JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では、 白日会創立百周年記念展。 第1室 会場風景。 白日展は自他共に認める「具象系の雄」なので、 作品は「写実」がほとんどとなります。 人の手による写実は、 「実態を光学的に記録する」 写真の正確さにかないませんが、 「見えるものを通して、見えないものを描こうとする」ことで、 画家の感性の領域(アート)となります。 花とカフカ 会員 𠮷間春樹 同一人物を角度を変えて並置して描く。 同じ人は...
画廊めぐりノート | 2024.03.22 Fri 04:57
「モネ展| 連作の情景」へ、昨日、中之島美術館まで。 日曜日なので混雑を覚悟していましたが、 雨の日の朝一だったせいか、 近づいたり離れたりしながら、思いのほか 一点一点ゆっくりと見ることができました。 空や雲や水には、こんなにも油画かな色が存在しているのかと、 光とともに映し出される情景に魅入ってきました。 実際に絵の前に立った時の、 画家の姿を想像しながら、その情景の中に誘われるような独得の感覚。 時を超えることがで...
ぱんせどフランセ | 2024.03.18 Mon 11:16
京都「えき」、イッタラ展へ。 すること、いっぱい。やる気もある。 しかし、頭の中がわちゃわちゃで落ち着かない。 これはもう、頭の風通しだと、いただいた招待券を手に出かけてきました。 一つひとつの作品に、魅入りました。 フォルム、色、透き通るガラスをとおして生まれる光と影。 吸い込まれるような感覚に身を委ねていると、心が凪いでいきました。 しーんと、心が澄んでいくのを感じました。 なかでも「氷...
ぱんせどフランセ | 2024.03.08 Fri 23:19
裕幸『逃げんなよ お前は俺のオモチャだろ』 稲葉『壊れちゃう!壊れちゃうよ!』 Samael『ケッ ふざけんな』 美奈子『(一夫の写真を見ている)』 裕幸『何もわかんねーようだな』 志門『ヒィィィッ』 裕幸『そうこなくちゃな』 一夫『おまわりさ~ん!』 裕幸『100万年はえーんだよ』 邦子『(放屁)』 裕幸『なに慌ててるんだ?』 伸次『吐いちゃう!吐いちゃうよ!』 裕幸『見破るのみ』 尚登『(宮沢の写真を見ている)』 裕幸『気持ちいいって言えよ』 稲葉『(女物の下着を穿いて四つん這いになる)』 イエス『もう ...
天才・裕幸のブログ | 2023.12.26 Tue 12:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では第10回日展。 会場風景。 日本画、洋画で特に印象深かった作品は、 日本画23点、洋画10点。 洋画を2回に分けて紹介する後半です。 道化師 会員 田中里奈 Lace又は刺繍 会員 小関修一 いつの世も目指したのは平和のはず 会員 渡邊裕公 夕景・安曇野 会員 歳嶋洋一朗 うしろの鏡 会員 桑原富一 写真:筆者撮影 20231122 鑑賞
画廊めぐりノート | 2023.12.01 Fri 05:03
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では第10回日展。 洋画第1室会場風景。 日本画、洋画で特に印象深かった作品は、 日本画23点、洋画10点。 洋画を2回に分けて 紹介してゆきます。 さて、日本画の23点に対して、洋画が10点、 前回までの日本画については、 各作品に対してコメントを付けたのに、 洋画はコメント無し。 その理由を自己分析してみると、 優れた日本画は、作品は窓であって、 その向こうの世界を予感させるのに対し、 優れた具象系洋画は、 優れた人...
画廊めぐりノート | 2023.11.30 Thu 04:55
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では第10回日展。 日本画を4回、洋画を2回に分けて 紹介する日本画の最終回です。 夏至の旋律 準会員 棚町宣弘 実に難儀なモチーフですが、 全く意に介することなく、 真っ向からとことん描き切っています。 風景画になりにくい美ですが、 描くことでこのように美が刻まれます。 椅子の上の 準会員 大?多実穂 座面に実を付けた蔓が置かれた 椅子だけなのですが、 逆にそれだけで絵画になってしまう、 再現性で...
画廊めぐりノート | 2023.11.29 Wed 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では第10回日展。 日本画を5回、洋画を2回に分けて 紹介する日本画の3回目です。 神々の島 会員 佐藤俊介 強い調子でコンクリートの桟橋が中央を貫き、 画面はシンメトリーの枠がはめられますが、 抗するように各部がうごめきます。 秘められた力が予感されます。 冬隣り 会員 森 美樹 大きな余白、限られた色数、平面的な構成で、 安定の日本画のはずですが、 密度の濃い描き込みによる独特の世界観で、 絵...
画廊めぐりノート | 2023.11.28 Tue 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では第10回日展。 日本画を5回、洋画を2回に分けて 紹介する日本画の2回目です。 天体観測 特選 福田季生(きはる) 日本画の得意技の、 装飾性豊かなフラット図像ではあるのですが、 どうもそこに居座らず、 すがすがしい生気も立ち上がります。 なぜだろうと、しばし眺めていました。 蓮 特選 小木曽 登 ありがちなモチーフに挑む以上、 独自性、新規性が求められますが、 充分以上に完成度の高い新たな境地に...
画廊めぐりノート | 2023.11.27 Mon 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では第10回日展。 日本画第1室会場風景。 日本画、洋画で特に印象深かった作品は、 日本画23点、洋画10点。 この隔たりには我ながら違和感がありますが、 これが先入観なしにじっくり鑑賞した結果です。 特に日本画の若い番号室の充実ぶりには、 毎年ながら、圧倒されます。 それでは日本画を5回、洋画を2回に分けて 紹介してゆきます。 舟屋 特選 竹内昌二 漆黒の向こうに白い陽光。 写真ではモノトーンに見...
画廊めぐりノート | 2023.11.26 Sun 04:55
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