[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] ベルカント発声法のブログ記事をまとめ読み! 全237件の4ページ目 | JUGEMブログ

ベルカント発声法
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ベルカント発声法

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ベルカント発声法
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ベルカントは、数十年前に消えてしまった、自然で無理のない イタリアの伝統的な発声法です。
意図せずに、いつの間にか失ってしまった、音楽の歴史上 最も価値があるとされるこの発声法について考えてみたいと思います。
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穏やかな <今・ここ>

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   音は同心円状に広がると、確か中学校で習いました。 水面に小石を投げた時に広がる円状の波のように・・・ 私たちは無限に広がる空間の中心に立って、静かな心で歌います。   現代発声は、声を前に出しなさい、外に出しなさい、高く響かせなさい、映写機のように投影させなさい、と教えます。 音を人工的に、上へ、下へ、前へ、後ろへ‥・どこか共鳴の理想的な場所に到達させることを義務づけて、歌い手を緊張に追い込みます。 強迫観念で、新しい歌唱の幾何学...

アカデミア デル ベルカント | 2024.02.04 Sun 10:55

息の二つの感覚

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   ベルカントの息の感覚(歌っている時の使い方)は二つあって、一つは高音を歌う時の柔らかい声の支え、もう一つはフレーズの最初から最後まで継続する穏やかな息の流れです。   現代発声では 「息のコントロール」 とよばれ、呼吸筋を意思で思いっきり活性化、お腹を強く引っこめるか、外に張るように出すか・・・あっちこっちに力を入れ、高音にいく時には更に ピアノを持ち上げるような最大限の力や、鞭のような瞬間的な打撃を加えます。 下腹部からの上向きの力(ソス...

アカデミア デル ベルカント | 2024.02.03 Sat 10:29

バロック文化

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   現在はほぼ消滅したイタリアの伝統的なベルカント発声が全盛だったころ、1700年代はバロック音楽の黄金期です。 甘く、優雅で、高貴な・・・そして、力強い生命力と官能に満ちた音楽が生まれた時代です。 バロックオペラの多くが、英雄や神の勝利と幸福の謳歌で(ハッピーエンドが原則)、それらの傑作を典雅に高らかに歌ったのがベルカント歌手たちでした。 古典(クラシック)とよばれる 純粋で調和のとれた音楽は、決して窮屈な、退屈な、生気のないものではありません。 ...

アカデミア デル ベルカント | 2024.02.01 Thu 10:26

二つの柱

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   きのうは、どうも意味不明な投稿でした。 付け足します。 ベルカント発声は、2本の柱から成り立っています。 言葉の言い方 と 呼吸 の二つです。 この二つだけ・・・非常にシンプルです。 普段おしゃべりする時のような言葉の言い方 と 肺全体を使った気持ちの良い深呼吸・・・だけです。 (現代発声だと、すべきことがトラック一杯分くらいありますが・・・笑)   この二つを同時に機能させることで、最上位の超芸術的な歌が歌えます。 歴史上最高...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.31 Wed 10:10

相乗的独立性

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   本物の発声法は、シンプル・単純なもので、単純なことを複雑にするものではありません。 (世の中の発声法は、無駄に複雑・・・) 音の開始・言葉の発音・呼吸 を 私たちが意思で何とかしないで、勝手に・ひとりでに うまく機能するような状態にもっていくことが重要。 そのためには、正しい動きをするだけでは十分ではなく、うまく機能させる方法をみつけることが必要です。   言葉の発音の小さな動き と 大きな呼吸の波との間の それぞれが独立した別々の動きが...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.30 Tue 09:35

流れの中で

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   音楽は、音の動き・音と音との関係・流れ です。 声も同じように、流れ続ける 音と母音の動きの関係です。 声や体の止まった状態での 理想的な位置や形を学ぶことに意味がありません。   私たちは文章を話します。 音節や単語で人とコミュニケーションするわけではありません。 歌うフレーズは、会話のフレーズです。 歌であり、音楽であるためのフレージングは、レガートとエネルギーの大きな 弧 の感覚から生まれます。   一つの音、一つの母...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.29 Mon 09:47

ノドと口の空間

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   ベルカント発声(イタリアの伝統的な発声法)と現代発声(マヌエル・ガルシーアが1800年代半ばにフランスで始めた)は、正反対なことが多いですね。(現在は、ほぼ現代発声一色になってきています)   自然を観察して、自然に従うのがベルカント、自然を何とかしようとするのが現代発声。 一つのものを二つに分けて、一方が正しい、もう一方は間違い・・・というのが現代発声。   例えば、前と後ろに分けて、前に響かす声は正しい、後ろにいく声は間違い。 ...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.28 Sun 09:57

下品な声の打撃(?)

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   支え(アッポッジョ)は、息と胸の支えで、常に穏やかに流れる息の感覚です。 下腹に力をぎゅっと入れるとか、高音に行く時に エイッと力まかせに打撃を加えるものではありません。 現代発声では、この筋肉の加圧がアッポッジョだと教えられますが、昔のベルカント歌手たちは ”下品な声の突き上げ” と呼んでいました。   身体の硬直した収縮では、正しい声は出ませんし、レガートも不可能になります。 呼吸からのエネルギーが生まれません。  ...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.27 Sat 10:44

神 ヴォカリーゼ

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 声を成長させ、育てる、磨く とは、話し声の持つ輝き・声の焦点・声の核にあたるもの を 呼吸によって生まれた広い共鳴空間に移し替える作業です。 話す時の言葉の言い方をそのまま残すことは、ラジオの自動チューニングのように働いて、クリアな よく通る声をラクに響かせることを可能にします。 広い共鳴空間は、歌い手にも聴く人にも 優しさと甘美な心を呼び起こします。(怒鳴り声の反対)   その移し替え作業を <神のように> 助けてくれるのが、発声練習(ヴォカリーゼ)...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.25 Thu 09:31

共鳴空間

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   マヌエル・ガルシーア が作り出した現代発声によって、美しいA の母音は消滅。 軟口蓋を上げて、ノド仏を下げて、口も縦に丸く開けて・・・縦の筒形を垂直方向に長くする・声を硬口蓋に当てる・ O など後ろの母音を前の母音に混ぜて声を丸くする・・・は、彼の発案です。 フレーニやカバイヴァンスカなど多くの有名な歌手が、A はOに近くする、と言っています。(それがベルカントだと信じて…)   カルーゾをはじめ (本物の)ベルカント歌手は、口を丸く開...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.23 Tue 10:27

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