JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、海老塚 耕一展。 会場風景。 大きな立体作品が2体、 対峙するように展示されています。 素材は、木と鉄、ガラス。 「水、それは幻影のあえかな原質」 床に置かれた水平面は、 板材、硝子、ワイヤーメッシュで、 直立する木柱は手斧で荒っぽく削られていて、 鉄の帯が四角く取り付いています。 水面上に何かが突出しているイメージですが、 素材感と人為的な加工、 それらパーツの関係性で、 濃い物語性が漂います。 ...
画廊めぐりノート | 2022.05.26 Thu 04:27
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GalleryK(中央区京橋3-9)では、柏田彩子・??麻美子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 ー冷たい水の中の小さな太陽のようにー。 柏田彩子と??麻美子の二人展。 全く作風の異なる 純度の高い抽象表現ですが、 作品名が意外と具体的で、 それを前提に改めて作品に向かえば、 なるほどと思わせる、 細いけど確かな「描きたいこと」が見えてきます。 柏田彩子の場合、 描きたいことを煮詰めてゆくと、 混沌とした中に、 筋道が微光を放つ感じです。 ??麻美子は、 ...
画廊めぐりノート | 2022.05.25 Wed 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 C(中央区京橋3-9)では、神川智子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー海辺の考察 2022ー。 何か具体的な事象を描いたというより、 画面上で何かを引き起こしたといった趣。 それは、 作家が制作する海辺で見て感じる 自然の姿。 その姿は、悠久の年月や、 想像を超えたエネルギーが、 見える形や現象として現れたもの。 作家は、画面の上で その驚異をなぞっているかのようです。 じっくりと醸成してゆくと 造られた自然の振る舞いが現れてくる。...
画廊めぐりノート | 2022.05.24 Tue 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9)では、馬場京子展。 会場風景。 日常の風景を描く水彩画。 画家は、ふと目に入った一つの場面に、 ささやかだけど、かけがえのない、 面白み、俳味、温かみを感じ取り、 それを絵画として表現します。 絵画を描くきっかけとなった場面の再現ではなく、 面白み、俳味、温かみの説明、強調でもなく、 そんな、画家にとっての素敵さが、 絵画に向かい合った観る側に 空気として伝わってくるようです。 いつも見ていることの、 見えて...
画廊めぐりノート | 2022.05.23 Mon 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 中長小西(中央区銀座1-15-14)では、山口長男展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー生誕120年ー。 山口長男(やまぐち たけお 1902ー1983)。 美術館でなければ鑑賞できないはずの、 山口長男の代表的な作品を、 静かで小さな部屋で、 間近に観ることのできる幸運にたじろぎます。 ペインティング・ナイフを持つ手の動き、 絵の具の重なり具合、凹凸や段差といった、 現物に接して初めてわかるマチエールを堪能します。 図像とマチエールの一体化を確認します。 公...
画廊めぐりノート | 2022.05.22 Sun 05:03
JUGEMテーマ:美術鑑賞 art space kimura ASK?(中央区京橋3-6)では、渡邉碧展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー離別のそれをみていたー。 天井から、多くの半透明の薄い布が吊り下がり、 空調のわずかな気流を受けて、 微かにゆらゆら動いています。 鑑賞は、作品の間を歩くインスタレーション形式で、 筆者ものんびりと巡り始めます。 薄布には風景写真が転写されていたり、 白い絵の具でスケッチが描かれています。 とはいっても、 この写真が撮られた場所を 疑似体験、追体験するとい...
画廊めぐりノート | 2022.05.21 Sat 05:12
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY.b.TOKYO(中央区京橋3-5)では、 伊藤万結 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーdance with...ー。 リトグラフによる心象風景。 正面に展示された横長の作品は、 緩やかに湾曲していています。 通常の平面に対して、 曲面はある世界をそのまま切り取ったかのような 臨場感があり、 鑑賞者は、眺めるというより、 覗き込むといった、 より積極的な関係に導かれます。 描かれたのは、 樹林に蠢く多くの女性たち。 跪いたり、四つん這いになったり、 あるい...
画廊めぐりノート | 2022.05.20 Fri 05:00
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、酒井清一展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー”バベル” 希望の言語ー。 会場の真ん中には構造上の柱が立っています。 作家は、その柱に目を付け、 木材のパーツで覆っています。 下の方が末広がりとなり、 全体として、円錐形のシルエットが形成されます。 主構造の周囲には、 小品が放射状に並び、板材の橋が架かっています。 背面(入り口の逆側)に回ると、 床に十二芒星(じゅうにぼうせい)っぽい...
画廊めぐりノート | 2022.05.19 Thu 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテbis(中央区京橋3-5-3)では、 石川和男展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーImaginary Landscapeー。 視覚に訴えることを前提に表現された造形を、 美術と規定します。 過去からの慣例上、画法、画材が共通している 絵画、彫刻が制作されてきましたが、 自身の発想がその枠内で表現できないならば、 それ以外の方法、素材を模索し始めます。 今回の場合、 作家にとって身近な素材を取捨選択し、 加工、描画し、 組み合わせています。 作品...
画廊めぐりノート | 2022.05.18 Wed 05:29
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、井上雅之展。 会場風景。 陶による大きな2体の立体作品。 強度を保つための箱状を成すパーツ群が、 組み合わされて一体になっています。 パーツ群の組み合わせという成り立ちは、 成長、増殖の過程であったり、 その収束であったりと、 そのような振る舞いが形態化されたようであり、 一方で、 成り立ち方(理屈)などを意識させない、 純粋な造形の豊饒さも漂います。 窯変が散見されますが、意外と有機的ではな...
画廊めぐりノート | 2022.05.17 Tue 04:54
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