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JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、baanai展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーUNLOGICALー。 遠目では、画面一面に同じ調子で描かれた、 オールオーヴァーな抽象表現に見えます。 美術鑑賞的にはそれだけでも大丈夫というか、 充分面白いです。 細かい集積で、全体の何かが 静かに語られます。 近付き、その実態が分かれば、 印象というか、画面の意味が一変します。 いくつかの文字らしき記号で埋め尽くされていて、 判別しにくいのですが、 それらの記...
画廊めぐりノート | 2022.03.02 Wed 05:08
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 ジャスティーン・ヒル展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーAlternatesー。 観ていてワクワクしてくるような、 感性を直接刺激してくる波動を感じます。 絵画が四角い平面なのは、 制作、展示、保管、物流など、 鑑賞物として、なにかと都合がいいのと、 窓が四角いように、 別の世界を覗くうえで、 感覚的にしっくりくるのでしょう。 一面の画面上での描画は、 重ねたり削ったりと、 すべてが同一画面上での作業と...
画廊めぐりノート | 2022.03.01 Tue 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 二川和之展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー地球は人間がいなくても困らないー。 精緻に描き込まれた風景。 その風景にはしっとりとした水気と、 それに支えられた豊かで瑞々しい生気が漂います。 描かれた風景は完璧に再現されているようですが、 画家の発想はそこではなく、 見た風景ではなく、 風景に何を見たのかを描こうとしています。 普通の人にとっては、 綺麗な風景は綺麗なままですが、 二...
画廊めぐりノート | 2022.02.28 Mon 05:06
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、山下耕平展。 会場風景。 顔が、顔だけが正面から大きく描かれています。 単純化されたドローイングに見えますが、 画面上の事態はそう単純ではなく、 直接描写やコラージュが混在しています。 同時にそれらの画法の 複雑さ、面倒さは前面に現われず、 淡々と、大きな顔にとどまっています。 無表情な人は、無感情ではなく、 感情が意図的に押し隠されたり、 逆に、様々な感情が 同時に現われているのかもしれません。 人は、...
画廊めぐりノート | 2022.02.27 Sun 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、平澤重信 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー時の縫い目ー。 遠目だと小刻みな筆致で塗り込められた、 中心や周囲、重心や、奥行きのない、 オールオーヴァーな画面に見えますが、 近付いて仔細に眺めれば、 ちょうど、夜空の雲の切れ目から星が見えるように、 小さな様々なものが見えてきます。 記憶のある場面のように、 夢の断片のように、 妙に明確なものと、 漠然とした空間や体感のようなものが、 混在しつつもそれぞ...
画廊めぐりノート | 2022.02.26 Sat 04:59
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、 越前谷嘉高(ECHIZENYA Yoshitaka)展。 会場風景。 画面では、特定の空間(囲われた場)が想定され、 そこに様々な事物が配置されています。 そこでは、噴火や洪水など、 大規模な自然現象が起こっていて、 それら、場や、モノ、コトの 理不尽にみえる混在、並置によって、 画面は只ならぬ雰囲気のはずなのですが、 デ・キリコの空間のように、 妙に静まった時間が流れます。 構想力、構成力、 それらを絵画に納める画力に感心...
画廊めぐりノート | 2022.02.25 Fri 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、石倉彩子展。 会場風景。 とてもきれいで爽やかな色合いの葉っぱのような形が、 群れ合って、浮遊しています。 作品名を読むと、 特定の事物や風景ではなく、 思わずとっていた仕草や、 ふと沸いたある思いなどの 言葉への置き換えのようです。 作品も、 そのような何事かが、 植物の形をまとったようです。 多くの抽象画は、 観る側にとっては、意味不明の色形なので、 暗中模索の鑑賞体験となりますが、 このように、 ...
画廊めぐりノート | 2022.02.24 Thu 05:14
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、大島麻琴・松田豊美展。 共に純度の高い抽象表現ですが、 表現された内容には 大きな違いがあります。 松田豊美は画面に多種の色による 多様な筆致が残っています。 この小刻みに色を変え、筆を動かすことで、 それらの総体が一つの画面に集約されつつも、 それぞれの色面はそれぞれであり続けています。 もっと密に塗り込められていたら、 部分は全体の中に吸収され、 中心や周囲、重さのバランスなどの 「調子」が薄まったのでしょう。 ...
画廊めぐりノート | 2022.02.23 Wed 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery Cellar(中央区京橋3-9-2)では、 Maki Hosokawa(細川真希)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーplaygroundー。 細川真希は自身が生み出したキャラクターたちを、 様々な舞台を設定して、 そこで活躍させ、 オリジナルの世界観を、 清々しいまでにあっさりと変換させてしまいます。 筆者が鑑賞した前回の個展では フェルメールの世界に憑依して、 明るく楽しいフェルメールを創造しましたが、 今回は、アンディ・ウォーホルの「キャンベルスープの缶」に 乗り...
画廊めぐりノート | 2022.02.22 Tue 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 柴田悦子画廊(中央区銀座1-5)では、森田舞個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーcontrast 2022ー。 東アジア絵画のなかへー収斂と拡散ー。 多摩美術大学の日本画専攻を卒業した 日本、中国、韓国、台湾出身の作家によるグループ 東アジア絵画研究会。 リレー形式で月に一度個展を行い、 最後に、技法を墨と紙に限定したグループ展の開催となるそうです。 今回は森田舞の個展。 「contrast 2022 ?」 漆黒の空間に大きな穴が開いていて、 そこから煙のような気体...
画廊めぐりノート | 2022.02.21 Mon 04:52
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