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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、木村太陽展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーYour Neck in the Woodsー。 ※neck of the woods:近所、界隈 美術は視覚を拠り所にした表現なので、 言語(文字・記号)で簡単に正確に伝えられる「情報」ではなく、 それではうまく伝えられない「感じ」を、 なんとか伝えようとする手段といえます。 それでは、これらの作品群はどんな「感じ」を 観る側に伝えようとしているのかの思索が、 鑑賞体験となります。 オブジ...
画廊めぐりノート | 2023.07.07 Fri 05:14
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか C−View(中央区京橋3-4)では、 吉雄介(YOSHI Yusuke)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー彦・豆+頁ー。 共通作品名は「FACES」。 ※豆頁(まめページ)=頭 ※彦頁(ひこページ)=顔 トタン(亜鉛めっき鋼板)による立体作品。 板材から立体を作るには、 目的とする立体から展開図を逆算的に作図し、 各パーツ平面を接合してゆくという手順のはずです。 最初から塊の、粘土、石か木から 削ったりくっ付けたりというのとは、 次元の異なる手間...
画廊めぐりノート | 2023.07.06 Thu 04:33
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4)では、 狩野涼風(carino suzuka)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーasobiー。 テキスタイルという制作スタイルは、 その素材の属性により、 風や空調で簡単に動いたり、向こうが透けて見えたり、 そもそも形態が固定されないという点で、 なにかと決定されない、 状況型、体験型、その場的アートといえます。 作家は、テキスタイルの成り立ちの曖昧さを 増幅して見せます。 既製品の、チープな目玉クリップと水色のリボンが、 ...
画廊めぐりノート | 2023.07.05 Wed 05:34
マティス作品に積極的な興味を持って鑑賞したのはこれが初めて。デトロイト美術館展で窓の大作に目を奪われたことはあったけれど、制作途中で終えたような作風はぴんと来なかった。 今回は作家活動の初期から最晩年に至るまでの道のりを辿れる展覧会。全体を通してみると、ロザリオ礼拝堂がマティスの最高傑作のように感じられ(ステンドグラスの神々しさ!)、新たな表現方法の模索は結果として、全て祈りの場の創造の為だったのかもしれないと妄想した次第。 個人的ハイライトは「豪奢、静寂、逸...
Un gato lo vio −猫は見た | 2023.06.25 Sun 16:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 デビ―・レダ(Debbie Reda)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーMake a wishー。 先端が丸まった円筒にディフォルメされた(恐らく)少年。 異様に大きな目と、黒丸の口が顔の構成要素で、 帽子がシチュエーションのヒントになっています。 横顔なら目は一つで、 正面なら、二つ目の目は、 不思議なことに、蝶結びが付いたアイパッチになっています。 描かれるのは、少年の姿形ではなく、 あてもなく想像し...
画廊めぐりノート | 2023.06.19 Mon 05:06
地元の展示会でご一緒している中村春日さんの展示、ギャラリートークにお邪魔してきました。 JUGEMテーマ:美術鑑賞 軽いオープニングパーティも兼ねていて、コロナでこういった交流、久しぶりで楽しかったです。☺️ 100号から展示されていて、見応えがありました。 17日まで、お近くの方は是非^_^☺️ 中村春日展GlazedDaily.2 2023年6月7日(水)〜17日 (土) *12(月)・13(火)休廊 13:00-18:00 (Last-16:00) ギャラリートーク 6月10日(土) 16:00〜 作家在廊...
くまきち@kyonyamamoto | 2023.06.18 Sun 12:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ルーヴル美術館展 愛を描く 展に、ギリギリですが行ってきました。 ようやく時間予約制はなくなり、並んだ順に入場です。 土曜日ということで、国立新美術館の一階構内一杯に、長蛇の列になっていました。 いつもの美術館巡りの友人も、コロナであまり顔を合わせてなかったので積もる話もあり、まずは地下のカフェでお食事とおしゃべり。 メインはお互いの体調関連の話になりがち。 大腸ポリープに差し歯に血糖値片頭痛・・・・。 ここ10年ぐらいは...
くまきち@kyonyamamoto | 2023.06.18 Sun 11:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 NICHE GALLERY(中央区銀座3-3)では、 内山吉隆 個展。 展覧会タイトルは、ーあるこれからの青春譜ー。 筆者の鑑賞対象は作品のみで、 作品のみに徹するので、 画家の属性は興味の外で、 展示されている同じ画家の他の作品も、 別の作品に移った途端に興味の外になります。 全体を振り返れば、 抽象から具象への振り幅が大きいことに気付きますが、 その多様性は1点1点の鑑賞時には忘れています。 人は起きている時はもちろん、 寝ている時も夢として、 あるいは...
画廊めぐりノート | 2023.06.18 Sun 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 StepsGallery(中央区銀座4-4)では、うのぜみ2023展。 会場風景。 中濱尚紀、成山亜衣、宇野和幸の3人展。 展覧会タイトルは、 ーU know they mean 2023 「たしからしさのうわがき」ー。 確かに抽象画制作は、 画家が描くことの増幅、拡張、展開、否定の重なりで、 画家にとって確からしいことを 視覚化する行為のように思われます。 成山亜衣は、 見えたことと、見えた状況を、 等価に扱うことで、 画面上を混乱させつつ、 感受の在り様をストレートに描きます...
画廊めぐりノート | 2023.06.17 Sat 04:34
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、横須賀幸男展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーPareidolia IIー。 パレイドリアとは、 雲の形や、天井板の木目、月の模様などから、 勝手に、自然に、 具体的な何かの姿形が連想される心理現象のこと。 同じモノを見ているのに、 見る人によって、あるいは、見方によって、 連想されるモノに差異が生まれるのが 面白いところです。 純度(抽象度)の高い抽象画においては、 画家の意図と、 見る側の捉え方の相違が生じるのは、...
画廊めぐりノート | 2023.06.16 Fri 04:59
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