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住まいと戦争。4

 戦後教育を受けたきた私たちは、戦争の絶対悪を懇々と口酸っぱく言われてきました。現実に戦争体験者の方達も沢山ご存命の頃に幼少期がありましたから、いろいろな場面で二度と戦争なんかしてはダメだと聞かされたものです。経験値に基づく人々の苦言には説得力があり、私などは深く納得して戦争が二度とない世界を希望し、そのために努力します。ところが昨今のこの国の状況は、若い方達が熱り立っているわけではなく、私たちと同世代か少し上の戦後生まれのオヤジたちが、案外国防だ憲法改正だときな臭いことを口にしているのには...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.22 Tue 07:06

住まいと戦争。3

 「戦争」は、一人の人間の心の中に宿った種が徐々に集まり、爆発的に肥大化したものではないかという表現をしましたが、うまく言えないのですが、私の中には常にそういう感覚があります。誰の心の中にもちょっとした他者への怒りや嫉妬、邪な利害の計算の狡さといったものは存在しますし、そういった感覚が導く現実は小競り合いであったり反駁であったり、決して良いことではないのは誰にでもわかると思います。ただそれが、国家とか民族という大きさになったときに、悲惨な現実と遊離してどっちが正義だとかいう話になるのです。結...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.21 Mon 06:41

住まいと戦争。2

 「建築」という崇高な言葉に魅了されて学び始めた若い頃、かつての近代建築の父と称される巨匠たちも戦争という愚行に翻弄される時があったことを知りました。ル・コルビュジェはパリでの活動ができなくなり、故郷スイスのラ・ショードフォンで教鞭をとっていた時代がありますし、フィンランドのアルバ・アアルトは自ら兵士として従軍した時を送りました。ドイツのミース・ファン・デルローエは、最後のバウハウスの校長としてナチと対峙し、アメリカに亡命するという激動の時代を送っています。創造する「建築」と破壊する「戦争」...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.20 Sun 07:38

住まいと戦争。1

 ロシアのウクライナ侵攻という戦争の現実が、私たちの目の前に魔物のように現れて結構な時間が経ちました。日常は淡々と過ぎていきますが、時折遠い国の戦況を告げるニュースを見聞きする度に、我が身の淡々とした時間とのギャップに耐えられず、時折大声で叫びたくなるような混乱に駆られることがあります。一介の住まいづくりをしている私に、どんなことができる訳ではないと思いますが、逃げ惑う市民、意味のない殺し合いを「すぐにやめてくれ」という思いしかないです。  近頃は、勃発以来時間が経ったためかさまざまな評論...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.19 Sat 07:31

確信としてのリアル...。5

 近頃ヴァーチャル世界になんとなく押され気味で、住まい創りもそういう風潮からか一番大切なリアルな空間の質のようなものがおざなりにされてしまっているようで、その抵抗感をどうしたら良いかこのところずっと考えていました。リアルな二日間の見学会で少しばかり吹っ切れた感があります。やはり、リアルを共有できる住まい手とご縁を結び、そこからひとつひとつ積み上げていく住まい創りが私には性に合っています。過去の仕事は紛れもなく、私がその住まい手に私なりに提案したその時の最善案であり、拙い私の技量での最善なので...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.18 Fri 06:29

確信としてのリアル...。4

 設計の上手い下手という意味ではなくて、その住まい手と設計者の相性というものは大変重要かもしれません。私が一つの住まいを依頼されて、ファーストプランをお出しするまでには、それはそれは住まい手のことを精一杯想い巡らせながら考えますから、こちらも想えない方の住まいは考えられません。住まい手とて、私を心から信頼しなければ人生の一大事である住まい創りを任せることなどできないでしょう。手間をかけ過ぎてお客様にはご迷惑をお掛けすることが多いのですが、やはりそこは譲れないのです。このところ、渇望していたリ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.17 Thu 07:22

確信としてのリアル...。3

 名もなき建築YAが創った空間でも、私などがとうに消えてしまってからも、何かを雄弁に語ってくれていることを、30年以上こんな仕事をしていて最近改めて実感しています。築後間もない真新しい時ならいざ知らず、それから何十年も経って、私の仕事を見られて、ろくな宣伝もしていない弊社を苦労して探し出してくださる。そんなお客様と今回もお会いすることができました。これまでもそういうことは何度かありましたし、やはり昔の実作を見られて何かしら「共感を得て」というお話は有り難い事この上ありません。見学会でも、私はその...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.16 Wed 07:06

確信としてのリアル...。2

 住まいは一度作り上げられて、住まい手の暮らしが始まれば、私たち創り手の存在は見る見る消えていくものだと普段から思っています。またそれで良いとも思います。有名な建◯家大先生は、住まい手の暮らしが始まってからも、家具の配置ひとつとってもいちいちお伺いを立てなければならないなどというお話を聞いたことがありますが、そんなことは住まい手としては愚の骨頂というものです。私自身はだから、「建築YA」を自称するくらいですから、お引き渡しが済んだらなるべくフェードアウトした方が好ましいと思う程です。勿論、家守り...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.15 Tue 07:13

確信としてのリアル...。1

 二日間のオープンハウスを終えて、久しぶりにリアルなお客さまとの住まい談義をお腹いっぱいすることができました。現実に目の前に出来上がった空間を前にして語らうことの大切さ、またそれが本来であるこの大切さを心から再確認した二日間となりました。コロナ以降、とかくヴァーチャルなものが先行してしまい、住まい創りがなんだか絵空事のように扱われて、ニーズとは微妙なズレを生じながら、未だ消化不良な住まいが量産されてしまっていることには、僅かながらも住まい創りを生業としている人間として忸怩たる思いがあります。...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.14 Mon 07:17

OGYCAL B棟K邸見学会

 本日は佐賀県小城市の山東美建によるOGYCAL B棟K邸の見学会が昨日今日と二日館行われています。今回はA号地モデル棟に隣接するB号地にKご家族のご要望に応じてカスタマイズしたB棟が完成しました。ご覧の様に外観はモデル棟とほぼ同じフォルム、日有が並んだ姿は圧巻です。ただ、中身は異なるプランとなっていて、周辺との景色のあり方、内部のフィット感を味わっていただく見学会となっています。  二日間。私も在所し様々なお客様と歓談させていただいていますが、皆様ご好評です。4棟が並ぶ姿を想像しながら、楽しいひととき...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.03.13 Sun 14:21

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