JUGEMテーマ:美術鑑賞 画廊の銀杏もすっかり黄金色に色づき、冬の気配も感じる季節となりました。 さて、みぞえ画廊福岡店では「井上敬一展」を28日(日)迄開催いたしております。井上敬一の類なき世界観を感じられる新作20作品を一挙展示中です。今回はサイズ130号の大作も2点含まれます。秋の陽だまりの下、是非、みぞえ画廊へお立ち寄りください。 新館 展示の様子 新館 展示の様子 キャンパス、額など全て画家自...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2021.11.26 Fri 15:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、 VISIONする・かたち展。 会場風景。 大谷 清・津のだ とも子の二人展。 抽象絵画という広大なフィールドに立てば、 似たようなテイストに見える 二人の作家の作品群は、 似たようなテイストに見えるからこそ、 差異が浮かび上がり、 そこに抽象表現の成り立ちが意識されます。 どこが似たようなのかは、 ともに、円、円弧、曲線が、 画像の枠組みとなり、 鮮やかな色が、 フラットに塗り込まれている点です。 差異は、 ...
画廊めぐりノート | 2021.11.26 Fri 04:48
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、 川島清展。 会場風景。 展覧会タイトルは、「水量ー樹のプラズマ?」。 会場の中央あたりに、 樹皮で、ある場が緩く区画され、 割れた板ガラスがその区画に差し込まれ、 区画の中には、 金属の何かの部品や造形物が、 群れ重なっています。 筆者はこの作品との関係の取り方を決めかねて、 遠回しに眺めます。 集められ、組み合わせられたパーツ群は、 工業製品ではなく、つまり、意味がなく、 樹皮や、ガラス、鉛が、...
画廊めぐりノート | 2021.11.25 Thu 04:46
JUGEMテーマ:にゃんこ JUGEMテーマ:美術鑑賞 先日、一緒にグループ展をしていただいている倉橋さんの旦那様が銀座で展示されていたので、伺ってきました。 倉橋利明展 ギャラリーコバヤシ 東京都中央区銀座 3 – 8 – 12 ヤマトビル B1 Yamato BLDG.,3-8-12 Ginza Chuoh-Ku, Tokyo JAPAN TEL : 03-3561-0515 FAX : 03-3561-7859 11:30 − P.M.7:00 2021年11月15日~11月27日 こちらのギャラリーは地下にあり、階段を下りていき...
くまきち@kyonyamamoto | 2021.11.24 Wed 09:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか C-View(中央区京橋3-4)では、 安藤英次・根岸達江展。 会場風景。 根岸達江の作品では、 自身の沸き起こったことを、 粒子の離合集散、生生流転に置き換えることで、 絵画として見えてきた様子に、 生命の兆しを見出したようです。 安藤英次の作品では、 下に尾鰭の付いた二重の円を、 一つであったり、並べることで、 本来なら無限のイメージを 装飾文様のようにプロトタイプ化することで、 何かとの対面を試みているようです。 根岸達江...
画廊めぐりノート | 2021.11.24 Wed 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、戸島華織展。 会場風景。 展覧会タイトルは、「Acceptanceー告白」。 テラコッタの立体作品と、ドローイングの展示。 共に有機的な形態で、 今ここにあるのは、 最終的に行き着いた状態というより、 生きていると生まれては消える 様々な心のあり様のようです。 心のあり様は色や形態を持たないので、 「無理に」与える必要がありますが、 これらの作品を見ていると、 思いから形へ、 すっと滑らかに流れているようで、 観...
画廊めぐりノート | 2021.11.23 Tue 05:12
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか C-View(中央区京橋3-4)では、 釘町一恵・滝波重人展。 会場風景。 抽象表現の二人展。 絵画は、色と形による図像が表現の手段となりますが、 このように、 異なる二つの作風が並置されていると、 図像の意味の託され方が見えてきます。 釘町一恵の作品では、 形になるきっかけと、 形になった痕跡が混在していて、 何かに対する気付きと、 画家なりの理解という時の流れが、 画面に蠢いています。 滝波重人の作品では、 形にできるという前...
画廊めぐりノート | 2021.11.22 Mon 04:54
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、 吉田収(YOSHIDA Osamu)展。 会場風景。 木彫作品が会場に整列しています。 観る側はその間を巡り歩くことになります。 一つ一つの作品は、 何か特定のモチーフがないものの、 自然物や自然界を連想させる 有機的な形態なので、 一つ一つに注目しながら巡り歩く行為は、 雑木林の中を、 色々な発見や驚き繰り返しながら 歩く体験に少し似ています。 何かを発見したり、驚くためには、 注意深く、感性を尖らせて、 ...
画廊めぐりノート | 2021.11.21 Sun 04:55
JUGEMテーマ:美術鑑賞 NICHE GALLERY(中央区銀座3-3)では、 横井山 泰(よこいやま やすし)個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー不安城ー。 絵画の凄みは、 見える事ではなく、見たい事を 見えるようにしてしまうことですが、 それならCGと機能は似ているものの、 絵画は画家の手の動きと、絵具のマテリアルが、 観る側との生々しい同時性を持つという 臨場感が得難い特長のようで、 それが実感できる作品群です。 この作品はどのような経緯で発想され、 どのような心情で ...
画廊めぐりノート | 2021.11.20 Sat 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 あかね画廊(中央区銀座4-3)では、柳田祐希個展。 会場風景。 油彩画にせよ、日本画、水墨画、版画にせよ、 それらは表現の目的ではなく、 手段に過ぎません。 柳田祐希の作品の図像は水墨画を思わせますが、 それは観る側の先入観に過ぎず、 画家が抽象表現の荒野を巡り巡って、 たまたまこの世界観に行き着いたということです。 モノクロの流動的なタッチは、 その動きによって、 描かくという行為そのものが画面に刻まれます。 描く人は自然界の一部として、 ...
画廊めぐりノート | 2021.11.19 Fri 05:09
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