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JUGEMテーマ:美術鑑賞 NICHE GALLERY(中央区銀座3-3)では、 福田良亮個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、−辿り着いた景色−。 具象と抽象の境界線を進みつつ、 とはいえ、 作家はそのようなことは意識せず、 そこが本質ではなく、 具体的な形になろうが、 意味不明な形になろうが、 描かれたものが、 画面の上で自立を目指すようです。 作品名に、 夜にちなんだものが多いのも、 見えないけど、あることが確信出来て、 感じることができることの暗示の様で、 それが成功...
画廊めぐりノート | 2021.12.14 Tue 04:58
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、浅葉雅子展。 会場風景。 モチーフは若い女性。 普通の人物画のように、 モデル然としたポーズを取るのではなく、 例えば、休みの日のプライヴェートな時間を 無目的に、怠惰に過ごす一場面の様で、 無防備に身を横たえ、 表情も、内面がそのまま透け出した風情です。 画面は、 モチーフの女性と、 主に衣服の模様として現れる装飾的、花模様、唐草模様と、 線画で重ねられた春画の 3レイヤーから成り立ち、 さらに、作品によって...
画廊めぐりノート | 2021.12.13 Mon 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、 續山茂樹(つづきやましげき)展。 会場風景。 抽象的な表現ですが、 木版画らしい柔らかな肌合いが生かされた、 強い調子の独り言ではない、 まわりの人にやさしく語り掛けるような、 親近感があります。 表現されたものは、 内的な心情というより、 内的風景のようで、 観る側も同じ風景を見た記憶を手繰り寄せます。 図形が重ねられた世界では、 ここだけの風景が構築され、 含みのあるトーンは、 観る者たちにスト...
画廊めぐりノート | 2021.12.12 Sun 05:11
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、田中宏美展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーviewー。 画面には線だけが見えています。 その線の流れ方から、 直感的に、 山の稜線のような、 実体としての線ではないものの、 自然の地形に現れる、 視覚的に認識される線という イメージが広がりました。 見えないが感じられるもの。 そこにあることが予感されるもの。 描くことで、 言語のように明確になること。 画面に近付けば、 遠目とは異なる複雑な深みが見えてきます...
画廊めぐりノート | 2021.12.11 Sat 04:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 柴田悦子画廊(中央区銀座1-5)では、 張静雯(Chang Ching-wen)個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 東アジア絵画のなかへー収斂と拡散ー。 多摩美術大学の日本画専攻を卒業した 日本、中国、韓国、台湾出身の作家によるグループ 東アジア絵画研究会。 リレー形式で月に一度個展を行い、 最後に、技法を墨と紙に限定したグループ展の開催となるそうです。 今回は三回目の張静雯(Chang Ching-wen)個展。 日頃見慣れている風景や小景。 特に美しくも...
画廊めぐりノート | 2021.12.10 Fri 05:12
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、 岡本 啓(Akira OKAMOTO)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーStill Lifeー。 描かれたドローイングではなく、 写真を加工した平面作品。 とはいえ、 オリジナルの写真がどのようなものであったかは、 判然とせず、 純度の高い抽象表現になっています。 こうなってくると、 絵画と写真といった手段の違いは、 イメージの醸成という目的にとっては、 決定要因ではないことが分かります。 逆に、手で描いた結果としての ...
画廊めぐりノート | 2021.12.09 Thu 04:30
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、 夏目麻麦(Asagi Natume)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーイキレー。 人や風景を描いているなと、 即座に判断できる具象表現なのですが、 強い違和感が伴います。 デッサンは、 正確で力強く、主体的で、 しっかりした骨格を持ちますが、 それだけに、 画面に漂う危うげで刹那的な趣は、 一体何だろうと、 画面に分け入ります。 量感や奥行き、質感を表現すべき色が、 偶然のように選ばれているため、 画面は落ち着...
画廊めぐりノート | 2021.12.08 Wed 05:11
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、坂田峰夫展。 会場風景。 展覧会タイトルは、「LUX -spectrum-」 写真用印画紙に直接焼き付ける フォトグラムを応用した作品。 記憶の残像や、心象風景など、 図像ではあるものの、 視覚情報としては把握できないこと。 あるいは、そもそも図像を成しているという 自覚すらない、 感覚や、予感のようなもの。 一方で、これらの作品は、 自然現象と化学反応の、 たまたまの振る舞いとして現れた現象が、 自身の見たか...
画廊めぐりノート | 2021.12.07 Tue 04:34
JUGEMテーマ:美術鑑賞 キハ185系による四国一周列車が運転されました。国鉄末期の落とし子キハ185系はJR化後すぐに振り子式車両登場でローカル転用や九州への売却など波乱の車両ですが、国鉄時代の緑帯もJR化後の水色帯も連結された編成はある意味貴重だと思います。(ぉぃ) 東武鉄道のリバイバルカラーの撮影会が行われました。東武鉄道はリバイバルカラーお好きみたいですね。(ぉぃ) 東海交通事業の城北線が開業30周年になりました。都会のローカル線もっと知ってほしいです。(ぉぃ) 「めざましテレビ」のドラ...
Leaf Moon Cherry | 2021.12.06 Mon 19:33
JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、井上誠展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーなごりー。 現代日本画を特徴付ける装飾性は、 例えば、 モデルの着物の柄、文様を、 非現実的な平面的に、 あるいは、場面との整合性を考慮しない 無機質な幾何学的に描くことで、 画面を構成するパーツでありながらも、 回りとの調子を外すことで、 強いインパクトを発する手法にありますが、 井上誠の作品の場合、 装飾性は、場面と直接関係を持たない、 紙(地)の文様として描かれる点に、 ...
画廊めぐりノート | 2021.12.04 Sat 05:09
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