[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ユヴァッラ先生が編集者のインタヴューに答えている投稿をみつけました。 なるほど、と思うことが沢山あって面白いので、おいおい‥・紹介しますね。 コロラトゥーラは? 「 コロラトゥーラ、アジリタ、声の敏捷性 は、すでに持っている、すでに与えられている自然の賜物です。 勉強することによって技術を向上させることはできるし、そうしなければならないが、何もないところから作り出すことは出来ません。一方、正しい発声は、声の柔軟性を育てることで上達...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.16 Fri 09:19
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカントは、ヴォカリーゼで声を育てます。 何が鍛え上げられていくのかというと、母音と母音の繋げ方です。 母音が正しく繋げられるようになると、その間に子音が入っても影響を受けず、同じように母音を繋げることが可能になります。 そうすると、歌が歌えるようになります。 ベルカント発声では、レガートを川の流れに、子音を川にかかる橋に例えています。 子音によって川の流れ(母音の流れ)が妨げられないように訓練を重ねます。 ベルカント歌手の...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.15 Thu 10:45
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 トージとマンチーニによるベルカント発声法の書籍(1723年と1777年)について “これは去勢された歌手たちによって考え出されたもので、声楽的にはもはや重要なことは何もない。その生理学的・解剖学的特徴は今日の歌手とは あまりにもかけ離れていて、ただの博物館の遺物だ” と言う人たちがいます。 古い書なので、現代のもののようにスラスラは読めないです。よほど文学的な素養がないと、なかなか立ち向かえません。あの古い活字にも、一瞬引いてしまいま...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.14 Wed 11:11
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 「最小の努力で 最大の効果」 というベルカント発声を表わす有名な言葉があります。 本物のベルカント主義者たちは、自分の中の自然を追い求め、自然の賜物を知り、自然に導かれ、自然が歌手自らを完成させる、と言っています。 目標は…楽に歌うこと。 マンチーニは 「歌い手の喜びと快活さの最大の効果で、演奏が容易になる」 とも書いています。 自然を敵視する似非ベルカント主義者は、 「本能を克服した者だけが、芸術の昇華を知るこ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.13 Tue 10:14
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ベルカント発声で学ぶことは、本当にシンプルで・・・言葉の言い方と呼吸と、その二つの関係、のみです。 声が上手くいかない時は、声の共鳴空間(口とノド)と息の関係に問題がある場合がほとんどです。 せいぜいコップ1杯分くらいの容積の共鳴腔を上手く使えば、3000席の劇場に鳴り響く美しい声が出ます。 ベルカント発声の奇跡です。 声帯の振動や横隔膜について いくら勉強しても、歌が歌えるようにはならないです。 身体が硬直するだけです。 おしゃ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.12 Mon 10:57
ベルカントの声のアタック(開始)は、息が流れて柔らかいものです。 現代発声では、一旦息の流れを止めて、声門閉鎖とよばれる声帯のコントロールをします。 (無理に人為的に声帯を内転させて、空気の圧力をかけなくても、もっと優しく自然に起きるていることです) 声門閉鎖は、マヌエル・ガルシーアjr.の考え出したことの中でも最悪・・・ 話し声も歌う声も 柔らかさと 鮮明な鋭さ の二つの極を持っています。 破壊的で強烈、劇的な状況では、キリっとした鋭さ側が発揮され、反対に内面的な優...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.11 Sun 11:32
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 自然な呼吸には二種類あって、一つは無意識の浅い呼吸、もう一つは(歌う時の)深い全体的な、意識的な呼吸です。 1700年代に書かれたベルカント発声法のバイブル(トージとマンチーニ著)には、呼吸が歌の基本で、何よりも大事だと強調されていますが・・・どうやって?は書かれていません。 当たり前すぎて、わざわざ書くようなことでもなかった? 1855年にルイ・マンドルというフランスの音声医学者が、声楽の世界へ介入を始めます。 歌うためには、筋肉を直...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.10 Sat 10:54
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 「最高の発声テクニックとは、一見何のメトードも持っていないようにみえて、初めから終わりまで、明瞭で力強い声で、完璧に楽々と歌えること、そしてそれぞれの音、その前と後ろの音とを同じ音質と美しさで響かせることが出来ること」 と ルイーザ・テトラッツィーニ(sop. 1871 –1940) が書いています。 301年前、ピエールフランチェスコ・トージは、 「完璧に歌うために 最も必要で、最も難しい勉強は、簡単なことを探し、それを思考の美しさの中に見出すこ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.09 Fri 10:40
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 最近、声楽に全く関係ない分野からの侵入が激しい。 雪崩のように正しい発声を押しつぶし、とんでもない方向に向かわせています。 相容れない分野からの一方的な介入は、音声療法、理学療法、ヨガやアレクサンダー・テクニック、オステオパシー、生理学、音声学、解剖学 など100くらい・・・ 彼らは言葉巧みにすり寄ってきます。科学的な・医学的に正しい発声法・・・(?) 現在、歌を勉強する人にとって、解剖学と生理学は基本であり、避けては通れないものと公言します...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.08 Thu 10:45
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 声の響きの高さとは、精神的な高さ、気持ちの高さでしょうか・・・ エネルギーに溢れた力強い高さです。 明るさは光です。澄んだ 明瞭な 純粋な 光です。 心地良い声に包まれること・・・貴方が 貴方の柔らかい心地良い声に包まれます。 なぜなら、貴方が声を作って歌うのではなく、声が自然に勝手に歌ってくれるから・・・ 貴方は、貴方の声の最初の観客です。 歌は 空気と光の神秘的な融合 だと言われてきました。 イメージできますか? ...
アカデミア デル ベルカント | 2024.02.07 Wed 09:31
全329件中 111 - 120 件表示 (12/33 ページ)