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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、門倉直子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 ーDressー ー気に入りのドレスを着た時の高揚感や、 強くなったような気持ち。ー 大きく見開いた目。 つんと尖った鼻、柔らかそうな唇。 描かれた要素はそれだけですが、 姿形の個性というより、 内面の微妙な動きが作品ごとに現れます。 たぶん、目の描き込み方が肝のようですが、 それが微妙なのに効果的で、 生身の少女の目もこのような、 不思議...
画廊めぐりノート | 2022.05.13 Fri 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、北村奈津子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーLandscape, Wonderlandー。 作家が表現したいことが、 そのままの形で世の中になくて、 ヒントやきっかけだけがあって、 そうはいっても、何かを造るためには なんとかしなくてはならないのですが、 このようにフットワーク軽く、飄々と、 出来上がってくる様子を見ると、 創作の不思議が実感されます。 詩になるような、具体的な思いがあって、 それが立体や絵画というスタイルで姿を...
画廊めぐりノート | 2022.05.12 Thu 05:19
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SILVER SHELL(中央区京橋2-10)では、?橋舞子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーちいさな森ー。 青い月明かりに照らされる 雪に覆われた森。 静まりかえっていますが、人の気配が感じられて、 少しほっとします。 見たい風景、絵にしたい風景は 実際には無くて、 絵にしてみるしかありません。 困難なようですが、自由があって、 絵でしか成立しえない、 もうひとつの世界が現われます。 風景を客観的に眺めるのではなく、 画家自身によって活性化されるなら、 ...
画廊めぐりノート | 2022.05.11 Wed 05:41
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B・C(中央区京橋3-9)では、松浦延年展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーpaintingー。 絵を描く行為を、 painting、drawingと称しますが、 ニュアンスとしては、 刷毛や筆を使うのがpaintingで、 色面が描かれ、 鉛筆やペンを使うのがdrawingで、 線が描かれます。 ですから、展覧会タイトルの「painting」は、 作品の成り立ちを表しています。 色面はそのままで絵画になるのか。 既製品の色紙が(たぶん)絵画でないならば、 色面の意味をどの...
画廊めぐりノート | 2022.05.10 Tue 04:37
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GalleryK(中央区京橋3-9)では、ウラサキミキオ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーまどはひらかれとじられるー。 具象系の絵画は見えているものを、 見えている通りに描きますが、 抽象系は、 見えている通りにという約束事から解放され、 視界に入るものと、 見ているものと、 描く必要を感じるものの、混在が生じます。 ウラサキミキオの場合、 一旦、見えているものを、 見えている通りに描くものの、 描画の後半、いきなり視点、動機が切り替わり、 見えた小景...
画廊めぐりノート | 2022.05.09 Mon 04:38
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、 RAURA EMMA SUZUKI展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー記憶ー。 描かれた画像と同時に、 キャンバス上に残された、絵具の質感、発色が 作品の面前の空間に放たれる感じも 鑑賞の面白みです。 「青い桜」は画像上の再現性が目的ではなく、 桜の記憶のある部分がこのようであった、 ということで、 画面では画家の内面に息づく桜が再現されます。 この感じは、 色、形だけの視覚の追求だけでは届かず、 触覚、嗅覚などの予感...
画廊めぐりノート | 2022.05.08 Sun 04:38
JUGEMテーマ:美術鑑賞 画廊の薔薇も色鮮やかに咲き誇る季節となりましたが皆様お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。 さて、みぞえ画廊では「ゴールデンウィーク大感謝祭」と題して、日頃よりご愛顧をいただいておりますお客様へ感謝を込めて、油彩、リトグラフを中心に、現代・物故・海外作家など、幅広いジャンルの作品をお求めやすい価格にて展示いたしております。ご自身へのご褒美や「母の日」のプレゼントとして逸品の贈り物にいかがでしょうか? 〈主な出品作家〉 岡鹿...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2022.05.07 Sat 17:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房2(中央区銀座1-9)では、岡本卓也展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーphlogistonー。 ※フロギストン 近代以前の科学で燃焼の原因と考えられていた仮想上の元素。 燃え盛る炎だけが描かれています。 炎は可燃物と酸素との酸化反応で、 見えているものは実体ではなく現象です。 画面では 何時、どこで、何が燃えているのかなどの、 背景は描かれず、 結果としての炎だけが描かれることで、 炎はそのような背景から自由になり、 独自に自由にその姿を造形し...
画廊めぐりノート | 2022.05.07 Sat 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房1(中央区銀座1-9)では、 十時宏之(トトキヒロシ)展。 会場風景。 作品名は共通で「Landscape」。 和紙を重ね合わせ、 アクリルや墨の黒を塗り込み、 皺を寄せ、固めた作品です。 平面の作品ですが、 絵画のような描画による図像だけではなく、 素材感、質感も合わせた総体が 表現目的のようです。 素材をそのまま提示する「もの派」的アプローチですが、 作家が素材を、 自然現象的に造ってしまうところが 特徴的です。 そこで現れるのは、 イリュージョ...
画廊めぐりノート | 2022.05.06 Fri 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ぎゃらりぃ朋(中央区銀座1-5)では、谷口晴剛展。 会場風景。 山は遠目で見ると緑色の塊で、 桜や新緑、紅葉の季節になると、 その塊に挿し色的に鮮やかな色彩が混じります。 山の緑色の塊は、樹木の集合であり、 樹木は一枚一枚の葉の集合です。 人里に接する里山は、 そんな緑の成り立ちが手に取るようにわかります。 画家は、里山という、 眺めつつも、いつでも入ってゆける親近感を、 膨大な、小さな緑の重なりで表現しています。 そこに見えていて、息吹を感じ...
画廊めぐりノート | 2022.05.05 Thu 05:13
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