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ベルカント発声法
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ベルカント発声法

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ベルカント発声法
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ベルカントは、数十年前に消えてしまった、自然で無理のない イタリアの伝統的な発声法です。
意図せずに、いつの間にか失ってしまった、音楽の歴史上 最も価値があるとされるこの発声法について考えてみたいと思います。
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パッサッジョ(チェンジ)の問題

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   男声の場合、中音域と高音域(アクート)は、声の出し方が全く違います。 2本の弦があるようなもので、その変わり目が パッサッジョ です。 だいたい、ミ・ファ・ファのシャープあたりで、声種によって・人によって違います。 問題なく自然に変わる人もたまにいますが、多くの人(特に低声)が非常に苦労するところです。 その違いは、解剖学的に喉頭の傾斜・下降、共鳴空間の修正―拡大 とか色々あるのですが、直接ノドをコントロールできないので(できたとしても、すべき...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.19 Fri 11:23

流れ

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 唇をラッパ型に前に突き出すとか、舌の先を歯の裏につけるとか、軟口蓋を上げるとか、頬骨を上げるとか、母音による口の形とか・・・現代発声の教えることって、止まった状態なんです。 息もエネルギーも音楽も、大きな流れです。 固定された位置とか、部分とか、止まった息とかノドとか・・・ないです。 常に動いていて、流れていて、全体で、球形で、柔らかくて、穏やかだけどエネルギーに満ちていて、しなやかで・・・それがベルカントであり、自然な発声法です。   その...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.18 Thu 10:37

まずは声の輝きから

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   ベルカント発声のスゴイところは、(色々ありますが、そのうちの一つが)音の要素、重厚さ・輝き・柔らかさ を自在に繰る、ということだと思います。 ティト・スキーパ や ディ・ステファノ の 見事なクレッシェンドやディミヌエンド(音量を徐々に大きくしたり、小さくしたり、のコントロール)はこれなんです。   低音域に現れる 重厚さ を中音域では徐々にフェイドアウト・・・これはワインのデキャンタみたいなもの、フィルタリング 、声をフルイにかける・・・ ...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.17 Wed 11:27

ジュゼッペ・ディ・ステファノ

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   ジュゼッペ・ディ・ステファノ (1921 ー 2008)は、たぐいまれな才能と 並外れた美声を持ったテノールでした。 世界中の宝石を集めたら、彼の声くらい美しいかな? トスカニーニやカラヤンからも称賛されました。 マリア・カラスの時代の最高のオペラ歌手として、ディ・ステファノをあげる人が多いです。 彼の歌は、流麗で柔軟、自然で、シンプルで、情熱的で、エレガントで、表情が豊かで・・・ 驚くほど軽々と簡単に歌う人です。 舞台も美しく、劇場を熱狂に包ん...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.16 Tue 11:26

声の柔らかさ

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 1700年代の巨匠マンチーニは、声の出だしは甘く出すことが必要 と言っています。 甘さ=柔らかさ とは、息が自然に自由に流れる感じ、自然な高さ・浮遊感、軽やかさを生み出す、音の質のことです。   レッスンの時、もっと息を流しなさい、って先生に言われませんか? これ、ちょっと違います。これやっちゃうとダメなんです。 息の量を変えるのは歌い手ではなく、声 です。 歌い手が頭に描いた音の質に対応する息の量を 声が自動的に決定します。 自分で息の量を調節...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.15 Mon 10:25

自然な支え(アッポッジョ)

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 支え(アッポッジョ)に関して、今までに何度も書いてきましたが、重要なのに、非常にわかりにくい、ですよね。 現代発声の、お腹にやみくもに力を入れる発声に慣れていると、力は入れない、収縮ではなく拡張、臍下丹田ではなく胸から上腹部、息と言葉の接触で自然に生まれる・・・の感覚は??? 体に自然に起こることを感じる力が必要になってきます。   横隔膜周辺やお腹の力の入れ過ぎは、胃酸の逆流になるそうですよ。 逆流性食道炎が最近オペラ歌手に増えているそうな・...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.14 Sun 10:28

言葉が分からない・・・

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   <母音と子音の関係> 歌っている言葉が理解できない、何を言っているのか分からない人って結構多いですね。 なぜ言葉が理解できないのか 理由をちゃんと解明しないで、もっと言葉をはっきり言いましょう、口をしっかり動かしましょう、子音を強く言いましょう・・・との指導をされるのは最悪だと思います。 言葉が理解できないのは、発音するための口や舌の動きが悪いのではなく、発音の自然な動きを妨げる、硬直した・止めた共鳴空間が作られているからのようです。 子音の...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.13 Sat 10:55

ノーブルな歌唱

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   初期のオペラの登場人物は、歴史的な英雄や偉人、神話に出てくる神々・・・ ベルカント発声は、そのころ黄金時代を迎えます。 彼らの地位に相応しい高貴さと美しさを表わすための歌唱です。   現代発声でバロックを聴くと、私には違和感が・・・   秘密は、話し言葉の流動性・・・ ベルカントの母音です。 高貴な香りの歌唱に近づきたいです。

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.12 Fri 10:36

柔軟性と大きな声

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 歴史上に名をのこす最も偉大な歌手たちは、声の柔軟性とパワーの両方を兼ね備えていました。 アジリタ、コロラトゥーラ 声の敏捷性は柔軟性から生まれます。 ヴェルディなどの アリア〜カバレッタ形式をみてもわかるように、正しく教育された声には、敏捷性=柔軟性 と 力強さ=持続性 という両面が備わっていて、作曲家もそれを要求しています。 真の発声法においては、相反するものではないということです。   現代発声の意図的に暗くする、筋肉質で重く硬い声は、敏捷性...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.11 Thu 10:32

火口(ほくち)の話し

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   ほくち とは、たき火などで最初に火を点火させる時に使う道具です。(・・・って人に教えてもらった) ガスに点火する火花とか・・・  口火・・・ フレーズの出だしが、これなんです。 息を吸ったあと、声を出す瞬間に起こること。 歌う声に火をつけるきっかけ、種火、口火、火花・・・が、話し声と同じ言葉の発音の仕方です。 話している時の言葉の出だしと同じ、小さな言葉の言い方。   これで声の核ができ、声のピントが合い、ラジオのチューニングのよ...

アカデミア デル ベルカント | 2024.01.10 Wed 10:00

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