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スポーツの名言
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名アスリートたちの言葉、
あるいは名アスリートたちを見つめた人たちの言葉。
あらゆるスポーツをテーマに、その激しさのなかに
生まれた名言を綴っていきましょう。
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初めての1点。

世界大学野球選手権初出場のスリランカチームの監督を務める渡辺泰真さんが 今大会の目標に掲げた言葉です (3日の『朝日新聞』夕刊)。 結局1点も挙げることができず、チームは最下位に終わりましたが、 底辺から上を目指す、ある種うらやましさも感じます。試合を見ていないので どこまで実力があるのかは分かりませんが、相手国は相応の野球先進国です から、大変だったでしょう。初めての安打、初めての得点、初めての勝利。 さあ、夏の甲子園。それぞれの「初」が生まれます。 JUGEMテーマ:スポーツの名言

いいコトバ | 2010.08.09 Mon 19:02

ピンチになるとワクワクするんです。

第92回全国高校野球選手権大会、1点を争う好ゲームとなった第1日 第2試合。1点差に追い詰められた後の7回表の智辯学園和歌山高の攻撃で、 1死1、3塁のピンチに立たされた場面、1、2番を連続三振に切って取った成田高の エース、中川諒投手の試合後インタビューの言葉です。解説の鍛冶舎巧さんも 「ピンチの時に実力を出せる」ことを好選手の条件に挙げていました。私は 試合の後、甲子園60勝を目指して敗れた相手高の監督、高嶋仁さんの表情を 見つめていました。それはまるで勝利監督のような笑顔だったのです。 一喜一憂し...

いいコトバ | 2010.08.08 Sun 00:31

アホやのう、お前が通路に立ってると思ったから、                      わざと聞こえるように言うたんや。   

あの「ベンチがアホやから野球がでけへん!」の一言をスクープした、当時 サンケイスポーツ入社3年目だった田所龍一さんに、当の阪神タイガース・ 江本孟紀さんが語り聞かせた言葉です (21日の『朝日新聞』夕刊/ニッポン人・脈・記)。 このスクープは江本さんの謹慎処分に発展し、結果的に引退につながるのですが、 それを後悔した田所さんが江本さんの自宅を訪ねた際、冒頭の言葉を受け取った のです。田所さんは「江本さんの優しさ、気遣いだったんでは」と述懐します。 「お前のせいで辞めたんやない気にするな。」その江...

いいコトバ | 2010.07.29 Thu 08:20

スペインのサッカーを貫こう!

2010FIFAワールドカップ1次リーグH組で、初戦のスイス戦に0対1でまさかの 敗北を喫した直後、ビセンテ・デルボスケスペイン代表監督が言った言葉です (12日の『Bizスポ』)。 ご存知の通り、このあと快進撃を続けたスペインはついに初優勝を成し遂げる のですが、その原点となったのは間違いなくこの言葉ですね。我々は、結果的に 負けたが、我々のスタイルを変えることはない、という決意と自信が伝わって くる名言だと思います。だから選手たちも慌てなかったのでしょう。 いま日本のスタイルは貫かれているでしょうか。も...

いいコトバ | 2010.07.24 Sat 01:23

技術の前に人間を磨け。

こんな言葉を恩師に言われた人って、誰だと思いますか?  実は 正にこんな辛口の言葉を選手に浴びせ続けてきた当人の野村克也さんです (7日の『こころの遺伝子』)。 毎年一回戦負けで不良のたまり場と蔑まれた野球部に所属していた、高校生の 野村さんは、野球部廃部を唱えた生徒指導部長の清水義一先生にこう言われ、 「まずは行いを正し、立派な人間を目指せ」と叱咤されるのです。しかし、 人間を磨くためには常に気持ちを研ぎ澄ませなければなりません。 そこで最後は野村さんが贈る言葉となります。「最大の悪は、鈍感...

いいコトバ | 2010.07.17 Sat 09:18

球ではなく、人。

今夏で30年目になる「熱闘甲子園」の第一回を企画、放送した朝日放送の 担当プロデューサー、高田五三郎さんが基本方針に掲げた言葉です (6月28日の『朝日新聞』夕刊/熱闘甲子園への道)。 ニュースが紹介する試合の流れや結果ではなく、人間ドラマを追ったのです。 得点機、外野への飛球を私たちは見つめますが、その後に思うのは打った者、 打たれた者の思いのような気がします。そして日焼けした横顔にドラマを見る。 私は40年前の夏の高校野球県予選、TVKの実況を昨日のように思い出します。     打球の先に、原辰徳...

いいコトバ | 2010.07.15 Thu 01:24

日が当たらない時こそ頑張る。

サッカーのワールドカップ日本代表チームの要として、予選まではお決まりの ように先発メンバーに名を連ねていた中村俊輔選手の言葉です (6月29日の『朝日新聞』夕刊)。 ただ決勝リーグ敗戦直後の“俊輔”の言葉は変化していました。「つらさと悔しさ しか残らなかった」(30日の同紙夕刊)という述懐が本音でしょう。やはり 俊輔は悔しさを押さえ込んでいました。だからといってこの言葉は 輝きを失わない。人は葛藤のなかで自らの役割を認識し、そのように振舞うのです。 俊輔、「ブラジル」を目指せ。 JUGEMテーマ:ス...

いいコトバ | 2010.07.14 Wed 00:54

自分に自信を持つこと。                           ミスをしても切り替えて、                            前に進むこと。

米国女子プロゴルフツアー、ショップライト・クラシックで、米国本土での 初優勝を遂げた宮里藍さんの言葉です (6月21日の『朝日新聞』夕刊)。 この勝利で日本人初の世界ランキング1位(その後一時陥落)を勝ち取った 彼女が常に口にするこのゴルフ哲学は、そのまま人生哲学に通じます。 自分への自信って、なかなか持つのは難しいですが、自分を本当に信じて あげられるのは、自分しかいないんですね。そう気づくと楽観的にもなれる。 今日も失敗はありました。でも切り替えて前に進む。この言葉に力づけられます。 JUG...

いいコトバ | 2010.07.09 Fri 01:26

「できるんだ」っていう気持ちになれた。

2010 FIFAワールドカップ・日本代表チームで攻守にアグレッシブなプレーを 見せた大久保嘉人選手の敗戦後の言葉です (6月30日の『朝日新聞』夕刊)。 「自分にここまで体力があったということを、いままで知らなかった」という述懐が、 ワールドカップという舞台が持つ不思議な力を物語っています。1つのチームの 変貌ぶりを目にして、この言葉は、今回の日本代表チーム全員の気持ちを代弁して いるのではないかと思わせました。 「できるんだ」という瞬間を味わえるって、幸せですね。 JUGEMテーマ:スポーツの名言

いいコトバ | 2010.07.01 Thu 00:34

Bravo!

サッカーワールドカップ南アフリカ大会グループEで、日本代表が勝利した直後、 テレビ番組にゲスト出演していたフィリップ・トルシエ元日本代表監督が発した 言葉です。いろんな意味で賞賛を表す言葉ですね。トルシエ氏は特に、周到に 準備を進めた岡田武史日本代表監督の大会前のチェックをはじめとする指揮官 ぶりを絶賛していました。確かに、物事が一つに収斂していく時の美しさを 思い起こさせるような日本チームの印象の根源には、岡田監督の強いリーダー シップがあったのでしょう。世論に晒されたなかでの緻密な決断に敬...

いいコトバ | 2010.06.25 Fri 10:44

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