[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房1・2・階段下(中央区銀座1-9)では、 江波戸 冽(Ebato Kiyoshi)展。 会場風景。 止むに止まれぬ。 描かざるを得ない、造らざるを得ない。 本能に近い欲求を、 そのまま自然に解き放った感じ。 それでも自己完結では終わらず、 他者への回路も開くため、 恐らくこのあたりが作家の苦労のしどころと思われますが、 作品の存在価値に、鑑賞されることが意識され、 美術作品に着地させています。 モチーフは人ですが、 何か特別な思い入れが込められた風でも...
画廊めぐりノート | 2023.06.07 Wed 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、馬場敬一展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーゴールデンデイズー。 棺桶に入っている骸骨といった趣。 段ボールで造形して、透明樹脂で固め、 レリーフ状半立体作品になっています。 作品は、艶々していて、妙に生気があって、 モチーフの割にはおどろおどろしさはなく、 まあ、こうなりました、仕方ないです的な、 諦観が漂います。 死体を棺桶に入れて土葬して、 何十年もたてば、 骨だけが残って、いわゆる骸骨状態になり...
画廊めぐりノート | 2023.06.06 Tue 04:42
JUGEMテーマ:美術鑑賞 銀座K's Gallery-an(中央区銀座1-13)では、浜中伸夫展。 会場風景。 シリーズ化された抽象表現。 全てに共通の二重丸と水平、垂直線が入っています。 画像の方は絵具が沁み広がったようですが、 作画手順も共通です。 白紙の紙に、同一の図形を作画し、 それを「的」と見立てて、 一気に筆を走らせます。 絵具の痕跡を吟味し、そこから面白いアウトラインを 見つけ出し、 アウトラインを残しながら、 その範囲内に白い絵具を塗り込んでゆくという描画法です。 特...
画廊めぐりノート | 2023.06.05 Mon 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 銀座K's Gallery(中央区銀座1-13)では、中吉京子展。 会場風景。 青なり、赤なりのしっかりした色が 形というか、居場所を確保していて、 そこから画面は動き始めているようです。 筆致は荒っぽく見えますが、 よく見るとじわじわと塗り進めたようで、 問いかけ〜気付き〜確認みたいな 内面の行き来が、 画面に現れているようです。 詩のように、 言葉という意味の限定されたツールではなく、 色の広がりだけによる図像は、 特定も限定もされず、 意味不明...
画廊めぐりノート | 2023.06.04 Sun 04:55
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B・C(中央区京橋3-9)では、?橋俊明展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー静謐の彼方へー。 灰色の直方体と青色の壁が 何か呼応するように向かい合っています。 B室、C室に一組づつ置かれ、 壁には小品の平面作品が展示されています。 立体と壁のセットを、 様々な視点から眺めることになります。 それぞれの関係が変わってきて、 それにともない、イメージも変わってきて、 非日常的な鑑賞体験になります。 ※壁の小品がノイズに感じられました。 自...
画廊めぐりノート | 2023.06.03 Sat 04:44
JUGEMテーマ:美術鑑賞 木之庄企畫(中央区京橋2-11-11)では、谷口ナツコ展。 会場風景。 奥行きがなくフラットで、装飾的な画面。 円が多用された様々な図像、 それらが連続したさらなる図像が展開します。 一方、人や花など、具体的に理解できる形にはならず、 文様のままで増殖してゆきます。 画面から受けるイメージはとりとめがなく、 逆に、観る側がそれぞれ勝手に、 〜に見える、きっと〜に違いないなどと、 想像、妄想を膨らませる自由があり、 絵画にはたくさんの「きっかけ」が仕込まれて...
画廊めぐりノート | 2023.06.02 Fri 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SILVER SHELL(中央区京橋2-10)では、 森 桜子(Saqura Mori)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーみだり みどりー。 色々なものや場面が、特に整合性を意識されずに、 一つの画面に収まっています。 それで一枚の絵になっていることに、 軽く感動を覚えます。 ベタな連想ながら、 マティスはアトリエと窓の向こうの要素を、 融合させながら、 画面だけの絵画空間を作り上げましたが、 この作家は、そっちへ行かずに、 絵画空間ではなく、画面構成に向かったようです...
画廊めぐりノート | 2023.06.01 Thu 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー麟(中央区京橋2-6)では、鈴木淳夫個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー色の年輪ー。 遠目では何となくモアレ感のある単色面ですが、 近付くとその成り立ちが徐々に見えてきて、 その「徐々」の変化は、 視覚情報と画法の理解と合わさって、 かなり刺激的な鑑賞体験となります。 鑑賞距離による「徐々」を文字化すると、 複雑な成り立ちの色面だなあ、 成り立ちには規則性があるな、 その規則性は色の年輪のようだ。 なるほど、この画法で、この視覚体験が...
画廊めぐりノート | 2023.05.31 Wed 05:13
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、 南谷富貴(なんや ふうき)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーLandscape scene zeroー。 会場に入れば、 木彫というか、木製のオブジェがずらりと展示されていて、 それだけで嬉しくなってきます。 同じサイズ、テイストの異なる作品。 あたかも同じ旋律(素材)を、 歌詞やリズムを変えることで、 違う曲になりながらも、 同じニュアンスが底流にあるようです。 今回の素材は、解体された古建築由来の廃材。 あめ色...
画廊めぐりノート | 2023.05.30 Tue 04:33
JUGEMテーマ:アート&クラフト JUGEMテーマ:美術鑑賞 ドラードギャラリーの「アリスの大博覧会受賞者展」と「うお個展」に行ってきました。 アリスの大博覧会という展示で、各賞を取られた方の展示ですので粒ぞろいでした。 各作家さんのアリス。 みんな可愛くて素敵でした。 うおさんは、ドラードギャラリーのスタッフをされている方で、私たちの個展の際にはとてもお世話になりました。 作家活動もされているですね。  ...
くまきち@kyonyamamoto | 2023.05.29 Mon 17:05
全1000件中 131 - 140 件表示 (14/100 ページ)