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JUGEMテーマ:ベルカント発声法 声の量感、充実感、重厚さは、低音域だけで、中音域では意識的にフィルターにかけるように取り除いていかなければいけないことは何度も書きました。 そもそも、この重厚さとか、声が投影されている感じは、聴いている人に感じられることで、歌手自身の持つ感覚ではありません。 自分で感じているのなら、重厚さ(corposità)ではなく ただの重み、投影(プロイエッターレ)を指導されている場合は、声を押すことに・・・ 重厚さは、中音域のはじめで、いさ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.10 Wed 09:46
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 アゴを下げる動き(口を開ける動き)は、普段おしゃべりする時の動き(水平方向)を保つこと・・・声が明瞭になり、声のチューニングとしての働きをします。 それともう一つ、高音域での共鳴空間の拡大を助けるために、音が高くなるにつれて徐々に大きく口が開きます。 これは、自分の意志で口を開けようとせずに、自然の動きに任せます。 自分で大きく開けようとすると、動きが突然で過剰、調和を壊すことになります。 口から目の間の高さに声が浮いているため...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.09 Tue 10:19
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 歌の勉強とは、正しい声を育てることです。 間違った発声法による声の欠点を補正したり、補填したりすることに時間と労力を注ぐことではありません。 suono puro ピュアな音(ベルカント用語、深い大きな呼吸と 話し言葉の発音で作られる)を探し求めることです。 スオーノ プーロ 純粋な音は、生まれた時から美しい。 歪んだ音を矯正し続けながら、美しい音を目指すわけではありません。(このやり方だと、美しい声からますます遠ざかります) ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.08 Mon 09:44
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 「響きの高い声」 は、声が生まれた時に、すでに高い・・・前方や外や上の方やマスケラに向けられたリ、送ろうとした声ではないです。 感覚としては、口の上から目の間の線上に 声が生まれて浮かんでいるイメージです。 このイメージは、結構 難しいみたいですね。 現代発声では、声の発生源として、喉頭や声帯が学ぶ中心となり、意識がその高さに集中・・・低すぎです。 10? 低い。 声門閉鎖、声門ストローク、声帯の内転…は義務、これをしないと声が...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.07 Sun 10:03
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 声の楽器は、目に見えないため習得が難しい…と一般には信じられていますが、じゃあ見えたら何なんだ???(笑) ほかの楽器は・・・楽器がどこにあるか見えなかったら弾けません。鍵盤がみつからなかったらピアノは弾けない・・・ 現在普及している発声法の9割以上は、19世紀後半以降のフランスで開発された理論の産物で、マヌエル・ガルシーアjpが、喉頭鏡で声帯を覗き見たことから開始された音韻論的・音声学的アプローチです。 医療機器は進...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.06 Sat 10:01
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 アゴを落として、口を大きく開けた方がよく響く・声が丸くなる と勘違いしている人が多いですが、共鳴のための空間は、そこではないです。 (共鳴に使われるのは、口の奥とノドです。声の丸みを作るのはノドの空間です) 口を開け過ぎてしまうと、口の動きが大きくなって、母音を替えるのに時間がかかります。 ご自分の録音を聴いて、母音の変換に時間がかかっている・音が変わる時に時間がかかっている箇所は、間違っていますから、セルフチェックしてみて下さい。...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.05 Fri 10:09
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 言葉の発音の小さな動きが、ラジオのチューニングのような効果を生み出します。 「話すように歌う」 これは何語でも当てはまります。 よく、日本語は違う、ブチブチ切れてレガートがない、という人がいますが、ブ・チ・ブ・チ・切・れ・て・な・い・で・す。 日本語でも、話す言葉はレガートです。 歌った時にレガートがなくなるのは、発音の仕方が 話す時と同じではないからです。 何が違うか? 何を失っているのか? 母音の繋がりが、...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.04 Thu 10:04
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 豊かな声量のために、何をしたらいいか、どんな練習をしたらいいか。 この話題は、歌を勉強しているすべての人に、興味津々でしょうが・・・(笑) 特別な事ではないんです。 もう100回も200回も繰り返し書いていることです。 まず・・・母音を混ぜるな! A を O に近くしたり、I や E に U を混ぜて丸く、暗くする・・・現代発声の教える混合母音・母音の修正は最悪です。 声が委縮します。綺麗じゃないし、言葉が不明瞭になるし、口やノドが固まるし・・・...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.03 Wed 09:43
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 「歌うことを理解している人なら誰でも、喉は呼吸によって開くものであり、口を大きく開ける必要はないことを知っている。高音を除けば、口は微笑む時のように開く」とカルーゾは言っています。 言葉を考えること と 言うこと は、一つの線上にあることで、二つが別々のことではありません。 「考える」と「言う」の間に何かを挿入してしまうと(口を縦にする、舌を固定する、A をO に近く発音する、ecc.・・・)、響きに歪みが生じて、無理な強制された共鳴になりま...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.02 Tue 09:14
「過度に口を開けて歌うと、アゴが緊張したままになり、声に自然な明瞭さと容易さを与える柔軟性を失う。 もし生徒がそのような口の開け方のままであれば、哀れなことに、声は いつも厳しく、重く、水に溺れたようになる。」 とベルカントの巨匠マンチーニが言っています。 (訳がまずくてスミマセン・・・una voce affogata, cruda, pesante です) このトスカの二重唱では、パヴァロッティは ベルカント発声の自然な口の開けかた、明瞭な、澄んだ母音で歌っています。 ソプラノのカ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.07.01 Mon 10:00
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