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JUGEMテーマ:美術鑑賞 Contemporary tokyo(品川区東品川1-32-8)では、 YUYA SAITO展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーDisaster Slideー。 二次元で表現されているので、 制作行為としては絵画に違いありませんが、 基材が大きく湾曲し、 周囲がギザギザと刻まれることで、 観賞体験は体感そのものになります。 鑑賞は純粋な絵画鑑賞ではなく、 絵画が介在する一つの場面との出会いとなり、 この場面に漂うのは、 エネルギーを内包するパーツ群の混在による、 ノイズ、喧噪です。 一...
画廊めぐりノート | 2022.01.11 Tue 04:31
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SOKYO ATSUMI(品川区東品川1-32-8)では、 ジョン・メイソン(John Mason) (1927-2019)展。 会場風景。 陶芸を表現方法とする立体作家。 粘土は自由に扱える素材なので、 陶系作家の作品は、 細かい造形や有機的なフォルムが多い傾向がありますが、 ジョン・メイソンの作品は、 直線、平面で構成される 硬質な幾何学的フォルムです。 同時に陶らしい温かみがあって、 カチッとしている作品に、 内面を思わせる深みが潜んでいます。 陶らしさを生...
画廊めぐりノート | 2022.01.10 Mon 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 gallery UG Tennoz(品川区東品川1-32-8)では、 戸泉恵徳(Keitoku Toizumi)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーSilent Glitterー。 これは引き伸ばされた写真ではなく、 人がアクリル絵具で手描きした絵画の現物であるという、 事実に圧倒されます。 絵画鑑賞の肝である、 描かれた内容や込められたメッセージへの思索は 一旦保留され、 現実として目の前に現れた画業の凄みに、 カタルシスを覚えます。 人が手に握った筆で、アクリル絵具で描いたという事実は、 画...
画廊めぐりノート | 2022.01.09 Sun 05:03
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Tokyo International Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 袁方洲(エン・ホウシュウ)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 「中間体ーintermediary compoundー」。 会場には入れば、黒々とした塊が、 床に点在していて、 なんだか枯山水の石庭のようです。 この感覚は風景の再現的要素もありますが、 空気感の共通性が大きいように思われます。 形態のミニマムさにより、 何か根本的な事態と向き合うことになります。 しかし立体群は、 強固な素材感と、形態に対し...
画廊めぐりノート | 2022.01.08 Sat 04:51
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 Connect #2 展。 会場風景。 MAKI Gallery取扱いアーティストによるグループ展です。 6人の作家の作品を一通り観て歩いて、 総評的に感想をまとめるのは不可能ですが、 それぞれに見応えがあったことは確かで、 その見応えは、 既成の方法では表現したいことが表現できないなら、 どうすれば表現できるのかという、 根本に立ち返える覚悟が清々しいからで、 それは、他者と違う事をすることが目的ではなく、 違っていることは、...
画廊めぐりノート | 2022.01.07 Fri 04:58
JUGEMテーマ:美術鑑賞 図面の一部。 このブログでは、 いつもは美術家の作品を紹介して、 その印象を綴っています。 では、筆者自身の作品となると、 本業が建築設計なので、 確かに設計した建物が作品といえなくはないのですが、 ファインアートのように、 思いの丈を作品に込めるという訳にはいきません。 クライアント(絶対王者)の意向、 経済的合理性、 法的、構造的整合性などなど、 無数の制約の中では、 アートと自認できる建築など、 ほぼ実現不可能ですし、 そもそも他人の所有...
画廊めぐりノート | 2022.01.06 Thu 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ANOMALY(品川区東品川1-33-10)では、 篠原有司男(しのはら・うしお) 個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー吾輩のパンチがオーロラに炸裂!ー。 日本語の「行為・行動・実行」の英訳はactionですが、 日本語のアクションは、 「動きの激しい演技」的に意味が限定されます。 ですから、美術におけるドローイング、ペインティングは actionに違いありませんが、 アクション美術となると、 「動きの激しい演技」そのものか、 その成果の意となります。 ...
画廊めぐりノート | 2022.01.05 Wed 05:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 児玉画廊 天王洲(品川区東品川1-33-10)では、flow展。 会場風景。 木下理子・中川トラヲ・宮崎光男の三人展。 宮崎光男の作品。 日本画材による抽象表現。 画面上での語らい方が、 油彩画との違いを強く意識付けられます。 何かを決定するというより、 決定は色のニュアンスに託されているようです。 中川トラヲの作品。 描く行為によって、 画面には筆の痕跡が色の表情として残りますが シェイプドフレームというスタイルによって、 そ...
画廊めぐりノート | 2022.01.04 Tue 05:22
JUGEMテーマ:美術鑑賞 KOTARO NUKAGA(品川区東品川1-33-10)では、 森本啓太展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーAfter Darkー。 夜になっても、人が暮らす所では、 必要に応じて、照明が点灯され、そこだけが明るくなります。 夜なので、辺りは暗くても、 ピンポイント的に明るい場所が点在し、 そこでは人の気配が予感されます。 画家は人工照明で浮かび上がった一場面を、 克明に描くことで、 夜の人の生態系をドライに直視します。 生きる上で、夜という状態は特殊なので、 人は少し無...
画廊めぐりノート | 2022.01.03 Mon 05:03
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、吉野辰海 新作展。 会場風景。 もっと「わけのわからない」抽象表現ならば、 作り手の勝手と、 観る側の勝手は、 平行線のままで構わないと思われますが、 このように、 具体的なモノ(犬)に、 具体的な操作 (空洞にして輪切りにして、ずらしてくっ付ける)がされ、 それが再現的、具象的に表現され、 当然のごとく置かれれば、 何か意味のあるメッセージを伝いたいという意志の元、 直接語り掛けられているみたいで、 どうも、落ち着...
画廊めぐりノート | 2022.01.02 Sun 05:06
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