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最近、いくつかの研究会や講演会で取り上げられているニボルマブの3年フォローのデータについて示した「Nivolumab versus docetaxel in previously treated advanced nonsmall cell lung cancer (CheckMate 017 and CheckMate 057): 3-year update and outcomes in patients with liver metastases」(Annals of Oncology 2018, Published: 02 Feb. 2018 )について勉強しました。 ニボルマブで長期奏功群が3年でもしっかり示されています。実臨床でも、適応さえあればよほどの間質性肺炎などの併存症がなければICIによる治療を積...
肺癌勉強会 | 2018.03.16 Fri 02:49
以前に、手術不能ステージ?非小細胞肺癌の化学放射線療法後のデュルバルマブの効果を見た第3相試験として「PACIFIC試験」を肺癌勉強会でも紹介しました。先ほどLancet Oncology誌に既治療進行非小細胞肺癌に対するデュルバルマブの効果と安全性を見た第2相試験「Durvalumab as third-line or later treatment for advanced non-small-cell lung cancer (ATLANTIC): an open-label, single-arm, phase 2 study」(2018 Lancet Oncol, Published Online March 12, 2018)が掲載されましたので真夜中ですが勉強しました。 他の抗PD...
肺癌勉強会 | 2018.03.14 Wed 02:46
【研究会参加】 3月7日に「二子玉川エクセルホテル東急」にてブリストルマイヤーズ社主催の「第2回 Knowledge Sharing Seminar in KAWASAKI-2年間の経験を糧に最善の治療を考える-」が開催されました。わたくしも演者として「実臨床における進行非小細胞肺癌に対する免疫治療」の演題で約11分30秒話させて頂きました。 ---以下、要約--- ■Take Home Message ICI(あいしーあい) 使ってみないと 分からない ■肺癌診療ガイドライン ○?期非小細胞肺癌:PD-L1 TPS≧50% ぺムブロリズマブ ○?期非小細胞肺癌、遺伝子変...
肺癌勉強会 | 2018.03.10 Sat 20:42
【研究会参加】 2月26日に「TKPガーデンシティ横浜」にてアルトラゼネカ社主催の「肺癌病理セミナー in 横浜」が開催されました。わたくしも演者として「進行非小細胞肺癌における遺伝子検査の必要性」の演題で約18分30秒話させて頂きました。 ---以下、要約--- ■Take Home Message ?進行非小細胞肺癌の1次治療の治療決定に遺伝子検査が重要! ?EGFR陽性進行非小細胞肺癌の2次治療以降の治療決定に遺伝子検査が重要! ■「肺癌」とは ○肺癌:肺に発生する上皮細胞由来の悪性腫瘍。 ○年間、日本で7万人以上死亡。 ○2016年...
肺癌勉強会 | 2018.02.17 Sat 00:20
実臨床でもEGFRやALK陽性非小細胞肺癌でのPD-L1発現での免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の使用は悩むところがあります。ICIでわずかでも間質性変化を認めた場合にTKIを再投与が困難になってしまうことや、TKIの効果が不十分になってしまわないかなど誰も知りえないことで悩むことがあります。 今回は九州大学からの報告でEGFR/ALK陽性非小細胞肺癌におけるPD-L1発現とTKIの効果について検討した「PD-L1 expression in lung adenocarcinoma harboring EGFR mutations or ALK rearrangements」(Lung Cancer 2018;118:3-40)...
肺癌勉強会 | 2018.02.05 Mon 08:24
いまや進行非小細胞肺癌の治療に免疫治療は欠かせない選択肢の一つとなってきています。ニボルマブ(オプジーボ)、ペンブロリズマブ(キイトルーダ)に加えて、近々アテゾリズマブ(テセントリク)も一般病院でも使用可能となります。 ただ実臨床では、臨床試験では除外されていたような基礎疾患を併存していたり、PS不良であったりと悩ましい症例に直面することも多々あります。全てが臨床試験通りであるとは考えておらず、リアルワールドでの使用経験が大事になることがあります。 慶應義塾大学の小林先生がまとめた慶...
肺癌勉強会 | 2018.02.02 Fri 08:53
肺癌の基礎研究は耳学問のみで実際に手を動かしたことがないので詳細は分かりませんが、血漿セルフリーDNAによる検査が徐々に一般化しています。より検出感度が高く、正確に測定することができる次世代シーケンス法についても研究がなされています。今回は先日発表されたAnnals of Oncology誌より「Amplicon-based next-generation sequencing of plasma cell-free DNA for detection of driver and resistance mutations in advanced non-small cell lung cancer」(Annals of Oncoloby 2018)について勉強しました。 【背景】...
肺癌勉強会 | 2018.01.15 Mon 07:21
今年も年末に引き続いて新年からも変わらず肺癌と戦い続けています。 自身の仕事が多忙過ぎて全く更新できておりませんでしたが、今年もコツコツ勉強を重ねていきたいと考えています。 先日発表されましたJAMA Oncology誌から「Association of the Lung Immune Prognostic Index With Immune Checkpoint Inhibitor Outcomes in Patients With Advanced Non–Small Cell Lung Cancer」(JAMA Oncology Published online January 11, 2018)について勉強しました。 今や進行非小細胞肺癌の標準治療として免疫治療が組み込ま...
肺癌勉強会 | 2018.01.13 Sat 01:09
新しい肺癌診療ガイドラインではまだ1次治療での推奨はなされていませんが、EGFR陽性非小細胞肺癌においてEGFR-TKIで既治療でT790M変異陽性の場合には間違いなくオシメルチニブが選択されます。その中枢神経系転移への効果は実感できているところですが、さらにAURA試験からのプールされたデータからサブグループ解析がなされたので「CNS response to osimertinib in patients with T790M-positive advanced NSCLC: pooled data from two Phase II trials 」(Published: 23 December 2017 )について勉強しました。 【背景】 ...
肺癌勉強会 | 2017.12.24 Sun 23:14
のようです。 風のウワサですが、明日、日本肺癌学会から「肺癌診療ガイドライン」、しかも「?期非小細胞肺癌の薬物療法についてのガイドライン」に絞った内容でが新しく改訂されるようです。即、読み込む必要があります。 Amazonや楽天で予約ができます。 以下、Amazonでの内容紹介を転記 「ドライバー遺伝子の多様化、新規薬剤、臨床試験データのアップデートに迅速対応。最新の肺癌診療指針をいち早く臨床現場へ! 診療上の重要度の高い医療行為についてクリニカルクエスチョンを設け、治療による益と害の...
肺癌勉強会 | 2017.12.18 Mon 13:06
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