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あと数時間で2017年の肺癌学会@横浜が開催されますが、今日も肺癌患者さんのために勉強し続けます。 先ほどJCO誌に既治療非小細胞肺癌のニボルマブ(オプジーボ)のドセタキセルとの比較試験である「CheckMate017試験」と「CheckMate057試験」の2年での解析結果「Nivolumab Versus Docetaxel in Previously Treated Patients With Advanced Non–Small-Cell Lung Cancer: Two-Year Outcomes From Two Randomized, Open-Label, Phase III Trials (CheckMate 017 and CheckMate 057)」(JCO 2017, Published at jco.org on Oc...
肺癌勉強会 | 2017.10.14 Sat 04:37
循環腫瘍細胞CTCと免疫治療についての論文「Detection of PD-L1 in circulating tumor cells and white blood cells from patients with advanced non-small cell lung cancer」(Annals of Oncology 2017, Published: 09 October 2017)が掲載されていましたので、勉強しました。 もちろんPD-L1発現の診断に使用できると思いましたが、CTC陽性は予後とも関連しているはずなので、多方面からの評価ができればと考えています。今後、初診外来で、血液、唾液、尿などの検体から即診断→治療の選択ができる時代が来るものと想像...
肺癌勉強会 | 2017.10.11 Wed 15:51
先日のJCO誌にVEGF受容体1,2,3、PDGF受容体、Kit受容体選択的阻害薬であるモテサニブ(AMG-706)のプラセボコントロール第3相試験の結果「Phase III, Randomized, Placebo-Controlled, Double-Blind Trial of Motesanib (AMG-706) in Combination With Paclitaxel and Carboplatin in East Asian Patients With Advanced Nonsquamous Non–Small-Cell Lung Cancer」(JCO 2017 Published at jco.org on September 13, 2017)が日本医大の久保田先生が報告されておりましたので勉強しました。 【目的】 ○この第3相、無作為...
肺癌勉強会 | 2017.10.07 Sat 06:43
2017年6月からオピオイド誘発性便秘症に対して「スインプロイク0.2mg」(ナルデメジン)が使用できます。先日、ナルデメジンの第2b相試験の結果について勉強しましたが、今回は第3相試験と延長試験の結果「Randomized Phase III and Extension Studies of Naldemedine in Patients With Opioid-Induced Constipation and Cancer」(JCO 2017 Published at jco.org on October 2, 2017)について報告されたので勉強しました。 なるべく患者さんに苦痛のないようにと思って使用するオピオイドですが、やはり副作用が気になるのは確...
肺癌勉強会 | 2017.10.06 Fri 08:55
1年半くらい前に当ブログでも紹介した、beyond PD後のGefitinib(イレッサ)の継続投与について記した論文「IMPRESS試験」の全生存期間OSデータ「Gefitinib Plus Chemotherapy Versus Chemotherapy in Epidermal Growth Factor Receptor Mutation–Positive Non–Small-Cell Lung Cancer Resistant to First-Line Gefitinib (IMPRESS): Overall Survival and Biomarker Analyses」(JCO2017 Published at jco.org on October 2, 2017)が発表されましたので勉強しました。以前のLancet Oncology 2015に報告された時の無...
肺癌勉強会 | 2017.10.05 Thu 07:52
個人的にその結果を待っていた2次治療以降のS-1の効果と安全性を見たEAST-LC試験「Randomized controlled trial of S-1 versus docetaxel in patients with non-small-cell lung cancer previously treated with platinum-based chemotherapy (East Asia S-1 Trial in Lung Cancer)」(2017 Annals of Oncology)の結果が掲載されましたので勉強しました。 内服薬でのエビデンスが確立されることは地域の病院で癌診療を行っている我々に大変有用なことだと感じます。しっかり読み込んで、今日からの診療にも生かします。 【背...
肺癌勉強会 | 2017.10.04 Wed 09:20
昨日、院内呼吸器勉強会として30分でミニレクチャーを行いました。 石綿による「悪性胸膜中皮腫」「肺癌」患者さんは増えております。 2016年度版 「悪性胸膜中皮腫診療ガイドライン」+αを勉強しました。 ---以下、要約--- 悪性胸膜中皮腫診療ガイドライン2016準拠「悪性胸膜中皮腫の基礎」 1 「悪性胸膜中皮腫」 ○胸膜、腹膜、心膜(稀に精巣漿膜)の中皮細胞に発生する悪性腫瘍。胸膜発生 85%。 ○男女比 4:1 ○年間死亡者 1410人(2013年 ICD-10による) 1995年の2.8倍 ○自然史は上皮型 11カ月、二相型 10カ月...
肺癌勉強会 | 2017.09.29 Fri 08:16
先日のASCO2017でTony Mok先生によって発表されも話題となっていたダコミチニブのゲフィチニブと比較した第3相試験、ARCHER1050試験の結果「Dacomitinib versus gefitinib as first-line treatment for patients with EGFR-mutation-positive non-small-cell lung cancer (ARCHER 1050): a randomised, open-label, phase 3 trial」(Lancet Oncology 2017,Published: 25 Sep. 2017)がLancet Oncology誌に掲載されましたので早速勉強しました。 第2世代のEGFR-TKIとしては効果はゲフィチニブに比較して十分と考えますが、有害事...
肺癌勉強会 | 2017.09.26 Tue 15:35
CareNetさんに紹介されていたので、肺癌診断後の禁煙と死亡についての関連についてのBJC「Smoking cessation and survival in lung, upper aero-digestive tract and bladder cancer: cohort study」(British Journal of Cancer 2017 Sep 12.)について勉強しました。 当たり前の結果ではありますが、大事なのは喫煙を続けている肺癌患者さんに説明する一つの大事なデータになるのか、と(おそらく多くの肺癌診療に携わる先生方も)思います。 Discussionにも書かれておりますが、喫煙を続けていると、?化学療法の効果が減弱す...
肺癌勉強会 | 2017.09.21 Thu 07:42
【研究会参加】 本日9月19日「二子玉川エクセルホテル東急」にてベーリンガー主催の「Lung Cancer Meeting in TAMAGAWA」が開催されました。わたくしも「長期間の奏功が得られたEGFR陽性非小細胞肺癌の1例」の演題名で講演しました。本日、勉強したこと、お伺いしたことされたことを、明日からの実臨床に生かしていく所存です。 ---以下、要約--- 「長期間の奏功が得られているEGFR陽性非小細胞肺癌の1症例」 ○まとめ ・EGFR陽性非小細胞肺癌の1次治療はEGFR-TKI ・EGFR陽性で効果を求めるのであればAfatinibが選択肢 ・...
肺癌勉強会 | 2017.09.20 Wed 00:00
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