JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、坂田峰夫展。 会場風景。 展覧会タイトルは、「LUX -spectrum-」 写真用印画紙に直接焼き付ける フォトグラムを応用した作品。 記憶の残像や、心象風景など、 図像ではあるものの、 視覚情報としては把握できないこと。 あるいは、そもそも図像を成しているという 自覚すらない、 感覚や、予感のようなもの。 一方で、これらの作品は、 自然現象と化学反応の、 たまたまの振る舞いとして現れた現象が、 自身の見たか...
画廊めぐりノート | 2021.12.07 Tue 04:34
JUGEMテーマ:美術鑑賞 キハ185系による四国一周列車が運転されました。国鉄末期の落とし子キハ185系はJR化後すぐに振り子式車両登場でローカル転用や九州への売却など波乱の車両ですが、国鉄時代の緑帯もJR化後の水色帯も連結された編成はある意味貴重だと思います。(ぉぃ) 東武鉄道のリバイバルカラーの撮影会が行われました。東武鉄道はリバイバルカラーお好きみたいですね。(ぉぃ) 東海交通事業の城北線が開業30周年になりました。都会のローカル線もっと知ってほしいです。(ぉぃ) 「めざましテレビ」のドラ...
Leaf Moon Cherry | 2021.12.06 Mon 19:33
JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、井上誠展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーなごりー。 現代日本画を特徴付ける装飾性は、 例えば、 モデルの着物の柄、文様を、 非現実的な平面的に、 あるいは、場面との整合性を考慮しない 無機質な幾何学的に描くことで、 画面を構成するパーツでありながらも、 回りとの調子を外すことで、 強いインパクトを発する手法にありますが、 井上誠の作品の場合、 装飾性は、場面と直接関係を持たない、 紙(地)の文様として描かれる点に、 ...
画廊めぐりノート | 2021.12.04 Sat 05:09
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、谷下田朋美展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーにじみ出る風景ー。 水彩画の小品。 「電車」という作品は、7.6x5.5cmしかありません。 画面が小さいので、 画家が覗き込んだ風景を、 観る側も覗き込むような 趣になります。 風景を見えたまま描く作品、 風景に見えたことを描く作品、 風景に見出したことを描く作品、 風景から始まる物語を描いた作品。 画家の独特で鋭い感性と、 確かな画力が相まって、 実際の風景は、幻...
画廊めぐりノート | 2021.12.03 Fri 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、扇田克也展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー光と闇のカタチー。 ガラスによる立体作品。 手法としては鋳造で、 モチーフはシンプルな家型のみ。 以上の与条件だけならば、 多くのバリエーションは期待できそうにありませんが、 会場にたくさん並んだ大小の家々を 眺めれば、 それぞれがだた一つの個性を体現しています。 家型は当然、 家~家庭~暮らしへと、 ハードからソフトへと、 連想が進む媒体となり、 着色された...
画廊めぐりノート | 2021.12.02 Thu 04:58
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GalleryK(中央区京橋3-9)では、中村安次郎展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー終わりに始まりー。 暗いタッチの半具象的心象風景。 画面の中には何か認識できるもの、 見ただけではわからないものが混在され、 画面では、明らかに何かが語られています。 抽象画は、 作り手から受け手への、 解説図的 メッセージの正確な伝達が目的ではなく、 曖昧なままの状態から生まれる、 相互の(勝手な)広がりが面白みなので、 今回の作品のような、 画面から滲み出るつ...
画廊めぐりノート | 2021.12.01 Wed 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B・C(中央区京橋3-9)では、 ツトム・ミズタ展。 会場風景。 リトグラフと、 リトグラフを原画とした、 キャンバスパネルに水性インクジェットで印刷加工した、 大型作品。 作品は黒い輪に 有機的な形を抜いて、 淡く綺麗な色を施した図像で、 このように、原寸と特大サイズが並置されれば、 それぞれが作品として成り立っていて、 なるほど、 このようなグラフィカルなテイストは、 様々なサイズで、 様々な美的メッセージを発するのだと、 実感させ...
画廊めぐりノート | 2021.11.30 Tue 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 nca(中央区八丁堀4-3-3)では、 黃品玲(ピンリン・ホワン)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー川面から昇る夢ー。 海原や山並み、 雲や樹木のように見えますが、 奔放に動いた筆の、 動きの結果としての色の重なりが、 そのように見えてしまうようです。 意図して描かずに、 絵筆を 画家自身のありのままに走らせば、 画家自身の良き記憶の断片が、 キャンバスに再生され、 それが観る側に自然と共感を起こすという、 抽象表現の理想形が実現してい...
画廊めぐりノート | 2021.11.29 Mon 05:19
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SILVER SHELL(中央区京橋2-10)では、線 幸子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー記憶する刻ー。 綿を素材とした、平面、立体作品。 筆で絵具を塗り付ける行為は、 画家の意思の赴くままですが、 綿がまずありきならば、 綿をどのように見せるのかという、 大きな制約の中での制作と言えますし、 同時に、綿が物質として持ち合わせている、 人の意思や手先の働きでは成し得ない状態が、 制作の起点になるという アドバンテージもあります。 綿の物質性と作家の美的...
画廊めぐりノート | 2021.11.28 Sun 05:24
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY.b.TOKYO(中央区京橋3-5)では、 町田藻映子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー寡黙なシグナルー。 何かそのものというより、 何かが進行する、何かが存在する ある場面といった趣。 色々なものが連想される小さな塊が、 ※大きいのかも 意思を持つかように 群れ集まっています。 絵画の成せる技であるこの場面は、 絵画化されることで、 半ば強引に既成事実化され、 観る側は、 これに近しい何かを思索します。 小さな塊が独自に持っている何か...
画廊めぐりノート | 2021.11.27 Sat 05:07
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