[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、森本猛展。 会場風景。 淡い色の画面に、複雑で深みあるマチエール。 観ていて自然と気持ちが落ち着いてくるような、 ゆったりした時間が流れています。 描かれたのは、 具体的なモノではなく、 感じ取った何か。 それを絵画にするためには色、形に委ねるしかなく、 輪郭のあいまいな四角い形が、 灰色の背景に置かれ、 四角のわずかな色合いがぽっと浮かんでいます。 四角い形は、 その形を維持することへの執着は無いよう...
画廊めぐりノート | 2022.03.20 Sun 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7)では、 ポーラ ミュージアム アネックス展 2022:前期。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー主題・素材を超えてー。 過去に公益財団法人ポーラ美術振興財団での 若手芸術家の在外研修に対する助成において、 採択されたアーティストの中から、 前後期に分けて、合計6名の作家の展示。 似ているぐらいなら、 いっその事「そのもの」を出現させてしまう。 そんな印象でした。 稗田直人の展示エリア。 ...
画廊めぐりノート | 2022.03.19 Sat 04:59
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房1・2+階段下(中央区銀座1-9)では、?橋恒道展。 展覧会タイトルは、ーモチーフ ー。 具体的な何かが具象的に描かれています。 マクロな風景のようであり、 覗き込んだミクロの世界の様でもあります。 写実的に描かれた鉛筆デッサンの作品が 1点だけあります。 画家が見たものを、 見えた通り描くとこうなりますという この作品のメッセージは、 逆に、他の幻想的な作品は、 画家が見たものを、 見たいように描くとこうなります、という、 モチーフと作品との間...
画廊めぐりノート | 2022.03.18 Fri 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、杉山 綱展。 会場風景。 画面は素早く走るタッチの 大胆な筆跡で覆われていますが、 別レイヤー的に、 シャープで有機的な形状が重ねられ、 二つの次元がせめぎ合う場になっています。 この有機的な形状は、 スイスの作家、ゾフィー・トイバー=アルプ(1889−1943)の テキスタルデザイン由来のようで、 完全に主観的な作業である絵画制作に、 第三者の痕跡を大胆に取り込むことによって、 絵画は内面の発露以外に、 ドライに別の様...
画廊めぐりノート | 2022.03.17 Thu 04:58
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 F(中央区京橋3-9)では、菅 広展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー側面ー。 紙に鉛筆による平面作品。 描かれたのは画家にとっては文字なのかもしれない 短い線の集散。 詩にならない詩の推敲のように、 「書いては消し」が繰り返され、 消された跡も表現の一部になっています。 「書いては消し」のあまりにも多い繰り返しに、 紙が耐えられなくなり、 何カ所かが破れてしまいます。 作家が紙を裏返してみると、 当然、同じ穴が開いていて、 作家...
画廊めぐりノート | 2022.03.16 Wed 04:54
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 e(中央区京橋3-9)では、 トウキョウタカシ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー四季シリーズの第3部:秋編ー。 写真の登場によって、 絵画はモチーフを、平面上に正確に再現するという 機能から解放され、 見た通りではなく、 見えたように、見たいように描く自由を得ました。 今回の作品の面白みは、 一旦撮った写真を、 分解、加工、再構成することで、 作家が感じ取った内面の状況の 再現を試みていることです。 その再構成は立体化を伴い、 空...
画廊めぐりノート | 2022.03.15 Tue 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 東京国立博物館のポンペイ展に行ってきました。 上野公園口はいつ行ってもワクワクして大好きな場所です。 ずいぶん整備が進み、駅前にあった横断歩道もなくなりスムーズに公園に行けるようになりました。 今は、西洋美術館は改装工事に入ってしまい、少し寂しいですが、前庭などを作られた当初のレイアウトに戻すとのこと、楽しみですね。 ポンペイを知ったのはずいぶん昔、中学ぐらいのころでしょうか。 発掘作業が始まり亡くなった人の、その時の瞬間が...
くまきち@kyonyamamoto | 2022.03.14 Mon 10:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 C(中央区京橋3-9)では、小林志保子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーLINEー。 画面では、か細い縦線が幾筋か走っています。 見えている状況から、 地に図(線)を描いた結果であると、 勝手に想定しますが、 近付いて仔細に眺めれば、その前提が反転します。 画面は縦線で区画されていますが、 区画された面の様子が左右で微妙に違っていて、 ということは、 線は、塗り残された地で、図が色面なのです。 色面はうすく溶いた油絵具を何度も塗り重ね...
画廊めぐりノート | 2022.03.14 Mon 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9)では、金澤安宏展。 会場風景。 壁掛けの立体作品。 色や構成が多様なシリーズ(イリアト)と、 水平線とモノクロのシリーズ(カゲイロ)があります。 イリアトは、着色、加工された板が組み合って、 一つの立体を構成しています。 その成り立ちはパーツを組み合わせた レトロエンジンを思わせます。 一方で、多くの色による面構成により、 建築的な大きな空間も連想させ、 これらの小さな立体は、 観る側を自由で楽しい妄想を誘いま...
画廊めぐりノート | 2022.03.13 Sun 05:14
ドラードギャラリーW個展でご一緒した、aomanaさんの和紙作品の展示に伺ってきました。 会場は世田谷美術館のギャラリー。 猫絵の方で有名なaomanaさんですが、和紙作家さんでもあるのです。 元々、世田谷で行われていた和紙を学ぶ教室で基礎をしっかり経験されています。 あいにくその教室は終わってしまったようですが、その時の絆はしっかり継承され、世田谷美術館のギャラリーでの展示が続いているそうです。 aomanaさんの作品は半立体というか、インスタレーションに近い作品で...
くまきち@kyonyamamoto | 2022.03.12 Sat 22:52
全1000件中 581 - 590 件表示 (59/100 ページ)