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日本政治思想史(渡辺浩)

JUGEMテーマ:歴史  この分野の本では必読だと聞いたが確かに好著。江戸時代から明治にかけての日本の政治思想がわかりやすく説明されている。日本史の教科書だと物足りない説明しかされていない人物の思想内容についても丁寧に説明されている。しかも時折差し込まれるユーモアが良い感じ。個人的には、最後の章で取り上げられている中江兆民の姿が、かって彼の「三酔人経綸問答」を読み、その時代を超えた内容に感銘した身として、何とも切ないものだった。   にほんブログ村

本、読みました。 | 2026.03.25 Wed 21:01

欠史八代 本当に架空と言い切れるのか?

JUGEMテーマ:歴史     2017年版「神話ゆかりの地をめぐる 古事記・日本書紀 探訪ガイド」(記紀探訪倶楽部)について次のような記述があるとされる。(P92 神武から9代天皇までは間違いなく架空と書いてある)2025年版の該当頁を探してみたがそれらしい記述は見当たらない。 2025年版の巻末に、神々の系譜、天皇の系譜の一覧があるが、それらしい記述も無い。 とりあえず、当該書評から引用させていただく。   ////////////////////////////////// アマゾン書評 5つ星のう...

にきみたまの道 日本史探訪 | 2026.03.21 Sat 13:11

サウンド・オブ・サイレンス:その2 〜沈黙という音

JUGEMテーマ:歴史   その1からの続き   水琴窟をもった庭園は各地にあるようですが、奈良の有名な寺に置かれていることを最近知りました。   《3》當麻寺(たいまでら)の西南院  當麻寺は飛鳥時代創建とされる名刹です。  悲劇の人、大津皇子が葬られた二上山のふもとにあり、ここが金剛葛城山系の一部であることから役行者=山岳信仰の寺でもあったり、また貴種流離譚の一つとして有名な中将姫伝説の場ともなったりしている寺です。 歴史ある寺なので、平日でも比較的観光客の姿を多く見...

アルカイック・ハウス | 2026.03.20 Fri 01:34

失われる言語と歴史・・復活の膠着語タミル語

JUGEMテーマ:歴史       ・失われる言語と歴史・・復活の膠着語タミル語    〜 新たな発展に動き出したインドとタミル語の未来・       日本語は、膠着語と言われてると・   日本語、トルコ語などが代表例で、語形変化が少なく、語順を比較的自由に組み替えられる特徴を持つ・・   その日本語の起源は、曖昧らしい・・            【海外感動秘話】「日本語を話す1億人のインド人」を発...

北からぴーまんなつぶやき | 2026.03.17 Tue 16:45

木下藤吉郎は箕作城落城で信長の股肱の臣になった

JUGEMテーマ:歴史   Yahooのニュースを読んでいたら、東洋経済ONLINEの出典で 「味方の死傷者が増えていく…」織田信長の上洛で“秀吉が難攻不落の城を攻め落とした”はウソ? という記事があった。最後の「ウソ?」はただの釣りで、難攻不落の城、箕作城(みつくりじょう)を落城させたのは、間違いなく木下藤吉郎である。  

上高地 仁の真・百斤の黄金 | 2026.03.14 Sat 17:49

幼児教育の先駆者 豊田芙雄

JUGEMテーマ:歴史   発足して3年近く経過したこども家庭庁の評判が悪い。 思想的原理原則なく、パワーカップル向けの個別施策を良かれと思って連発、巨額の予算を支出する割に、予算支出効果の測定が曖昧、一貫性に欠けているとの評価となっている。金を湯水のように出せば、少子化に歯止めがかかると錯覚しているとの評価もある。。 さて、水戸学の歴史と経緯について述べた本(「水戸維新」、マイケル・ソントン著)によると、明治時代、水戸学の権威の一人藤田東湖の姪で、豊田香窓の妻だった、豊田芙雄が、...

にきみたまの道 日本史探訪 | 2026.03.07 Sat 13:46

サウンド・オブ・サイレンス:その1 〜水琴窟

JUGEMテーマ:歴史   水琴窟(すいきんくつ)とは、江戸時代に考案された日本庭園に置かれた音響装置の一種です。 地中に埋めた甕(かめ)の中に水滴を落とし、その滴る音を反響させて、まるで琴のような美しい音色を地表に響かせます。 近年ではヒーリングに用いられたりします。   《1》長野まゆみ『鳩の栖』(はとのすみか)  1980年代に小説『少年アリス』で有名になった長野まゆみさんの短編作品『鳩の栖』(1995年)に水琴窟が登場します。  ある街に転校してきた中学生の少年・操(みさお)は、病弱で寝...

アルカイック・ハウス | 2026.03.06 Fri 00:03

へそ曲がりセブ島暮らし 2026 その−(4) エドサ政変から40年目に思う

 40年前の1986年2月のフィリピン・マニラに小生は滞在していて『People Power Revolution』と呼ぶ政変を初めから終わりまで目撃し、毎年この時期になると回顧して文をものにするが、流石40年も経つと記憶が混同している所もあって正鵠を得ない所もあるが、一個人の記録として綴る。   【写真−1 セブでのエドサ40周年記念集会も政変を知らない世代に移る】    最初に『Revolution=革命』と呼ばれているが、フィリピンの場合支配層が変わっただけに過ぎず、そこで『政変』と呼ぶのが正しいのではと思うが...

セブ島工房 | 2026.03.04 Wed 19:24

祈りの山と祈りの丘・その3 〜古墳から考える

JUGEMテーマ:歴史   その2からの続き   (6)古墳の墳丘  縄文時代までの墓は穴を掘って遺体を埋める土坑墓とされますが、縄文の墓制研究の大家である山田康弘さんの本によると、土坑の上に土を盛るケースはほとんど見られないそうです(『縄文人の生死観』角川ソフィア文庫 2016年刊)。  弥生時代の初期は縄文の葬法が継承されますが、中期以降になると大陸・朝鮮半島から墓に盛り土をする形式が伝わってきます。 それが墳丘墓です。 弥生時代最大規模の墳丘墓として有名な岡山の楯築遺跡(弥生時代...

アルカイック・ハウス | 2026.02.23 Mon 10:14

キリスト教布教の防波堤として機能した「二つの思想」

JUGEMテーマ:歴史 歴史的には二つの異なる思想が関係している。   一つは禅宗。いわゆる禅語の世界である。 鎌倉時代初期の禅僧、曹洞宗の宗祖である道元と道元に続く禅僧たちが残した禅語が、フランシスコ・ザビエルたちによる布教活動に対し、宗教上の質問を数多く投げかけ、宣教師たちを慌てさせた可能性がある。 禅僧が残した禅語から、時代を超え、人々は宗教の持つ意味、偽善の見分け方を学んだような気がする。   もう一つは水戸学。会沢正志斎によるキリスト教に対する警戒的見解が存在する...

にきみたまの道 日本史探訪 | 2026.02.23 Mon 09:40

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