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お盆に家族と祖先に想いを馳せる  2

 私の家の郷里は父方は四国は愛媛県の半島の鄙びた漁村で、母方は山梨県の甲府ですから、子供の頃は海暮らしと山暮らしの両方を交互に楽しむような夏休みを送っていました。現在の拠点の福岡は、父の仕事の関係で根付いただけで、実はなんのゆかりもない土地です。お盆は四国に帰ることが多く、家族で車でフェリーを使い帰省するといったお盆でした。田舎のことですから、本家とか分家とか大家族主義の名残は当時まだまだ根強く、一年に一度帰郷すればその一構成要素である自分を思い知らされる機会でした。血族いう自分ではどう仕様...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.13 Sun 07:24

お盆に家族と祖先に想いを馳せる  1

 お盆になりますね。故郷に帰省されたり、お墓参りをしたり、ここ数年のコロナの制約がようやく緩んで、今年はそういうアクションを起こされる方も多いのではないでしょうか。時代は刻々と変化しますし、日々の生活の中では、そのリアルをやり過ごすだけて精一杯で、普段は考えない家族とか、先祖から連綿と続く血脈ということもなかなか考えませんが、こういう時期はそれを考える良い機会になりますね。現代社会は、大家族主義から徐々に核家族化して、その核家族すら今では風前の灯で、独居老人をはじめとするひとり世帯の増加で、...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.12 Sat 06:48

酷暑の夏と省エネ住宅界隈…。5

 「ここは九州だから断熱はそこまでいらない」という当たり前のように語られる言葉は、完全に冬に焦点を当てた断熱のことだけを考えた時代にそぐわない言葉だということをよくよく理解してください。夏は九州ほど過酷です。断熱とは「熱」を「断つ」わけですから、夏も外の熱を入れないために働きます。冬だけを想定して手加減すれば、結果的にどうなるかは分かりますよね。しかも、室内の内部発熱、家電や人間の放熱を考えると、同じ馬力の空調際使っても、夏の方が負荷は大きいとなるわけです。40年くらい前に、北国に始まった高気...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.11 Fri 06:25

酷暑の夏と省エネ住宅界隈…。4

 さまざまな立場の方達が住まいに携わっていますから、その一々を否定するつもりはありませんが、気候変動の加速に相反して、私たちを取り巻く省エネの意識や、快適を知り渇望するパワーは極めて弱いと言わざるを得ません。一人暮らしのお年寄りが宅内熱中症で命を落とすなどと言うのは、まさしく業界の恥とも言うべきです。無駄をなくし、極限まで小さな負荷で、室内の温度を適正に保つための性能をいち早く普及していかなければならないと強く思います。法政義務化はどうしようもないものを足切りし、最低限の性能を確保させるため...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.10 Thu 06:57

酷暑の夏と省エネ住宅界隈…。3

  建物の断熱性能を検討する場合、冬も夏も空調で室内温度を制御しようとした場合、近年の気候からするともはや夏の季節のほうが負荷が大きいと言うことは少し説明できたかもしれません。なんとなく、かつての気候を思い浮かべれば、打ち水、風鈴で、建物を全開放して、風通しよく過ごせればという想像に至るのも仕方ないことですが、急激な変化に認識の方がついていけていない状況は明らかで、体温超えした外気をどれだけ室内に風として取り込んだところで、熱中症リスクは減らないわけですから、やはり冬同様断熱をして室内...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.09 Wed 07:18

酷暑の夏と省エネ住宅界隈…。2

 近年の夏の厳しさを考えると、恐ろしいほどのスピードで気候変動は続いていて、例年記録更新をする最高気温は、体温超えという異常自体なのです。住まいの性能も、なんとなく冬目線で暖房効率に助力する程度のものから、外部と完全にシャツとアウトできるレベルへとシフトするべきだと私などは思います。そういう意味では義務化が間近な日本の省エネ性能基準はおそらく歯が立たないし、中途半端な断熱は夏に悲劇を生むので大変なのです。  冬は、外部の冷たい温度を持ち込まないこと。そして内部で一旦温めた空気を外に逃がさ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.08 Tue 06:26

酷暑の夏と省エネ住宅界隈…。1

 厳しい夏の暑さが続いています。お年寄りの宅内熱中署による死亡事故が報じられていますが、加齢すると暑さへの反応も少し鈍りがちで知らず知らずのうちに時が経ってしまって、取り返しがつかなかい所まで言ってしまうということもあるそうですから、エアコンはなるべく冷えすぎない高めの温度設定で持続的に使用するということを心がけていただければと思います。そうは言っても、根本的な原因は、そもそもエアコンの能力が十分に発揮されるか否かという部分ですから、いかにこの国がそういうことから遅れているかということは明...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.07 Mon 08:16

蓮の華のお話  5

 今から思えば、H氏がお元気だった頃に、一度ふたりで蓮の花の開花の音を聞きに行けばよかったなぁと思いますが、時の流れ後悔しても変わりませんから、生きているうちに一度、その音に必ずや遭遇して、いつかあちらで再会したら、その話ができるようにして準備をしたいなと思います。おふたりの大恩人のことを、必ず思い出させてくれる蓮の花は、本当に神々しく、見ているだけでも幸せになります。「幸せ」というものを形にするとこんなものではないかなと思ったりもします。その音を、自分の五感で味わうことは、すなわち幸せを味...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.06 Sun 07:43

蓮の華のお話  4

 晩年、H氏は何がきっかけだったのか、様々な植物に深く興味を持ち、日々研究者のようでした。独立をされた時もバオバブの木を会社のイメージロゴに採用するなど、その造詣の深さはことあるごとに発揮されていました。二人で歩いているとよく、植物の話になり、街路を眺めながら、「黒モジの木には男木と女木があってね、すぐには見分けがつかないんだが… 」などと想いもよらないお話がよく飛び出してきました。ある時、「蓮の花はね…」と切り出されて、何かを言いかけて少し悪戯な表情で言葉を止めると、彼は続けま...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.05 Sat 06:56

蓮の華のお話  3

 設計業界に立ち戻り、資格をとって独立開業したのは26歳の時でした。今から思えばただただ無鉄砲なだけで、なんの根拠もなく始めたので仕事なんかありませんでした。学生時代のオープンデスク制度の伝手でわずかばかりの下請け仕事をいただきながら始まりましたが、この時一生のおつきあいになる大恩人に出会いました。私がスーパーゼネコンの巨大コンペチームの中で仕事をさせていただいた時にサブチーフのような仕事をさせていただいていた時の上司で、その後鬼籍にはいられる一昨年までずっと、業界の兄のような存在のH氏です。...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.08.04 Fri 05:59

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