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Oncology Tribune連載「日常臨床に活かそう!きゅーと先生@肺癌勉強会の論文レビュー」第2回に取り上げさせて頂いた論文は Crizotinib in ROS1-rearranged advanced non-small-cell lung cancer (NSCLC): updated results, including overall survival, from PROFILE 1001.(Ann Oncol 2019年4月13日オンライン版) クリゾチニブ(商品名ザーコリ)のROS1融合遺伝子陽性非小細胞肺がん(NSCLC)に対する効果と安全性を見た第?相試験「PROFILE1001」試験の長期フォローデータについて勉強しました...
肺癌勉強会 | 2019.05.16 Thu 07:39
ALK陽性非小細胞肺癌の1次治療におけるアレクチニブ(アレセンサ)のデータは追随を許しません。頑強なデータがJournal of Thoracic Oncology誌に掲載されましたので、「Updated Efficacy and Safety Data and Impact of the EML4-ALK Fusion Variant on the Efficacy of Alectinib in Untreated ALK-positive Advanced Non-small-cell Lung Cancer in the Global Phase III ALEX Study」(JTO 2019)について勉強しました。 【参考】【ALEX】未治療ALK陽性非小細胞肺癌に対するアレクチニブはクリゾチニブと比較して...
肺癌勉強会 | 2019.04.30 Tue 15:54
先日のAnnals os Oncology誌にクリゾチニブ(ザーコリ)のROS1陽性非小細胞肺癌に対する効果と安全性を見た第1相試験「PROFILE1001」試験の長期フォローデータが掲載されましたので「Crizotinib in ROS1-rearranged advanced non-small-cell lung cancer (NSCLC): updated results, including overall survival, from PROFILE 1001」(Ann Oncol 2019)について勉強しました。 【参考】【PROFILE1001】ALK陽性非小細胞肺癌に対するクリゾチニブの効果と安全性 ROS1陽性非小細胞肺癌に対する分子標的薬はクリ...
肺癌勉強会 | 2019.04.18 Thu 06:50
先日、Lancet Respir Med誌に中国、韓国、タイのALK陽性症例でのアレクチニブの効果を見た比較第3相試験についての報告「Alectinib versus crizotinib in untreated Asian patients with anaplastic lymphoma kinase-positive non-small-cell lung cancer (ALESIA): a randomised phase 3 study」(Lancet Respir Med 2019)がありましたので目を通しました。 特筆すべきはやはり中枢神経病変を有する症例に対する効果だと思います。 【参考】【J-ALEX】ALK陽性非小細胞肺癌に対するアレクチニブとクリゾチニブ...
肺癌勉強会 | 2019.04.16 Tue 08:06
データが非常に限られているため、EGFRのUncommon変異を持つ進行肺腺癌症例では治療の選択に難渋します。中国からの報告で「Efficacy and long-term survival of advanced lung adenocarcinoma patients with uncommon EGFR mutations treated with 1st generation EGFR-TKIs compared with chemotherapy as first-line therapy」(Lung Cancer 2019;130:42-49)について勉強しました。 結果の解釈に困りますが、EGFR-TKIで開始してもよいが、あまり引っ張りすぎないように、というメッセージなのか。OSが明らかに負けているので...
肺癌勉強会 | 2019.02.18 Mon 07:22
早期の緩和治療と化学療法の関連についての論文が先日のJTO誌に掲載されたので「Association of Early Palliative Care With CTx Intensity in Patients With Advanced Stage Lung Cancer: A National Cohort Study」(JTO 2019;14:176-183)について勉強しました。 患者さんサイドから考えれば早くから症状緩和の専門チームが介入することはとてもメリットのある事のように思います。全力で化学療法を行うことも大事ですが、強力な化学療法を行うこと自体が本来の目的ではありません。 【はじめに】 〇進行肺癌は...
肺癌勉強会 | 2019.02.15 Fri 07:38
現在、非小細胞肺癌に対して免疫治療と化学療法の併用療法が使用できますが、やはり免疫治療の効果が高い群、効果があまり期待できない群は常に知っている必要があります。大阪国際がんセンターの田宮先生と近畿中央呼吸器センターの田宮先生が報告した「Metastatic site as a predictor of nivolumab efficacy in patients with advanced NSCLC:A retrospective multicenter trial」(PLOS ONE 2018;13:e0192227)について勉強しました。 ■実臨床の経験と論文から PS不良群、肺内転移群、肝転移群はニボ...
肺癌勉強会 | 2019.02.11 Mon 09:49
肺癌患者さんを数多く拝見していると、肺癌治療とともに時に肺炎などの感染症やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の増悪、気胸、肺血栓塞栓症、はたまた重喫煙歴のために心血管障害や他の癌の併存などなどを経験することがあります。「肺」だけ見ていればよいわけではありません。少なくとも呼吸器疾患に関しては幅広く知識を持ち、診療に当たる必要があると思っています。 御高名な倉原先生の新刊が勉強になりましたので紹介いたします。 倉原優「その呼吸器診療 本当に必要ですか?」医学書院 一般呼吸器...
肺癌勉強会 | 2019.02.08 Fri 07:16
EGFR陽性非小細胞肺癌の1次治療においては、ほとんどの症例がオシメルチニブ(タグリッソ)が現状で使われている印象です。先日JJCO誌にがんセンター中央病院の大江先生の報告による「FLAURA試験」の日本人集団における結果が報告されたので「Osimertinib versus standard-of-care EGFR-TKI as first-line treatment for EGFRm advanced NSCLC: FLAURA Japanese subset」(JJCO 2019;49:29-36)について勉強しました。 関連記事:【FLAURA】EGFR陽性進行非小細胞肺癌の1次治療でオシメルチニブは第1世代EGFR-TKIよりも無増...
肺癌勉強会 | 2019.02.07 Thu 07:09
この2年間は非小細胞肺癌の2次治療として多くの症例に対してニボルマブ(オプジーボ)を使用した経験があります。いま、1次治療から複合免疫療法(化学療法と免疫療法)が使用できるようになっておりますが、やはり免疫治療単独の効果や安全性が確立されてこその併用療法と考えます。 多くの臨床試験では脳転移症例は除外されておりますが、実臨床では転移を認めるような進行肺癌症例に対しても全力で戦っております。 今回はイタリアから脳転移を含む症例群のニボルマブの解析「Nivolumab and brain metastases in pati...
肺癌勉強会 | 2019.02.06 Wed 07:41
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