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科学と自然が両立しないこと、科学的・医学的な発声法が声と歌を壊してきたことをお話ししています。 人が持っている能力は無限です。例えば、 目の前の階段を上がる時・・・私たちは、どの筋肉を使う必要があるか、骨はどう体重を支えるか、など考えません。 上がる時と下りる時では違う筋肉の使い方をする、と解剖図で説明を受けなくても全く問題ないし、間違えたりしないんです。 歌も同じで、原始時代から私たちの祖先は歌ってきました。 モーツァルトの時代はもちろん、ノルマ(ベッリーニ)や...
アカデミア デル ベルカント | 2022.05.26 Thu 11:08
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 同じ画像を載せます。 私がヴォカリーゼをしている時の波形グラフで、半音上がるごとに音量が増えています。 これは ほかの楽器にはない、声だけが持っている特徴で、音が高くなるほど 自然に・勝手に大音量になります。 ですからオーケストラの伴奏も中音域では抑え気味、高音では ここぞとばかりに鳴らしても、声がかき消されることがありません。 オペラ作曲家も指揮者も知っています。 これが、自然な発声法、ベルカントの一例です。 ところが1...
アカデミア デル ベルカント | 2022.05.08 Sun 22:44
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカント発声法では、まず メゾフォルテくらいの音量で勉強を始めます。 現代発声の場合、声を押して出すことを避けるため、初めはピアニッシモから指導する先生もいるようですが、これでは呼吸からのエネルギーの生み出し方がわからず、息の多いスカスカのフォルテしか出せなかったり、クレッシェンドができない可能性があります。 フォルテ(強い声)の出し方は、伝統的なベルカント発声と、マスケラや前に声を響かす・どこかに声を当てる(集める)現代発声とは...
アカデミア デル ベルカント | 2022.04.17 Sun 01:29
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 2022年 3月31日(木) 15:00〜 4月7日(木) 14:00〜 9日 (土) 12:00〜 11日(月) 15:00〜 場所 : 東京・渋谷 <♪スタジオご入室前にお化粧室にて【手洗い】をお願いいたします>だそうです。 私はマスク・アクリル板などは使いませんので、不安のある方はご無理をなさらず、コロナが治まってから会いましょう。 ご希望のかたはメッセージください。 【 前日・当日のキャンセルは、練習室代い...
アカデミア デル ベルカント | 2022.03.05 Sat 01:15
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 解剖学者 養老孟司氏が 「自然」という言葉は、「ひとりでに」という意味も持っている。体というものは、自然に属するが、今の人はそう思っていない。 あーすれば、こーなる。あらかじめ一生懸命 結論をみつけて、そっちへ動かそうとする。・・・と話していました。 まるで、ベルカントと現代発声みたいだわ、と思いました。 体のことは、ほとんど分かっていない、とも。 私の主治医も、現在、医学で分かっていることは10パーセントく...
アカデミア デル ベルカント | 2022.03.05 Sat 01:00
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカント歌唱法;イタリアの伝統的なテクニックの特徴は、声のしなやかさ、柔軟さ、滑らかさ、であり、エネルギーとの穏やかで柔らかな接触、です。 筋肉の力から生まれる 現代の発声法は、ぬかるみを歩き続ける人みたい・・・ 本人は、重労働して、大変な思いで、大きな声を出している(つもり)でしょうが、傍で見ているだけでも疲れそう・・・ 靴の裏の泥を取って、乾いている道を行った方がラクで、遠くまで行けますよ。 ぬかるみ行進で充足感に浸って歌って...
アカデミア デル ベルカント | 2022.01.26 Wed 09:30
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 こういうことを書くと、また反感買いますね〜 (まあ、いつものことなので・・・) ハミングは、現代発声では声を作る大事な練習になっていますし、ベルカント発声を教えるという先生まで、ハミングの練習に時間を割いているようです。どれだけフェイク・ベルカントが蔓延しているか・・・ ベルカント発声には、ハミングはありません。 ハミングって、ずっと M の子音を言い続けるような状態で、母音を言わないのは声ではありません。 ハミングが...
アカデミア デル ベルカント | 2021.12.21 Tue 10:46
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 貴方は おしゃべりしている時、息を鼻から吸っていますか、口から吸っていますか? ええ〜っと・・・??? じゃないですか? 無意識ですよね。 歌う場合も おしゃべりと同じで、どちらでもいいんです。ただ口は閉じずに少し開けておきましょう。響きの空間は潰さないように。 おしゃべり中、口を閉じて鼻から息を吸い、ちょっとしゃべって、また口を閉じて息を吸う人、見たことないです。面倒くさそうだし、不自然。 息は絶対 口を閉じて鼻から吸うよう...
アカデミア デル ベルカント | 2021.12.19 Sun 09:14
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ユヴァッラ先生が挙げている ヴァッカイが優れている理由の3つ目は、 メタスタージオの詞が使われていること ピエトロ・メタスタージオ(1698〜1782)は、イタリアのオペラや声楽曲の歴史の中で最も重要な台本作家・作詞家で、彼の一つの台本に、30人とか50人とか60人とか…の作曲家が曲をつけてオペラにしていて、作曲家にも 歌手にも 聴衆にも 絶賛され、熱狂的な喝采を浴びた人です。 ヴィヴァルディ、ペルゴレージ、スカルラッティ、ヘンデル、チマローザ、バッハ、...
アカデミア デル ベルカント | 2021.12.04 Sat 11:25
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカント発声法は ” 息の上で、(おしゃべりする時と同じように)言葉を言う ” という歌のテクニックです。 歌詞がなくて、一つの母音かドレミの階名で歌うコンコーネなどの練習曲では、発声を学ぶ役に立ちません。 ヴァッカイが優れている理由 2 歌う声は、人の話す言語の音から作られているという考えが元にある。 歌は母音で歌われます。声は母音で、貴方の母音が貴方の声です。子音は、故意に操作することなく、おしゃべりする時と同じ...
アカデミア デル ベルカント | 2021.12.03 Fri 11:57
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