JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、 塚本猪一郎 作品展。 会場風景。 様々な綺麗な色の形や線が、 画面の中で踊っています。 今、この状態なのは、今だからで、 前や次では、 また違う場面になるようです。 色や形、線は、 何かの象徴や記号化ではなく、 色や形、線そのもので、 それらの関係によって、 観る側の心で、何かが生まれるのでしょう。 それが抽象表現の力ですが、 塚本猪一郎の作品にはやさしさがあって、 広く、緩く、観る側を誘います。 カメラ...
画廊めぐりノート | 2021.12.25 Sat 05:11
JUGEMテーマ:美術鑑賞 一穂堂(中央区銀座1-8)では、 宮廻正明(みやさこ まさあき)日本画展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー異時同図ー。 宮廻正明の作品は、 写実性と装飾性を融合させるというより、 異なるテイストを混在させることで発するノイズを、 そのまま漂わせて、 画面に新しい美の意味を生み出しているようです。 「水切澄」では、 ミズスマシ(水澄)の水面での動きが、 うねる、か細い線の重なりに翻訳されます。 「天水(次元)」では、 漁師から放たれた投網の大きな円...
画廊めぐりノート | 2021.12.24 Fri 05:14
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房1(中央区銀座1-9)では、館 泰子 展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 ーon both sides〈chapter?〉ー。 画面に色が置かれています。 色は、何か特定の物の色というより、 色そのものといった趣で、 色に居場所を与えれば、 色が振る舞いを始めたようです。 色は他の色とではなく、 場と響き合い、 塗るのではなく、 そっと置く事によって、豊かな表情を持った。 そんな印象でした。 写真:筆者撮影 20211130 鑑賞
画廊めぐりノート | 2021.12.23 Thu 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房2(中央区銀座1-9)では、安川緑光展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー注連縄(しめなわ)から?ー。 この写真だと、 禍々しい雰囲気の巨人のように見えますが、 実際、会場でこの作品と向かい合っていると、 植物の成長におけるたまたまの出来事のような 自然な感じです。 もちろん、作品は、自然のままではなく、 作家の自然を畏怖する感覚の造形化で、 観る側は、作品の奥に、 大きな力の存在が予感できます。 見えない力によって、樹林が厳かに立ち上がる、 ...
画廊めぐりノート | 2021.12.22 Wed 04:47
うーん むりっすわ! にゃーん! ホテルでのんびりとモーニングっ! ホテルをちぇくあうと ちたあとは えろえろと 徘徊ちて ついでに 東洋文庫ミュージアムに逝てきたよっ! モリスン書庫が気にいったのれ ポストカード クリアファイル 図録を わざわざ飼ったよぉーん! それから それから 横浜にいどー! &nb...
優良怪員専用 コミュ障の新感覚コミュニケーションくらぶ | 2021.12.21 Tue 20:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房・階段下(中央区銀座1-9)では、寺内直美展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー〇とあそぶー。 古布を染め直して、玉を作っています。 それだけの事なのですが、 それがいっぱいあって、 布の柔らかさ、温かみがあって、 それぞれに少しずつ個性があって、 床に三々五々といった感じで離散集合している様子は、 この状況はかつてのあの場面なんだ、 といった妄想を誘う 親和感に満ちています。 アートの面白みは、 作り手が作品に込めた意味と、 受け手が作品...
画廊めぐりノート | 2021.12.21 Tue 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、山内幾郎展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー断片の、一時的な、再構成ー。 面で構成された立体作品。 平面は不整形にカットされ、接合され、 ギザギザしたシルエットを描いています。 フォルムからは強い波動が漂っています。 各面にはペインティングが施されていて、 その内容は、各面で完結していて、 他面と図像的には連続せず、 フォルムとの整合性もありません。 ※筆者の感想。 二種の造形言語が一つの作品に混在して、 ...
画廊めぐりノート | 2021.12.20 Mon 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 art space kimura ASK?(中央区京橋3-6)では、 大島由美子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーrelief-oruー。 絵画は正面からの鑑賞が前提になっていて、 遠くや近くなど、 距離を変えながらの鑑賞はあるものの、 斜(はす)から見たり、 見上げ、見下ろしなどの鑑賞は 想定されません。 一方で、今回の作品群は、 直線によって画面が区画され、 区画ごとに色を変えていますが、 同時に、区画ごとに面として傾斜したり、 面ごとの奥行きの差によって、 お互いに...
画廊めぐりノート | 2021.12.19 Sun 05:12
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテbis(中央区京橋3-5-3)では、 保坂航子展。 会場風景。 ※三脚は作品ではありません。 展覧会タイトルは、ーみどりこー。 イメージは彫刻家の内側から湧き出ることもあるし、 ある偶然で出会ったものに、 イメージを見出すこともあるのでしょう。 保坂航子は、 石で起こしたフォルムを、ブロンズに置き換えるという、 第三者から見れば、 不可解に手間のかかる制作手法をとっています。 石彫制作の時点での、 内にあったイメージの実体化とい...
画廊めぐりノート | 2021.12.18 Sat 05:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、 AI MARUCHI個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 ー猫のあたまのにおいを嗅ぎたいー。 筆者宅にも30年来、常に犬がいますが、 犬の頭のにおいについて、 意識することはありませんでした。 AI MARUCHIの絵画は、 日常の暮らしの中で、 感じられた かけがえのなさ、得難さの 表現の手段のようです。 何かの拍子で気付いた、猫の頭の匂いが、 生きていることに直接触れた喜びとなり、 それは文字にはならず、 絵画...
画廊めぐりノート | 2021.12.17 Fri 05:13
全1000件中 671 - 680 件表示 (68/100 ページ)