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7月10日、六本木ヒルズアリーナで行なわれた、ウルフルズ休止前の東京での ラストライブのフィナーレ、ウルフルズ名物“AAP(アホアホパワー)コールの 後で、トータス松本さんがステージ上で言った言葉です (15日の『SONGS トータス松本』)。 この「いまオレが一番やりたい」こととは、アコースティックギターで彼のソロ 第3弾「明星」を熱唱することでした。ソロの曲をやることに最後までためらって いた彼が意を決して思いを現実に変えた時、私には、人生が二重写しで見えました。 そう、人生は、やりたいことをやるべき...
いいコトバ | 2009.07.29 Wed 00:07
坂本美雨さんのこの言葉には、「言葉」より大切なのは、その「想い」なのでは ないかという“想い”が込められていたのです (8日の『朝日新聞』夕刊)。 「ごめんなさい」とか「申し訳ありません」とか、謝罪の言葉はいろいろですが、 実際に心に伝わる時とそうでない時があるのは、「相手への想いを込めた言葉か どうか」が力を持つからと美雨さんは言う。確かに、謝る意思の感じられない 謝罪の言葉が目立ちます。また言語のステレオタイプ化は“想い”の放棄そのもの。 言葉も壊れていますが、いま“想い”までもが壊れつつある...
いいコトバ | 2009.07.25 Sat 02:02
「憂うつで陽気で踊り出したくなるようなリズム」と続く、自転車が趣味だった 忌野清志郎さんの言葉です (7日の『クローズアップ現代』涙と汗のゴール〜自転車“わが人生”〜)。 番組は、定年後の就職口を探していたり、雇い止めに遭ったりなどの境遇にいる 人たちの自転車ロードレースへの参加をとらえていました。この人たちにとって、 ゴールに辿り着くことは人生の壁を乗り越えることを示しています。ブルースの 定義を私は知りません。しかし、ゲストで自転車好きの山本一力さんは言います。 こいでないと倒れますから、...
いいコトバ | 2009.07.24 Fri 01:00
これは、自身が主宰する「無名塾」のオーディションの話題に触れながら 仲代達矢さんが語った言葉です (19日の『はなまるマーケット』)。 弱い、強いも含めてその人間の個性なのだと。もちろんこれは「入ってきた 時に花がある人」という言うに言われぬ俳優の世界での話ではあります。 ただ、一般社会でも同じでしょう。だからこそ社会が成り立っている。 平凡な私は、そう考えてやっと存在感が見出せているという現状です。 そんな若者を「巣立たせるのが私の役目」。仲代さんの言葉です。頼もしい。 JUGEMテーマ:芸術...
いいコトバ | 2009.06.29 Mon 00:51
雨ニモマケズ風ニモマケズ雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ慾ハナク決シテ瞋ラズイツモシヅカニワラツテイル一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベアラユルコトヲジブンヲカンジョウニ入レズニヨクミキキシワカリソシテワスレズ野原ノ松ノ林ノ蔭ノ小サナ萱ブキノ小屋ニイテ東ニ病気ノコドモアレバ行ッテ看病シテヤリ西ニツカレタ母アレバ行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ南ニ死ニサウナ人アレバ行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ北ニケンクヮヤソショウガアレバツマラナイカラヤメロトイヒヒデリノトキハナミダヲナガシサム...
ArigatouGozaimasu | 2009.06.24 Wed 14:50
これは、写真家の森山大道さんの言葉です (17日の『朝日新聞』夕刊/人・脈・記)。 70歳にしてこの飽くなき探究心には恐れ入ります。でも、この言葉、何となく 分かりますね(もちろん写真としてではなく)。絵を描いていれば対象の全てを 描きたくなるだろうし、文章を書いていれば対象の全てを文章で綴りたくなる。 そんな芸術家の果てしない欲求を想像してみるのは楽しいものです。いまだに 不審者に間違えられる大道さん、やはりこの欲求は社会からは逸脱するのか。 なんで、と言って自分自身に投げかける疑問、それって...
いいコトバ | 2009.06.22 Mon 01:02
ピアニストとして活躍していた舘野泉さんは、リサイタル中に起きた脳溢血で 右手の自由を奪われてしまうのですが、バイオリニストの息子さんに渡された 「左手だけで弾く楽譜」と出会って、再びピアニストとして出発したのでした (13日の『生きるを伝える』)。 この言葉は、そんな舘野さんの決意を述べたものですが、この境地に達するまでの 数多くの苦悩が言葉の裏から立ち上って来るかのようですね。そして舘野さんは、 ピアニストとして生きる、現在の心境をこう表現しています。 左手だけの方が面白い。 あっぱ...
いいコトバ | 2009.06.18 Thu 01:04
「どんなヌードの写真見てもみんな同じなんですよ。これはこの人じゃないと 撮れないみたいな、そういう個性が何もない」と続く苦言を呈したのは、数々の センセーショナルなヌード写真を発表してきた篠山紀信さんです (『広告批評』3月号)。 この「ヌードの写真」の代わりに「テレビ番組」や「広告文」などいろんな言葉が 入りそうです(反省してます)。しかし、確かに、巷に裸の女性の写真が入り乱れる ようになって、逆に芸術としてのヌードが行方不明になっているのかもしれません。 日常化している仕事の手順にも同じ...
いいコトバ | 2009.05.28 Thu 01:12
そう語ったのは、「アラビアのロレンス」などの映画音楽で知られた モーリス・ジャールさんです (9日の『朝日新聞』夕刊/惜別)。 なんか、クリエイティブの真髄を衝いてますね。要するに、パッと思い浮かんだ アイデアが、その後のもがき苦しんだ末の発想より優れているということ。 そんなことが結構あるんです。さんざん考えた挙句、やっぱりアレだな、なんて ことが。逆に言えば、パッと思い浮かんだことを大切にしなきゃダメってことです。 いま、何か浮かびましたか? それ、どうか大切に。 JUGEMテーマ:芸術家の名言...
いいコトバ | 2009.05.23 Sat 02:09
落選続きで自殺さえ考えていた片岡球子さんに、当時の画壇の重鎮・ 小林古径が与えた助言です (3日の『日曜美術館』)。 この「座」とは、批判されけなされても失ってはいけない片岡さんの「個性」です。 日本画の正統とかけ離れた画風を人はゲテモノと馬鹿にしていたのですが、 古径だけがその才能に気づいたのです。その着眼も凄い。そして、時代に迎合せず 自らの画風を貫いた片岡さんの信念も見事と言う他ありません。 自分の「座」を忘れないように歩いていきましょう。 JUGEMテーマ:芸術家の名言
いいコトバ | 2009.05.14 Thu 01:21
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