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「我慢」と「省エネ」の間で...。5

 さて、この稿の最後です。住まいの性能を語る時に、まず優先されるべきは「我慢」を取り除く事です。エコ先進国の住まいはこのベースをしっかり構築されています。かの地では、無暖房時の最低室温を法律で定めるくらいに暮らす部屋の温度が一定である事は「人権」だという感覚が浸透しています。その上で、消費エネルギーを少しでも減らそうと日夜努力を惜しまないのですから、ブレがないのです。  それに比べて、この国はその「我慢」がペースの中にまだまだ多く混じっています。ヒートショックで宅内で死者が出る家がある...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.25 Tue 07:42

「我慢」と「省エネ」の間で...。4

 「我慢」を強いた暮らしがベースとなっているために、住まいづくりの中の「省エネ」が混沌としていて、この国の中では実態を伴わない省エネ住宅をつくりだしてしまっているということを、HEAT20のGグレードを使って、ご説明しました。平たく言えば、住まい手を中心に考えた場合、今まで自分が居る部屋で居る時だけに使っていた暖房のエネルギーと同等以下のエネルギーで、住まい全体を一定の温度で満たさなければ消費エネルギーは減らないと言う事になるのは自明の事です。ところが、今おおよそのメーカーなどが喧伝している省エネの...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.24 Mon 07:20

「我慢」と「省エネ」の間で...。3

 エコ先進国の暮らしぶりには温熱的な我慢が皆無で、まだまだ遅れている私たちの暮らしは我慢だらけだと言うことを書き始めました。我慢していて、快適な暮らしよりもエネルギーを無駄に使っているって何とも切ない感じがしてきませんか?でもそうなんです。この国には、辛抱する事の美徳と言うものがありました。清貧の思想などという言葉もありますが、私はそれ自体を否定しません。極東アジアの小さな島国が、一度世界の技術立国として先進国の仲間入りしたのはそういう真摯な態度、弛みない努力の賜物だと思います。ただ、無駄な我...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.23 Sun 07:55

「我慢」と「省エネ」の間で...。2

 例えば私のつたない欧州への渡航経験でも、旅先で何処へ行っても余りストレスがない環境が担保されているということは肌で感じる事でした。ヨーロッパの気候が人にとって優しいと言う事も出来るかもしれませんが、たとえば冬の寒いドイツであってもいわゆるどんな建物に入っても、暑い寒いのストレスがまず皆無なのです。そこに浸っていると、何の不思議もないのでその時は余り感じないのですが、帰国して本来の自分の日常が始まると、フラッシュバックのようにその事が思い出されるのです。ノンストレスと言うのはそう言うものかも...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.22 Sat 07:35

「我慢」と「省エネ」の間で...。1

 この国の住まいづくりにおいて、省エネへの取り組みがなかなか進まないのはなぜだろうと言う事を、ずっと考えています。一度、現在の技術力をもって構築された超高性能な省エネ住宅を体感として感じて頂ければ、きっと後戻りできないという事を実感するのは自明のことなのですが、そういうレベルの住まいがまだ国内に少ないと言う事は最初に浮かぶ理由なのかもしれません。つまり皆さんには未知の世界。ドイツ国際パッシブハウス研究所が然るべき性能であると認定した住まいは全国に20棟余り、年に一度、11月に行われるパッシブハウ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.21 Fri 07:34

住まいのバランス「コストと快適と性能」5

 さて、この稿の最後です。住まいづくりのバランスに関してお話ししてみました。コストと快適と性能という三角形をどれだけバランスの良いものにするかと言う事が、生涯に一度の住まいづくりのかなめである事は自明で、そのバランスの良い三角形の向こうにあなたの安定した暮らしがあります。いわゆる「安・近・短」が長く続いた結果、近年日本人は「自分で考える」という事が苦手です。垂れ流されてくる情報の中でも、ワンパッケージで楽なものを選び勝ちですから、どうしても住まいづくりも大手主導のありきたりなものに行きがちで...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.20 Thu 07:22

住まいのバランス「コストと快適と性能」4

 外皮性能が良い事は、省エネ住宅の大前提ではあるけれども、それは第一歩であり全てではないと書きました。問題は、どんな気候条件のどんな形状の土地に、どっち向きに窓を穿ち、太陽の力を借りながら冬を暮らし、夏はそれを遮り無駄な熱を取り込まないで暮らす知恵が必要なのです。統一間取り、統一仕様の限界はそこにあり、大手メーカーでは絶対に出来ない住まいづくりと言え事が出来るかもしれません。パッシブデザインと言う言葉もよく使われるようになりましたが、そう言う要素を配慮しない外皮だけの性能は、少しパランスに欠...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.19 Wed 07:34

住まいのバランス「コストと快適と性能」3

 そもそもが、カスタムオーダーのものと、量産のものとで手間暇も全く違う状態ですから、カスタムの方が高額になり勝ちですが、最近の傾向として、ブランド力の反映か、量産住宅の中で性能を上げていくと言う事が負担なのか案外ハイスペックのものは量産住宅でも高価なので、見比べればそれほど変わらないか、逆の傾向も見受けられます。性能を例えばUa値で判断したりしていくと、かえって我々のほうが値ごろ感が出ていたりするから不思議です。まあ、あれだけ広告をしたり営業マンを抱えるのですから、利幅がとんでもない事になって...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.18 Tue 07:22

住まいのバランス「コストと快適と性能」2

 例えば、世界的に先進の「認定パッシブハウス」は、ドイツ国際パッシブハウス研究所がその性能に値する住宅にのみに認定を出す最高レベルの性能を誇りますが、この10年ジワジワと国内でも棟数を増やし、今では数十棟になっています。私たちが取り組んだ福岡パツシブハウスもそのひとつで、9年前に認定を受けていますが、この認定パッシブハウスは全て、各地のお仲間である中小の設計事務所やビルダーが取り組んだプロジェクトなのです。はっきり言えば、大手のハウスメーカーはまだその域に達してはいないのです。こういうと、にわか...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.17 Mon 07:06

その一棟の住まいを、果たして建てて良いかということ。5

 国の基準も、大きなパイを持つメーカーも、皆さんの暮らしぶりに対しての照準を先進国レベルにシフトしようという試みには、当分食指を延ばしてきません。業界の末端にいる私としては甚だ申し訳ない気持なのですが、この上は、住まい手である皆さんがその事実を語り続け、コンビニのおにぎりの棚以外の、本当はもっとこだわりのあるおにぎりが沢山あることを皆さんに良く知って頂く事しか先に進まないのです。  日本人の大半が、近年、いちいちのことを考える事に億劫になって、お仕着せの安直な与えられた選択肢のなかで終始し...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2020.02.15 Sat 06:54

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