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仲良く暮らすということ。1

 いよいよ本日から消費増税が断行されて、何かにつけて10%となりました。国民としては、諭吉先生一枚の薄っぺらさがいよいよ骨身に沁みて、日々の暮らしはきつくなるばかりですが、嘆いてばかりもいられません。私はこの7月に26坪のHOUSE-Mをお披露目して、最近ずっと思っている私たちの暮らしのベースとしての住まいのあり方を、すこし再考してみませんかと呼びかけてきました。お上は私たちの一生に一度の夢のマイホームにも、10%の消費税をかけて来る。創り手としては皆さんへの問答無用のそのご負担に、住まい手とともに悲鳴を上...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.10.01 Tue 07:05

冬じたく、夏じたく。5

 なぜ冬用の断熱が夏には効かないかと言えば、この国の基準が夏厳しい暖かいエリアほど軽微になっていると言うことがその一因としてあります。夏を思えば南ほど重装備にしてもおかしくない。厳しく冷房を使わざるを得ない昨今の夏に対応する為には、南に下るほど夏の断熱をするべきだと言うことです。暖かいエリアほど軽微な断熱をすれば夏の冷房は効かなくなります。あげく気密性も上がっている中途半端なものは外に熱が逃げず蒸れてしまう。その上と言ってはなんですが、住まいの中は生活廃熱や人の呼気など必然的に温度上昇の方へ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.30 Mon 07:01

冬じたく、夏じたく。4

 あくまで夏向きと言う言い方をすれば、吉田兼好の徒然草の一文ですが、「住まいは夏を旨とすべし」だった訳です。かつての古民家のように、自然通風を即せば、何とか凌ぐことが出来たのですから。ところが、それが叶わない最近の夏です。冬と同じ手法で、断熱をして、室内の空気の温度を若干下げて暮らさなければ、熱中症になってしまう最近の夏を考えれば、冬ありきの省エネ基準は見直さなければならないと思いませんか?夏を思えば、南に下るほど断熱材が薄くて良いというのは成り立たないのです。  近年のこの国の住まいは、昔...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.29 Sun 07:26

冬じたく、夏じたく。2

 さて、本当であればこの国には四季があって、夏と冬の間に秋と春があって、私たちは冷房も暖房もしないそう言う時期を「中間期」と呼んでいました。この中間期には、窓を開けて外気と一緒になることで、室内は快適になると言うのが一般的な考え方で、自然通風というものが中間期には有効に働くと言われてきました。ところが感覚として、何となくこの中間期が非常に短く感じられるようになって久しい。近年は、エアコンが冷房からすぐ暖房に切り替わるような感覚があります。人間が、急速に繊細でひ弱になったと言うよりは、気候の方...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.27 Fri 07:15

冬じたく、夏じたく。1

 23日の国連気候変動サミットにおいての、スウェーデンの16歳の女性グレタ・トゥンベリさんのスピーチは衝撃的でしたね。インターネットの至る所で全文が紹介されていますから、まだ読まれていない方は是非一度読んで頂けたらと思います。まさにこの地球のまったなしの状況をなによりも正確にリアルに捉えて、次の時代を送る若者として今の大人たちへ向けた痛烈なスピーチだったと思います。大人たちに、「もしこの状況を本当に理解しているのに、行動を起こしていないのならば、あなた方は邪悪そのものです」と涙ながらに訴えるスピ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.26 Thu 07:32

これからつくってはダメな「家」買ってはいけない「家」5

 さて、実は省エネの根本は、まさに消費エネルキーの無駄を徹底して省き、消費を減らすことにあるのです。当り前のようですが、案外小手先の手法が珍重されます。その手加減を加える為に創エネ(太陽光発電など)と安直に組み合わせて評価をはぐらかすのは良くないと思います。いわゆるZEH(ゼッチ)はゼロエネルギーハウスのことですが、この順序もまずは最大限に消費を減らすことから始めなければ、創エネしなくなれば省エネでも何でもない、これまでとさほど変わらないエネルギー漏れ漏れの住宅になる危険性も孕んでいます。創エネの技...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.25 Wed 07:06

これからつくってはダメな「家」買ってはいけない「家」4

 また、どんなに断熱を施したところで、隙間だらけのスカスカな家では、せっかくつくった温度も見る見るうちに逃げてしまいます。その隙間から、熱が逃げ、また入って来ると言うことは部分的に急激な温度変化が起きていると言うことでもあり、結露リスクを持ってしまうことに他なりません。この気密性能に関しては、この国の基準は非常に曖昧なまま置き去りにしてきた歴史があります。意味不明ですが、気密性能は、一戸一戸の個体の現場検査と性能の担保が量産住宅の大手ほど難しいからとしか考えられない。でなければ気密性能を担保...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.24 Tue 06:46

これからつくってはダメな「家」買ってはいけない「家」3

 日本の住まいの省エネの物差しである省エネ基準が、古民家のようなスカスカの家より幾分暖まると言うレベルの話しで、省エネに寄与したり快適空間を提供する指針にはなったりするものではないと書きました。ところが、なまじこの基準があるだけに「国内省エネルギー基準クリアの高性能」というキャッチが成立してしまい、そんな住まいがまだまだ建てられている現状を理解して頂きたいのです。もう、こんなレベルの住まいを建てる時代ではありません。弊社でこの基準は25年前からクリアしている性能で、当時は暖かい、暖房が効くとお...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.23 Mon 07:30

これからつくってはダメな「家」買ってはいけない「家」2

 これから住まいを建てようという方は、大前提として、いよいよ性能不足の住まいを建ててはいけないと言うことです。今回の千葉の台風被害の大停電、以前の北海道の自身による停電もそうでしたが、私たちを取り巻く自然災害の牙は年々過激なものになってきていて、それに対応するこの国のインフラと言うものは、逆に年を追うごとに劣化していくと言うリスク増大の渦中にあります。何だか私たちは、これまでインフラと言うものはお上が仕立ててくれている絶対揺るがない一番信頼できるもののように過信してきましたが、近年のこういう...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.22 Sun 07:41

これからつくってはダメな「家」買ってはいけない「家」1

 10月からの増税が目前となりました。やはり、本気ではじまりそうですね。私などは全く納得できていまませんが。今回の増税は何となく駆け込み需要も静かなもので、だから後の反動もないなどと馬鹿なことを言う大臣もいるようですが、抗う余力もないほどに、庶民にはいよいよ暮らしにくい世の中になりました。  さて、そんな中、私たちにとっては大きな買い物の住まいづくりにも10%の消費税がかかります。ただ、だからと言って目減りする予算の中で昔から言われる「安物買いの銭失い」をやってしまったら一生の後悔が残ります。こ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2019.09.21 Sat 07:02

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