谷ヒカリエ8F)では、 角文平 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー宇宙の箱舟ー。 美術は造形、描写による視覚表現で、 特に近代以降は、その表現されるものは、 主に表現者の個人的な美的嗜好ですが、 表現すべきものの発想を変えて、 個人の美的嗜好ではなく、 環境問題など大きな、切実なテーマに対して、 切り込んでいってもいいのです。 問題があって、解決策がある。 第三者に共有するため、それを美的に造形化する。 ...
画廊めぐりノート | 2022.06.06 Mon 05:15
弓手研平展「私たちは土の上で生きている」が開催となりました。 コロナ禍で2回目の個展。林檎の木の下に集まる動物たちを、太陽がやさしく見守る大作を中心に、なんと80点ほどの作品が並びました! 中でも縦の構図が並ぶ3点は対になっており、今回の新作個展のもう一つの見どころとも言えるかもしれません。 満月と富士、あぜ道の日の出、満月昇る海原の道。 油絵具を60層重ねる独特の技法によって、それぞれの時間帯の光が実感をもって表現されています。あるいは、朝陽や月明...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2022.06.05 Sun 18:33
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 Morita Manabu by WOOD展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーUnfinishedー。 達者な筆使い。 奔放なのに無駄のない的確な筆致。 ああこれならアートだなと感心します。 あるキャラクターが設定されます。 体表は金属質の光沢があり、 頭部は小さく、 遮光器土偶のような横に大きな亀裂が入っていて、 それが顔の唯一の要素です。 手足はひょろ長く、 しなやかな動作のある瞬間が捉えられています。 この...
画廊めぐりノート | 2022.06.05 Sun 05:09
JUGEMテーマ:美術鑑賞 あかね画廊(中央区銀座4-3)では、手塚真梨子個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー波の音を聴くー。 心象風景が描かれた絵画は、 それが優れた絵画ならば、 画家の静かな独り言、 つぶやきが聴こえるようです。 独り言は会話の相手がいない前提で、 一方、絵画は第三者の鑑賞が前提なのですが、 言葉ではなく絵画であるということで、 さらに、説明が目的でないということで、 たまたま聞こえた人に聴こえるという、 風のような、香りのような在り様になります。 ...
画廊めぐりノート | 2022.06.04 Sat 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、小屋哲雄展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー古典抽象主義・30回記念展ー。 画面には、 これは何だという具体的な図像が見当たらないので、 具象ではなく抽象表現なのですが、 明確な区画の色面や線が展開していて、 勢いというか、情念で奔放に筆を走らせた風ではなく、 構成しようという意図が漂います。 その意図の根源は、 作品名から読み解けるのかもしれませんが、 抽象絵画の鑑賞は鑑賞であって、謎解きではないので、 ...
画廊めぐりノート | 2022.06.03 Fri 04:53
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