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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ユカ・ツルノ・ギャラリー(品川区東品川1-33-10)では、 松川朋奈展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーMy flower will never dieー。 パネルに油彩画のスーパーリアリズム。 これは本当に、油絵具を筆にとって、 人の手で描かれた現物なのだろうかと、 吸い込まれるように 見入ってしまいます。 理解を超える人の技は、 シンプルに感動を誘います。 絵画は、写真が世に広まる20世紀の初頭以降、 モチーフの正確な二次元上の再現という、 役割、機能から解放された結...
画廊めぐりノート | 2022.03.07 Mon 05:08
JUGEMテーマ:美術鑑賞 TSCA(品川区東品川1-33-10)では、斎藤義重展。 会場風景。 斎藤義重(さいとう よししげ、1904ー2001)は、 筆者にとっては現代美術史上の作家なので、 このように綺麗な状態の作品を前にすると、 戸惑うとともに、 これらは現在におけるアップツーデートな 画業であることが再認識できます。 多摩美術大学教授時代の斎藤義重教室からは、 関根伸夫、吉田克朗、成田克彦、小清水漸、菅木志雄など、 「もの派」の美術家が数多く生まれたので、 日本戦後美術の教育者として知ら...
画廊めぐりノート | 2022.03.06 Sun 05:03
穏やかな日差しに春を感じる今日この頃、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。さて、みぞえ画廊では「いのくまさんとマチス先生展」を3/6(日)まで開催中です。 戦後の抽象絵画を代表するアーティストのひとりである猪熊弦一郎は、1938年憧れのパリに渡りアトリエを構えます。アンリ・マチスに会い、「自分の表現とは何か」を問い続け、その後の画家人生においても作風を時代とともに変えていきます。本展では猪熊弦一郎の日本初公開となる大作を含め作品33点の他、マチスの油彩作品、素描、版画なども合わせてご覧いた...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2022.03.05 Sat 18:08
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Tokyo International Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 菅原玄奨・東城信之介展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーHave you ever seen a ghost?ー。 立体の菅原玄奨と平面の東城信之介の二人展。 共に同じ調子のグレートーンの色合で、 さらに、展示会場の床、天井がグレーで、壁面が白で、 色というものがなく、 会場に入り、移動すれば、 捉えどころのない一方で、 存在だけが実感される、 靄の動きのような予感に囚われます。 FRPによる菅原玄奨の立体...
画廊めぐりノート | 2022.03.05 Sat 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MU GALLERY(品川区東品川1-32-8)では、 KAZUSA MATSUYAMA個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーDaydreamー。 日常の一コマを切り撮ったかのような、 ごく普通の場面が、 イラスト的に描かれています。 多くの面はぺったりと塗り込まれていますが、 顔の一部などが 絵の具のねっとりしたマチエールも生々しく、 ラフな感じで筆が走っています。 そのような、部位ごとの表現方法のギャップが刺激的で、 画面は、 作家のモチーフに対する感性の強弱の揺れが ライブで現...
画廊めぐりノート | 2022.03.04 Fri 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 YUKIKOMIZUTANI(品川区東品川1-32-8)では、稲葉友宏展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーTHE STORIES THAT YOU SEEー。 動物がモチーフの金属による立体作品。 と書けば、確かにその通りなのですが、 その成り立ちは特徴的で、 観る側を、鑑賞という視覚体験から、 意識の浮遊へと誘います。 絵画がイリュージョンであることは、 作り手、受け手ともに自明な前提に対し、 立体作品は一旦は現前の実体として認識されます。 具象彫刻ならモチーフの再現が目指され...
画廊めぐりノート | 2022.03.03 Thu 04:41
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、baanai展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーUNLOGICALー。 遠目では、画面一面に同じ調子で描かれた、 オールオーヴァーな抽象表現に見えます。 美術鑑賞的にはそれだけでも大丈夫というか、 充分面白いです。 細かい集積で、全体の何かが 静かに語られます。 近付き、その実態が分かれば、 印象というか、画面の意味が一変します。 いくつかの文字らしき記号で埋め尽くされていて、 判別しにくいのですが、 それらの記...
画廊めぐりノート | 2022.03.02 Wed 05:08
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 ジャスティーン・ヒル展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーAlternatesー。 観ていてワクワクしてくるような、 感性を直接刺激してくる波動を感じます。 絵画が四角い平面なのは、 制作、展示、保管、物流など、 鑑賞物として、なにかと都合がいいのと、 窓が四角いように、 別の世界を覗くうえで、 感覚的にしっくりくるのでしょう。 一面の画面上での描画は、 重ねたり削ったりと、 すべてが同一画面上での作業と...
画廊めぐりノート | 2022.03.01 Tue 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 二川和之展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー地球は人間がいなくても困らないー。 精緻に描き込まれた風景。 その風景にはしっとりとした水気と、 それに支えられた豊かで瑞々しい生気が漂います。 描かれた風景は完璧に再現されているようですが、 画家の発想はそこではなく、 見た風景ではなく、 風景に何を見たのかを描こうとしています。 普通の人にとっては、 綺麗な風景は綺麗なままですが、 二...
画廊めぐりノート | 2022.02.28 Mon 05:06
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、山下耕平展。 会場風景。 顔が、顔だけが正面から大きく描かれています。 単純化されたドローイングに見えますが、 画面上の事態はそう単純ではなく、 直接描写やコラージュが混在しています。 同時にそれらの画法の 複雑さ、面倒さは前面に現われず、 淡々と、大きな顔にとどまっています。 無表情な人は、無感情ではなく、 感情が意図的に押し隠されたり、 逆に、様々な感情が 同時に現われているのかもしれません。 人は、...
画廊めぐりノート | 2022.02.27 Sun 05:02
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