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暖かいと断熱は薄くていいと言うまやかし 1

 よく九州の地で仕事をしている身として、「断熱なんか北国のもので、温暖な九州では必要ない」と言われつづけてきました。福岡は日本海側の気候で、冬は案外寒いのですが、子どもの頃から暖かい暖かいと刷り込まれます。当時の小中学校の教室には暖房設備はなく、教室の後のバケツの水には薄氷が張るような冬でも、「何言ってんだ北国なんかよりずっとまし」だと言われてきたのです。私が幼い頃、私の面倒を良く見てくれた母方の祖母は山梨県甲府の産で、秋風がちょっと吹くと「寒いと何も出来ない」と私に長袖の肌着を着せ、タイツ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.20 Sun 07:07

自己矛盾のすまいから...。5

 私たちはおそらく、様々なしがらみの中で色々な影響を受けながら自分と言うものをかたち作っています。ともすると、過去の概念にとらわれすぎて、その呪縛の中での判断では計りきれないものに戸惑うことがあるのです。こと「快適」というモノに対する欲求が極端に薄かった私たちが(知らなかったとも言えるのですが)、真逆に徹底してその部分は追い求めてきた欧米の「快適」に出会ってしまったことが、自己矛盾の始まりなのかもしれません。ただ、ひとつだけ言えることは、結果的にこの欲求は素直に表現して、自分のものにしても...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.19 Sat 07:28

自己矛盾のすまいから...。4

 季節外れで少し実感が乏しいかもしれませんが、逆に冬も隙間だらけの住まいではなんとも自己矛盾が生じています。ストーブなどの暖房器具を使い室温を暖めれば、暖まった空気は膨張して軽くなるから、室内で上昇気流が生まれ、暖まった順番から上階へそして屋根から上に逃げていきます。その気流の方向で、今度は床下や窓回りから冷たい空気がどんどん集まってくるのです。室内の冷たい空気を暖めれば暖まるほど、隙間から冷たい空気が入ってきて、暖められた空気は外に逃げていく。その上気流が生じれば同じ温度でも体感は下がりま...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.18 Fri 07:35

自己矛盾のすまいから...。3

 これからの季節、必要な冷房についても女性は不快だと言う方が多いですね。エアコンの画期的なのは、部屋の温度を下げることができると言うことで、人類の歴史に暖房にはあらゆる手法のものがありましたが、積極的に温度を下げる冷房はヒートポンプの原理以外にないのです。600立米と言った大量の空気を押し出す能力で室内の空気温度を一掃してくれるほどの馬力がありながら、どうして快適ではないのでしょうか。これは、私たちが感じる温度は、温度計で見ることが出来る空気の温度と別に、「ほう射(ふく射も同意)」と呼ばれる熱の伝...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.17 Thu 07:10

自己矛盾のすまいから...。2

 「快適」をどん欲に求めることに、何となく後ろめたさのようなものを感じてしまうのは、もしかすると何の根拠もない何世代も通り過ぎてきた「暮らしの習慣」単なる癖ではないかという想いが私にはあります。私くらいの年齢の人間からすると、エアコンは冷暖房の出来るコンディショナーの前、室温を下げるだけの「クーラー」だった時期があって、そのクーラーは応接室とか、家の中でも来客とか家長の部屋周りに設置されて、贅沢品として鎮座していた時代がありました。「クーラーの下でああ涼しい」と子どもたちがやっていると、...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.16 Wed 06:41

自己矛盾のすまいから...。1

 例えば、精一杯我慢をして、節約をして暮らして、少しでも迷惑をかけないようにと気を使っていても、それが快適にも省エネにも貢献せずに、浪費と環境負荷を大きくしていると言ったら皆さんどう思われますか?世の中には、「身も蓋もない」という言葉がありますが、まさにそんな表現になってしまいます。ただ、これが、案外日常の私たちの暮らしぶりそのものであると言わざるを得ないのです。「うちはすきま風だらけだから、換気は出来ています」などと半笑で仰る方もいらっしゃいますが、これも実際とは大きく異なります。こんなこと...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.15 Tue 06:36

「普通の家」の構築 5

 まずは、「普通」と言う基準をもっと考えるべきだと思います。割と穏やかで、自己主張することが苦手なこの国の人々は、慎ましやかに、控えめにが美徳としてずっと暮らしてきました。雨風しのげば、という住まいに暮らす幸せも、充分正義だとは思うのですが、しかし、よく考えてみると、その精神論は現実と遊離して、気がつけばそういう住まいの中で灯油を驚くほど使い暖房し、あるいは家の周りに室外機が何台も並ぶほどのクーラーで冷房しながら暮らすという現実に陥ってしまっていないでしょうか。それが、果たして日本人の好きな...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.14 Mon 06:12

「普通の家」の構築 4

 当然の欲求として、雨風から身を守るのと同じように、温度差によるストレスから身を守る空間こそが、「住まい」と呼ぶにふさわしい。そういう観点から言えば、この国の住まいは未だ発展途上で、極端に言えば傘をさして野原に立っているに等しいのです。昔から、建築の専門教育では「住まいは夏を旨とすべし」 と兼好法師の徒然草を引用して、住まいは夏向きに建てるべきだというのが正義だと教えられてきました。屋外と変わらない環境で冬も過ごせと言うのも酷なのですが、兼好法師はまだ冷房装置のない時代の京都の町家に住んで...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.13 Sun 07:04

「普通の家」の構築 3

 いつも、私たちは社会の価値観と現実的なコストと対峙しています。「予算がないからそこまでは…」という言葉は、何とも切ない言葉ですが、それを何とか回避しながら、少しでもまともな住まいをと、日々七転八倒の日々なのです。ただ、それにはやはり価値観の変革が一番必要だといつも思います。  例えば、予算がないからと新築で少々雨漏りしてもよいと思う人はいません。なのに、同じくらい大切な温度が漏れ漏れの家、新鮮空気が室内に届かない家でも、予算だから仕方ないとついつい思ってしまう。これは価値観なのです...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.12 Sat 07:26

「普通の家」の構築 2

 「高気密高断熱」などといつまでも言っているから、なかなか然るべき性能にならない、むしろ「普通」に作られている住まいの方が、「漏気密低断熱」だ!!と私が声高に吠えたのはもう何十年も前です。あの頃から今日まで、この国の住まいはどれほど性能向上したかと言えば、私感ではありますがあまり変わってはいない。かつて「高気密高断熱住宅」と呼ばれて何となく人気がいまいちだった同じものが、エコハウスとか省エネ住宅と名前をチェンジしてようやく市民権を得始めているというようなそんなところでしょうか。 「次世代省エ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2018.05.11 Fri 06:51

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