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JUGEMテーマ:ベルカント発声法 声楽の勉強の難しさは、楽器が目に見えないから…と世間一般に言われていますが、そうでもないです。 近年は科学技術の進歩によって、喉頭の位置を 自分の目で確かめながら歌うことも可能になりました。 (だから何なんだ?) スクリーンを見ながら歌うことで、筋肉と喉頭がどのような動きをしているか正確にわかるので、自分の声をよりコントロールすることに役立つ ⇒ うそ これやっても、下手なものは下手なまんまです。 歌の魔法は、息の上で歌う という目...
アカデミア デル ベルカント | 2024.05.03 Fri 10:03
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 口が横方向、水平方向になる母音、I とE は、声の輝きを生み出します。 現代発声では、潰れた、平べったい、耳障りな母音だと嫌われます。 O や U を混ぜて、丸い響きにするように、とかフランス語に近く、と指導されますね。 A もそうです。 O に近く発音せよ、と・・・ イタリアはオペラの生まれた国で、イタリア語は最も歌うことに適していて、いい声が出るはずです。 なのに、母音の発音を変えなければならないってヘンじゃないですか? フランス語に...
アカデミア デル ベルカント | 2024.05.02 Thu 09:12
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 歌っている時、貴方の喉頭の位置(ノド仏の位置)はどこですか? 高いですか? 低いですか? 中間ですか? これ、どれも間違いです。 ノド仏の位置を知覚できるということは、ノドが正しい開き方をしていないということです。 喉頭は、19世紀にフランスの音声学が声楽教育に持ち込んだ、歌唱を阻害する(沢山の!)問題の一つです。 それ以前のベルカント発声は、意識する必要のないもの、何かの結果であって原因ではないもの・・・喉...
アカデミア デル ベルカント | 2024.05.01 Wed 08:54
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 次の音が、高い音に大きく飛ぶ時、綺麗な完璧なレガートにならないことはありませんか? 音の跳躍が怖かったり、どうしていいか分からなくて躊躇したり・・・ 前の音からの連続した流れや言葉の繋がりではなく、音が飛ぶことに注目・集中すると、身体が固くなります。 そこで何か余計なことをしようとしているからです。 先生から、音を準備しなさい、もっと支えなさいと言われていませんか? 口の形を用意し、ノドをもっと開け、お腹の低い位置で強く支え・...
アカデミア デル ベルカント | 2024.04.30 Tue 08:59
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカント発声法に よく出てくる言葉は、感覚・感覚、自然・自然〜〜 現代発声は、筋肉・圧力・制御・コントロール・・・ なので、今日も感覚のお話し。 歌う時に必要な2つの感覚・・・それは <浮かんでいる感じ> と <流れている感じ> です。 声の浮遊感があるから、支えが生まれ、土台のしっかりした、地に足のついた、安定した声になります。 浮遊感の安定性は、流動感がないと、硬い・静止したブロックになってしまいます。 ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.04.29 Mon 08:21
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 支えとは、ノドにかかる衝撃を吸収するクッションのようなものです。 低・中音では必要ないのですが、(呼吸が正しければ)音が上がるにしたがって、自然に現れてきます。 ベルカント発声のバイブル1700年代のマンチーニの本では、「みぞおち辺りを中心とした支え・胸の自然の強さ」を、支えの概念を詳しく書き残した1800年代の声楽教師 フランチェスコ・ランペルティは、「胸部の筋肉と 肺の空気による支え」を語っています。 1900年代、アウレリアーノ・ペルティ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.04.28 Sun 08:53
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 発音は、とっても大事です。 正しい声は、正しい発音方法から生まれます。 何が大事かというと、正しい発音ではなく、おしゃべりしている時の自然な本質的な感覚(シンプルで滑らかな・・・)を歌っている時にも同じように持つこと。 この感覚を維持したまま歌うと、声の中に輝きが継続して生まれ、焦点の合った、響きの集まった声になります。 高音域では、スクイッロとよばれる カーンと響きわたる みごとなアクート(高音)になります。 が、 言葉の正し...
アカデミア デル ベルカント | 2024.04.27 Sat 07:47
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 きのうの 弛緩したノドの説明がイマイチ良くなかったと思うので、付け足します。 ノドが開いた状態というのは、声を出していない時(歌っていない、話しをしていない)のリラックスしたノドのことです。 歌う時も、その状態で声を出せばいいのですが、なかなか難しい・・・ 誰でも、まあほとんどの人が、声を出す時に力が入って狭くなります。 そこで、ノドを開けなさい、と先生に言われ、みなさん一生懸命ノドを開けようとするわけなんですが・・・ 声を出...
アカデミア デル ベルカント | 2024.04.26 Fri 08:24
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 筋肉を使おうとすると、筋肉は収縮・・・からだは緊張して硬くなり、歌えません。 リラックスーー弛緩 ・・・ではエネルギーを受けられず、歌えません。 ノドは、何もせずに弛緩した状態では狭く閉じていますし、意志で開けようとすると力が入って硬くなります。 どちらも✖ (現代発声は、お腹に力を入れ、軟口蓋を上げ、ノド仏を下げ、唇を前に突き出し、硬口蓋やマスケラに声を当て・・・力の入ることばかりです) 1700年代、偉大なベル...
アカデミア デル ベルカント | 2024.04.25 Thu 08:28
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 トレモロのような細かく震えるヴィブラートがつく場合…ほとんどが次の二つの原因です。 強過ぎる・過剰な 支え ノドが閉まっている / ノドの開けかたを間違えている 1 または 2 か、その両方か・・・ ノドを開けなさい、とレッスンで先生に言われて、直接的に意思で、縦方向だったり横方向だったり…に開けていませんか? こうして強制的に、部分的に 開けると、ノドは固くなり、声の柔軟性・しなやかさを失います。 ラジオのチ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.04.24 Wed 08:08
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