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だが私自身は、果たして理想を固持するために暴力的な革命さえ志向するのだろうか。単純にそうはならない。 誰かは言う。「やり遂げねばならない。理想と希望こそ、人が苦難を生き抜くためのよすがなのだ。どのような犠牲を投じても、守るべきものがあるとしたらそれだ。無視され見捨てられた人々が堪え忍んできたのは何故だったか。全てはそのわずかな希望、より良い未来への選択肢が残っていたためだ。どうして私たちは今それを放棄して、犠牲にされた人々の上で安住できるのだ。」 また誰かは...
夜沌舎 雑記 | 2020.08.20 Thu 23:02
「公平・公正な社会」や「法の下の平等」といった理想を掲げる時、あるひとつのことを思う。 理想は暴力を必要とする、ということである。 公平とか平等という概念を各々が共有するためには、その考え方を受け入れない個体や集団を、先ず第一に排除しなければならない。(大昔の貴族は、貴族が平民より上の存在だというわがまますぎる考えを持っていたので、”大人しく”させられた。) 相容れない価値観、不都合な主張などを基本的には武力の脅威で押し黙らせてようやく...
夜沌舎 雑記 | 2020.08.19 Wed 22:52
内向的な性格と、外向的な性格は両立しにくいものだ。 文武両道も同じ。 ネットゲームのステータスは極端に割り振る方が良いか。 戦略というのは奇妙なものだ。 希望は問題を長引かせる。その長引いた時間を人は安定とか平和と呼ぶ。 腐敗は蓄積していく。 個と集のどちらの力を取るべきか。それを保留にし続けて我々はどうなったか。 優秀な人間はいっそう無力にされ、善良な人間はいっそう憎悪の的となった。その全てが平和...
夜沌舎 雑記 | 2020.08.09 Sun 19:17
メンタルリセットマップネットセミナー アドラー心理学から生まれた あなたの悩みの解決をサポートするツールです。 悩みの解決をサポート 「気持ちが楽になった!」、 「これからも使えそう!」、 「自分がみえるようになった。」、 「今の自分でいい・・」 想像してみてください、 悩みのない生活を! 意識の向け方の知識がある人とない人の違い! このスキルで幸せな未来を描く。 PDF18ページのテキストと、 25分の動画解説に沿って書き込むだけです。 このプログラムで悩みを開放できたな...
ニュース | 2020.08.09 Sun 09:31
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学 昨夜から養老孟子さんとテーラワーダのスマナサーラ長老の対談を読みはじめました。 無知の壁: 「自分」について脳と仏教から考える (サンガ新書) 進行役は、釈徹宗さん。第1章の五戒のところ、養老さんは「意識には限界がある」、長老は「知識には限界がある」と。この論戦(?)、面白かった。養老「仏教の教えは、現代科学の「脳」という概念を使って説明するならば、脳幹と大脳辺縁系に支配権をあげないで、大脳新皮質が支配権をとれるようにすること」 ...
夢づくりの王国 | 2020.07.24 Fri 21:46
共助と自律。 助け合うことと、責任を果たすこと。 肉のような柔軟さと、骨のような硬さ。優しさと支え。流動性と堅牢性。 内骨格、それとも外骨格か。 それを支える腱。材質を調整すればコラーゲン、形態を調整すればアポデム。硬度と接着面積の問題。 オオカミとヤマネコ。群れと単独生活。 生存戦略。外骨格。鎧と戦車。群れ。同盟と国家。 人として”どうあるべき”か...
夜沌舎 雑記 | 2020.07.19 Sun 10:29
少し前に、小社会と大社会について書いた。その延長の話。 小社会の倫理は、善意と助け合いの倫理である。これは集団生物としての、人間のより本能的な能力だと言える。 助け合いと集団化によって、社会の効率は個別のサバイバルよりも遥かに向上し、安定し、堅牢になる。 個人と家族、家と家、組織と組織が手を組むことで、人間の力は何倍にも増幅され想像もしなかったような作業が可能になる。 一方、この倫理規範の欠点は、一言で表せば無責任...
夜沌舎 雑記 | 2020.06.28 Sun 11:24
宇津流霊の存在が私達に示しているのは、あらゆる存在は、変化を代謝することによってしかその形を維持存続できないということだ。 この宇宙全体が、ひとつの巨大な恒常性によって成り立っている。粗雑な空想ではあるが、ブラックホールとかホワイトホールとかの概念を、この恒常性における変化のエネルギーの出入り口と想定することもできそうだ。 これは私達にとって、この世界のとてつもなく大きな葛藤的側面だと言える。 存在は変化から解き放たれることがない。全ての存在は変...
夜沌舎 雑記 | 2020.06.06 Sat 10:00
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学 「そうそう、これだ、これ」と納得しながら読み進んだ。結局、バークが言いたいのは急激な変革は必ず綻びが出てくるということ。それをフランス革命を題材に(それをフランスの青年に求められたからだが)示していく。まあ、バークの考える保守主義について知りたいならこの本の半分ぐらいまで読めば十分。漸進的な改革、それが保守主義。これを変に右だの左だのという考えと結び付けて理解しようとする向きもあるが、安易過ぎるな。もっと深いよ、保守主義は。 なお、読みやすい訳で...
本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 23:11
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学 下巻を読んでも上巻で受けた印象は変わらず。解説で井上義和が述べている通り「隠れ保守の積年の屈折感情」から左派に対し排除の論理で仕返しするようなことはしていないが、その負の感情があちこちから滲み出てくる様子が何とも理知的じゃない。私が学んだ経済学では著者が専攻した教育学ほど長く左派が支配的ではなかったことも違和感を覚える一因かもしれない。もちろん今よりマル経の力は強かったが近経も頑張ってたよ、70年代半ばには。それと、著者は何故70年安保にあまり触...
本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 23:08
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