JUGEMテーマ:ベルカント発声法 支え(appoggio)は、高音を出す時の衝撃を吸収して、ノドを守るような働きをするものです。 お腹や横隔膜周りに力を入れることではありません。 正しい呼吸によって、自然に柔軟な支えが生まれます。 第14回ベルカント発声法講座 " 歌いながら身につけるベルカント発声法 " • 山田 恵子 チェルッティKeiko Yamada Cerutti 第14回... 【ベルカント発声・実践講座のご案内】 【お申し込み ・ お問合せ】 https...
アカデミア デル ベルカント | 2025.03.10 Mon 02:16
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 山田 恵子 チェルッティKeiko Yamada Cerutti ベルカント発声法講座第17回 <呼吸でノドが開く> 開いているノドとは、ノドがリラックスした状態をいいます。 ベルカント発声法では、息を吸う時に ノドが開きます。 歌い出したら、ノドのことは考えません。
アカデミア デル ベルカント | 2025.03.09 Sun 00:21
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 歌っている時、みぞおち・胃の辺りは、わずかに前に出た状態です。 お腹(下腹)を(意識的に)出した状態で保つのも、引っ込めた状態で保つのも間違いです。 みぞおちの高さに支えが感じられます。その高さに声が浮いているような感覚が 「支え appoggio」です。 (下腹ではありません) フレーズの終わりの方では、肺の空気が少なくなって(肺の気圧が下がり)、徐々にお腹が 「自然に」 引っこみます。 音声医学が考え出したソステーニョという...
アカデミア デル ベルカント | 2025.01.27 Mon 11:06
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 お腹を外側に出して支えるか、内側に引っ込めて支えるか・・・歌手を悩ませるジレンマですね。 貴方はどっち派ですか? おかしな質問でした・・・実はどっちも間違いです。 現代発声の教える、外側から歌っている人を見ての模倣であり、誇張されています。 局部的な体の使い方は、バランスを壊し、声を歪めます。 ベルカントの調和のとれた深呼吸は、息を吸った時に体全体が柔らかく膨らむ感覚で、お腹は出っぱりも、引っこみもしません。 吸っ...
アカデミア デル ベルカント | 2025.01.26 Sun 08:27
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 呼吸を意識することは、<呼吸法>・・・という 歌うための特別なテクニックを学ぶことではありません。 そもそも、自然の中に 技術的な呼吸は存在しません。 腹式呼吸・胸式呼吸 の区別も実際の呼吸にはありません。 歌の教科書の中だけです。 私たちは普段、横隔膜が動き・肋骨が広がり…の呼吸をしています。 時によって、状況によって、割合が変わるだけです。 腹式呼吸・横隔膜呼吸とよばれる呼吸も、下の方の肋骨が横に開きます(...
アカデミア デル ベルカント | 2025.01.11 Sat 10:01
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 正しく息を吸うことは、正しくノドを開ける唯一の方法です。 何にも邪魔されない自由な共鳴は、正しい呼吸によって『間接的に』開かれたノドの空間から生まれます。 口やノドの一部分を意識して、『直接』軟口蓋を上げようとしたり、ノド仏を下げたり、舌の位置を低く固定したり、口を大きく縦に開けたり、唇を突き出したり・・・などの操作で空間を広く作り出そうとすると、力が入って、共鳴が壊されます。 私たちが目指すのは、完全に自由に解き放たれ...
アカデミア デル ベルカント | 2025.01.09 Thu 09:30
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 A は O に近く発音する ・ I とE も 響きが後ろの母音( O や U )を混ぜて丸くする・・・と教える現代発声は、母音の輝き(声の輝き)を消します。 この操作で、本来持っている声よりも暗くなります。 人為的に暗くしています。 目的は、声を前に出すこと・マスケラに響かすこと で失った声の柔らかさを 暗さで誤魔化そう・・・なんです。 暗めの響きこそ価値があると洗脳されてますね。 この暗い響きは、音程が悪くなりがちです。 無理に暗くした声は、...
アカデミア デル ベルカント | 2024.12.29 Sun 09:39
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ノドを開けましょう、ってみんなが言うと思います。(たぶん100%の先生が) なぜ、ノドを開ける必要があるのか? ノドが開いた状態とは? ノドのどこをどうやって開けるのか? ・・・もう答えはバラバラですね。 答えを持たない先生も多いでしょう。 そんなの常識でしょ? と怒られそうです。 口とノドの空間は、共鳴に使われる空間です。 共鳴に使われるのは、口とノドの空間だけです。 (鼻腔に共鳴させると、声の美しさを失うし、通らない声...
アカデミア デル ベルカント | 2024.12.27 Fri 09:40
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ユヴァッラ先生の著書に P.ドミンゴと サルヴァトーレ・リチートラ の発声を比較しているページがあります。 リチートラは、1999年にスカラ座デビュー、2002年パヴァロッティの代役でメトロポリタンのトスカに出演、一躍スターとなった美声のテノールです。 そして2011年、バイク運転中の脳出血で亡くなりました(初め交通事故と伝えられましたが・・・)。 43歳でした。 リチートラは、天性の・・・本当に持って生まれた声がとてつもない。 なのに発声が良く...
アカデミア デル ベルカント | 2024.12.14 Sat 10:56
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ミラノ音楽院(コンセルヴァトーリオ)の声楽科の教師が4人、収賄で逮捕されたとか…ここ2・3日 騒がしいニュースが・・・ 25人の生徒(ほとんどが中国人)一人ずつから、150万円前後の 💰 を受け取ったそうな。 別に驚きもしませんね。 かなり前から、イタリアの劇場も音楽学校も 中国人の 💰 なしではやっていけない状態で、中国人=神様 の扱いは、誰の目にも明らかです。 外野の野次馬としては、4人は誰なのかな? 名前は発表しないのかな?・・・と興味津々。 ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.12.12 Thu 11:29
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