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ニュートラルになれる場所 1

 このところの世相を考えると、コロナ以降、私的な場所から一歩出ると少しずつ安心できる場所というものがすごく減っているような気がします。日々目の当たりにするニュースも治安が悪くなる方向性を示していますし、なんだかあまり良い印象を受けません。色々な面でストレスが重圧となってかかってくる現代社会の中で、少なくとも我が家と呼べる住まい空間くらいは、そういうものから解放される場所にしたいものです。  ストレスは、体内時計も五感も少しずつズレを生じさせるもので、ボディーブローのように徐々に私たちの心身...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.12 Mon 07:25

夏に向けての断熱 5

 例えば、冬は真冬日の外気0℃に対して室温21℃をキープする、夏は猛暑日の外気40℃に対して室温27℃をキープするという過程をしたら、温度差だけを比較すると夏の方が制御が楽そうですが、申し上げましたように室内に年間を通して発熱要素がありますから、現実的には夏の方がハンディーがあって厳しいということがあるのです。最近は、ピークの外気温がどんどん上昇し、条件が厳しくなっていますし、「断熱」ということを考えると、照準は夏に対してフォーカスするべきかなと思えるのです。かつて高断熱が夏に蒸れると言われていたのも、...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.11 Sun 07:33

夏に向けての断熱 4

 かつての高気密高断熱で夏場に蒸れるという話があったのはいくつか理由があります。かつては冬仕様のほっかいどうのものが日本列島を南下して普及し始めた時代ですから、夏に一番ネックとなる屋根輻射に関しての対策が少し手薄であったこと、外の冷気を内部に伝えない断熱としては、暖房で補えばなんとか快適を保てる仕様だったということなんです。暖房はなんとなく積極的に採用するのですが、冷房に関しては年代が上の人ほど贅沢品という感覚が根強くて、使用頻度にも差がありますから、ここも整えにくい要因の一つです。いわゆる...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.10 Sat 07:39

夏に向けての断熱 3

 酷暑と言われるように、気温が体温を超えてしまうような暑さでは、その中に身を置くことは大変危険です。昔のように、夏は開けっぱなしにして、風を通して空気を変えたら凌ぎやすいという範疇をとうに超えていると言わざるを得ません。すでに空気の温度が体温越えをしていれば、いくら空気帆かき混ぜても熱風ですから、アウトなんです。そこで、エアコンで少しでも室内空気を下げて外部とは隔離された、人間が過ごせる空間を作り出すという話になるのですが、これが冬の断熱・気密と同じ、もっといえば、それをさらに強化しなけ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.09 Fri 07:32

夏に向けての断熱 2

 かつて私たちが断熱の勉強を北海道にいき学び始めた頃は、断熱材をしこたま入れると冬温かいという認識が圧倒的に勝っていました。断熱材の普及は、オイルショックによる化石燃料の高騰が家計を圧迫していて、この国の第一次省エネブームと言っても良い時期だったのかもしれません。私が北海道のそういう動きに興味を持ったのも、福岡が日本海型の気候で、九州というひとくくりには不似合いな、案外冬は寒いエリアであり、世間一般の当時の常識とはかけ離れて寒いという理由からでした。寒い福岡でもきっと応用が効くと学びに行っ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.08 Thu 06:48

夏に向けての断熱 1

 梅雨に入り、ジメジメと湿気の多い季節となりました。この季節が過ぎると、今度は猛暑の季節がやってきます。近年のこの国の気候は、明らかに変動してしまっていて、私たちの身体機能では補えないほどの猛暑も良く迎えるようになってきました。私たちは「四季があり湿潤で穏やかな気候」と学習したのですが、今は夏と冬の気候が非常に激しく出る時が多くて、大寒波だったりの冬や、巨大台風や猛暑だったりの夏が目立ちます。  夏の時期に、独居老人が酷暑の中、これまでの感覚でエアコンを使い控えて宅内で熱中症で命を落とす...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.07 Wed 07:26

それでも、住処の構築  5

 住まいづくりは言い換えれは巣作りてセスから、いわば私たちの人生の一大イベントです。そこへ欲求がいくのも当然と言えば当然のこと、自分専用の巣作りを是非是非楽しんでいただきたいと私などは思います。社会状況は決して楽観視できる状態ではありませんが、この連綿と続く人類の歴史において、巣作りが止んだためしは過去にもないと思います。いかなる時代でも、その状況においてベストな住まいづくりをしようと、皆躍起になって模索してきたのです。述べましたように、むしろ右肩上がりの社会状況下の方が、一過性のスクラッ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.06 Tue 07:24

それでも、住処の構築  4

 流れから言うと確かに状況は厳しいし、これまでのように安直には住まいづくりが叶わない次第に入っていくと想定できますが、だからこそ、私などはよくよく吟味し、じっくり時間をかけて楽しみながら自らの理想の暮らしを投影するような住まいを、個々に創造して行く時代だと言うこともできると思うのです。もう、そろそろ世代だからとか、他の方もそうしているからなどという消極的初動で住まいづくりが始まることはなくなって良いと思うし、国の経済を支える基幹産業などという業界と国の思惑が合意点を見出しているからといって...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.05 Mon 07:12

それでも、住処の構築  3

 これまでもそうでしたが、これからの住まいづくりは、お住まい手自身が一般論ではなくて、ご自分のライフスタイルに合ったカスタマイズができるところまで、深く掘り下げて考えられる必要があります。何を優先して、場合によっては何を潔く諦めるか、取捨選択の精度を高めていかなければ、厳しい状況下で住まいづくりを進めていくことはなかなか難しいことです。もちろんそのために私たちのような職域の人間も住まい手ともっと密に連絡を取り合いながら、想いを共有し、より深く密度の濃い住まいづくりを実践していきたいと思いま...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.04 Sun 14:51

それでも、住処の構築  2

 難しい時代だからこそ本物という感覚は、歴史に範を求めればいくらでも見出せます。厳しい時代にこそ名作が生まれるような気さえもします。逆に、高度成長期のピークの時代に、粗悪な建物のが量産されてきた歴史も自明のことなのです。戦後の高度成長期から、おそらく20年くらい前までは実質ともに右肩上がりで、資本もありましたからあまり何も考えずに、消費の限りを尽くしていても罪悪感すらなく、大量にものが溢れることが当たり前になり身についてしまった時代と言えるかもしれません。それが忘れられず、実は坂道を転げるよ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.06.03 Sat 06:59

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