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日本画家の松井冬子さんが、新作の制作中に「聞いた」という自作の日本画の なかに生きる女(あえて幽霊とは言いませんが)の声です (6月21日午前深夜『ETV特集/痛みが美に変わる時―画家・松井冬子の世界』)。 不可思議で幽玄な世界を描くこの同郷の美人画家に以前から注目していました。 内臓を緻密に描くためにラットを解剖してまで目に焼き付けるという行為を、 全く自然に行ってしまう仕事ぶりは、彼女自身が言うように“狂気”と全く 紙一重なのですが、この言葉は芸術家の真髄を衝いているような気がするのです。 作品...
いいコトバ | 2008.07.07 Mon 00:22
「自然体の(人物の)写真が撮れない」という参加者の質問に対し 「(被写体との)気まずい関係も自然体」と言った梅佳代さんの言葉です (10日午前深夜の『トップランナー』)。 「ハッとした瞬間がシャッターチャンス」と言い、デジカメをP(プログラム モード)にしたまま撮り続けるウメカヨさんにとって「自然体」へのこだわり なんて問題外なのでしょう。女性誌でよく「ナチュラルに暮らす」みたいな 特集を見かけます。「ありのままが素敵」なんて、私も広告で書いたでしょうか。 自然体を考えると自然体じゃなくなる。...
いいコトバ | 2008.06.26 Thu 00:57
これは大正期の「コドモノクニ」などの童画雑誌で活躍した岡本帰一の言葉です (5月31日の『美の巨人たち』)。 その裏には、セザンヌやゴッホを目指しながら童画で禄を食む人生の葛藤もあった のかもしれませんが、正に大正モダンの空気に溢れた子供たちの姿と、それを 取り巻く情景が醸す大らかな絵画のチカラ。さて、皆さんは「戦利品」と呼べる ような財産を手にしていますか? 考えてみれば人生は、戦い勝ち、時に敗れながら それぞれの「戦利品」を手にする軌跡だとも言えますね。 そしてそれは万人に必ずもたらされる、...
いいコトバ | 2008.06.19 Thu 00:19
Copyright (C) 相田みつを おかげさん。。。「お陰様で元気になりました!」とか、「お陰様で注文の方も 沢山頂けるようになりまして…」のように使うこの「お陰様」について 今日は書かせていただきます。φ(..;) お陰様。。。って、陰の力のオカゲで、「うまくいってます」これは、 「決して、自分ひとりの力でここまで来れたのではなく、後ろで陰の方々 (この場合、私はご先祖様と認識してます。神様ではありません。) のお力添えがあったからこそ、こうしてやらせていただいております。。。」 と、ゆうように、謙虚...
ArigatouGozaimasu | 2008.06.18 Wed 02:56
Copyright (C) 相田 みつを All Rights Reserved. この詩を読んで浮かんだ言葉。それは「生かされてる」でした。 自分の番!はい。しっかり受けとめます! へへf(^^; 私は、ここで断言しますが、無宗教です そして、もう1つ。生涯私は、宗教団体に属する気もありません。 ただ、本当の事が知りたいとは思ってます。だから追求してます。 で、段々と見えてきた事は、「感謝する事の大切さ」です。 よくオーラの泉で太一くんが言ってますよね! 「偶然はありません。全て必然なんですよ」と。 こう考えると、当たり前の事っ...
ArigatouGozaimasu | 2008.05.14 Wed 00:10
写真家で数々の写真誌編集長も歴任し、先ごろ亡くなった桑原甲子雄さんが 荒木経惟さんを絶賛した言葉です (3月29日の『朝日新聞』夕刊)。 物凄い表現だなぁ。私はもちろん荒木さんのエロスの世界も好きですが (『噂の眞相』の『包茎亭日常』など)、料理の写真も実は色っぽいんです。 ご覧の通り写真下手な私ですが荒木経惟写真論を書こうとしたほどでした。 しかし、こんな褒め言葉を聞いた荒木さん、心底幸せを感じたでしょうね。 好きな人に、いい褒め言葉を言ってみたい。 JUGEMテーマ:芸術家の名言
いいコトバ | 2008.03.06 Thu 01:02
先ごろ92歳で人生の幕を閉じた市川崑監督の言葉です (14日の『おはよう日本』)。 35歳当時の市川さんが「私は貪欲」と語っている場面が挿入されて いましたが、その気概を92歳まで貫かれた芸術家魂は見事の一言。 だけど、死ぬまでついていこうとする目標があるなんて素敵だなぁ。 そんな人生が送れたらどんなにいいかと私は夢見てしまいます。 でも、人間つくづく精神的なエネルギーが重要なのだという気がしますね。 人生、求め方を間違えなければ、求めるべきだと私は思います。 JUGEMテーマ:芸術家の名言
いいコトバ | 2008.02.23 Sat 02:13
「天保の改革」で庶民の娯楽が不当に制限された時、役者絵が禁じられたなかで、 亀の顔を役者に似せ甲羅に屋号を描いた絵で江戸っ子の溜飲を下げさせた 歌川国芳。この稀代の絵師が死に際に弟子達を前にして言った言葉です (10日の『新日曜美術館』)。 正に江戸っ子ならではの反骨精神に満ちた画風は愉快そのものですが、 この言葉は「俺の名も、画風も一代限り。自分の名と絵の力で師匠を追い越せ」と 言いたかったのではないでしょうか。 そう考えていくと愛情を感じるんです。この言葉の響きに。 JUGEMテーマ:芸術家の...
いいコトバ | 2008.02.17 Sun 09:21
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